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noteでスパム行為をするとメタタグに “noindex” を設定されてネットから記事が抹消されてしまうよ

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

つい先日に、クライアントさまから大変に興味深い事実を教えていただきましたので、「しちゃおじ」のnoteを楽しみにしてくれている読者さんと情報共有したく思います。

その “興味深い事実” とは、noteのアカウント及びnoteに投稿している記事の「シャドウバン」についてです!

noteでの「シャドウバン」は、HTMLファイルの<head>要素である<meta>タグに “noindex” を設定することで、Googleを代表とした検索エンジンに、特定のアカウントや特定の記事をインデックス(データベース化)から除外指定することで行われています。

上記の写真は、実際にクライアントさまから教えていただいたクリエイターページのHTMLソースコードをスマホで撮影したものなのですが、赤枠で囲った<meta>タグの部分を読んでいただくと “noindex” の記述を確認していただけるかと思います。

この “noindex” を設定されてしまうと、あなたのnoteアカウントやあなたがnoteに投稿した記事が、Googleを代表とした検索エンジンにインデックス(データベース化)されませんので、言ってしまえばインターネット上に存在しないも同然となってしまいます。

写真の例は、個別記事ではなくクリエイターページのHTMLソースコードですので、つまりは、noteに投稿している全ての記事を含めたアカウント自体が「シャドウバン」状態になっています。

noteでの “noindex” 設定につきましては、「しちゃおじ」がnoteをはじめる以前にちょっとした事件にもなっていまして、情報商材屋さんやアフィリエイト目的のアカウントを中心に、知らぬ間に “noindex” が実装されてしまったユーザーが『なんで勝手にnoindexつけてんの?』と騒ぎになった過去があったのですが、その後にnoteをはじめた「しちゃおじ」がそういったアカウントのHTMLソースコードを確認したときには、既に全員の “noindex” が設定解除されていて、Googleさんにも普通にインデックスがされていました。

ですので、てっきり「しちゃおじ」的には、運営事務局さんに記事を非公開にされてしまうことはあっても、“noindex” 設定による「シャドウバン」はなくなったものと思い込んでいたのですが、上記の例みたく2023年10月現在でも(場合によっては)“noindex” が実装されてしまう事実に驚きました。

“noindex” 設定をされてしまうと「SEO(検索エンジン最適化)」以前の大問題になってきますので、速やかに原因を取り除いてアカウントを修正した後に、運営事務局さんに “noindex” 設定の解除を依頼するしかありません。

ちなみに、上記の「シャドウバン」をされてしまったアカウントはnote開始から3ヶ月しか経過していませんので、割りと最近になって “noindex” を設定されてしまったこともわかります。

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なぜ、「シャドウバン」をされてしまったの?

ここからはあくまで「しちゃおじ」の推測に過ぎませんが、「シャドウバン」をされてしまったアカウント内容を拝見させていただいたところ、以下の3点が気になりました。

✅ 全ての投稿がオンラインゲームのチートツールを販売する有料記事であり、見出し画像などの雰囲気から、情報商材屋さん御用達プラットフォームのBrain系にも見える。

✅ 各記事には数百個の「スキ」がついているが、実際にクリックして確認してみたところ、“初期設定アイコン且つフォロー先が同様” の自作自演アカウントばかりである。

✅ 同様にフォロワーをクリックして確認してみたところ、自作自演のアカウントばかりである。

投稿されている記事の内容までは確認していませんが、ざっくりと上記のような状態のアカウントでしたので、運営事務所さんからしてみれば『そういうの、noteでやめてね!』とのことで “noindex” 設定による「シャドウバン」を喰らってしまったものと推測できます。

基本的に、情報商材屋さん御用達のプラットフォームである「Brain(ブレイン)」や「Tips(ティップス)」などと同様の感覚でそのままnoteに参入してしまうと、既存ユーザーさんからは『なんやこいつ、キモっ...』と思われてしまうだけでなく、運営事務局さんからもマークされてしまう可能性が高くて、いわゆるBrain風のアカウントは例外なくnoteを去っています。

「しちゃおじ」自身も、note開始3ヶ月目に有料記事としてリリースした{個人事業主(フリーランス)の節税対策と無駄な費用をかけない青色申告の方法を徹底解説!}が、運営事務局さんから突然に記事非公開にされてしまい、再公開までに2ヶ月以上もかかっているのですが、元々の記事タイトル{個人事業主のための節税術&日本一やさしい青色申告で合法的無税生活のススメ}からして、いかにも情報商材っぽくてマズかった気がします。

このときの顛末に関しましては、{noteの有料記事(有料note)が公開停止(非公開)から再公開(解除)までの記録一覧ページ}の記事にて時系列にまとめていますのでご興味ある方は目を通していただきたいのですが、記事非公開から再公開までのやりとりを通じて『はぁ? これはいくらなんでも厳し過ぎないか?』と思ったのは事実ですし、この経験を得たことでnoteでのビジネス展開を再考せざるを得なくなった経緯があります。

おそらくですが、上記の「シャドウバン」アカウントにつきましても、note的には「コンテンツスパム」と判定したものと思われますし、自作自演の「スキ」や「フォロワー」についても ”悪質” だと判断された可能性が高く、仮に「スキ」や「フォロワー」の自作自演を自動ツールでやっていたとしたら、問答無用の垢BANコースだったのかも知れません。

なお、noteヘルプセンターの{不適切なコンテンツの拡散を防ぎ、クリエイティブを促進するために}の「不適切なコンテンツへの対処」には、以下のように書かれています。

note内の専任チーム「Trust&Safetyチーム」が、日々コンテンツの確認作業を行なっています。「機械的な検知と制限」と「専任チームによる目視チェック」により、不適切なコンテンツを見つけ、それぞれ対応しています。

今回の “noindex” 設定を確認できたアカウントが「機械的な検知と制限」に依る「シャドーバン」なのか「専任チームによる目視チェック」に依る「シャドーバン」なのかは不明ですが(おそらく両方)、こういった単純な自作自演をしてしまいますと機械的にも簡単に検知されてしまいますし、パッと見のBrain感も目視チェックに簡単にひっかかってしまうでしょう。

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ではなぜ、noteが「シャドウバン」をするの?

noteというメディアは、クリエイターの皆さんが思っている以上に「SEO(検索エンジン最適化)」に力を入れておりまして、この事実は(主に)HTMLソースコードを確認することで実感できますが、note株式会社の以下記事を読まれても理解することが可能です。

上記の記事を一読していただくと、「note.mu」から「note.com」へのドメイン移行に際して社運すらかけていたような感じでして、それほどまでにSEOを強化しているのです。

つまり、noteが「スパム」と判定した特定のアカウントや特定の記事に “noindex” を設定することでGoogleを代表とした検索エンジンへのインデックス(データベース化)から除外指定をする対処は、その他のクリエイターさんを含めたnote.comドメインの価値を守っているとも言えます。

なぜなら、低品質なコンテンツやスパムを野放しにすると、せっかくの時間とお金と労力をかけてここまで育ててきたnote.comドメインのGoogle評価が落ちていってしまうからですね!

この記事を読まれたことで『ぼくは、わたしは、シャドーバンされてないよね?(汗)』と気になって心配になってしまった方は、あなたのクリエイターページURLを(ブラウザのアドレスバーではなく)Googleの検索窓にコピペしてググってみてください。

あなたのクリエイターページや記事がズラズラと検索結果に並んで表示されていれば問題ありませんし、まったく検索結果に表示されなければ「シャドーバン」の可能性が大ですので、その場合はちょっと面倒でもHTMLソースコードを表示させて “noindex” 設定の有無を確認してください。

最後になりますが、noteで活躍をして結果を残したいのであれば、そこら辺に溢れ返っている「ネットで稼ぐ系インフルエンサーの話」は一旦全部忘れて、情報商材屋さんではなくクリエイターとして自己表現を磨きつつ、価値ある情報発信を地道に続けていくことです。

と言いますか、そういったまともなことが当たり前にできる本物しか通用しない「冥王星水瓶座」の時代に移行していきますので、未だにそこらの偽物インフルエンサーの話を信じてしまうような人は『はい、終了~』ですよ🐤

以上 – noteでスパム行為をするとメタタグに “noindex” を設定されてネットから記事が抹消されてしまうよ – でした。

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