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一本道過ぎるストーリーだけどそれなりに面白い!あとエロい!「エンドレス•ナイトメア」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(413日目)

「エンドレス•ナイトメア」(2016)
レネ•ペレス監督

◆あらすじ
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薬物の使用で逮捕されたブレアは一年後にようやく仮釈放された。しかし夫はすでに再婚しており、裁判所の判断で娘と会う条件としてフルタイムの職につくことを提示される。犯罪歴があり、今までまともに働いたことがないブレアは職が見つからない。そんな折、夫の再婚相手ドナがとある旅行会社のツアーガイドの仕事を紹介してくれる。魔女が住むと伝えられている郊外にある洞窟のガイドとして採用されたブレアは洞窟の最下層で謎の老婆から呪いの印を刻まれてしまう。その後、ブレアの周りで奇妙なことが立て続けに起こり始める。
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アマゾンプライムでもFilmarksでも低評価ですが、個人的にはかなり楽しめました。

現在、アマゾンプライムやU-NEXTで配信中です。

タイトルもジャケ写もB級感漂いまくりです。
ちなみに斧は使いません。

低予算だし粗いところもたくさんありますが、変に話をこねくり回さずに一つの物語としてしっかり成立しています。
“一本道過ぎるストーリーで分かりやすいにも程がある”といえばそれまでですが別につまらなくはないと思います。

洞窟もちゃんとしてます。

あと主人公のブレアがずっとエロいです。

魔女に呪いをかけられるブレア

あきらかにサイズの合ってないシャツを着ているため胸が強調されており、そっちにばかり気を取られます。狙っているとしか思えません。
他にも別のキャラクターの胸が見えるシーンが多々ある等“これぞB級ホラー”と言わんばかりに無駄にエロいシーンをぶち込んでいます。

黒曜石(オブシディアン)の心臓の印
邪悪なものを引き寄せる磁石のようなものです。

そして地味に面白かったのがブレアの“戦闘スキルの高さ”です。当たり前のように拳銃を使いこなし、バットやハンマーで確実にクリーチャーの頭部を攻撃して怯んだところを何発も追撃します。(効果音はワンパターンだし、クリーチャーの動きも遅いので迫力とかは無いです)

隙をついて攻撃して逃げたけど、仕留め切れておらずまた襲われる

という何千回と見てきたホラー映画あるあるに一石を投じています。
武器が無いときは手近にある消化器で殴打するなど判断力にも長けています。エロくてハイスペックなブレアを捨てた元夫の気がしれません。

登場するクリーチャーはそれなりに種類も多く、「パンズ•ラビリンス」に登場したような掌に目がついたのっぺらぼうとかゾンビとか基本人型の奴らばかりですが造形やメイクも非常に凝っています。

ブレアに倒された際の頭部の抉られ具合等、この作品はグロ描写もかなりクオリティが高いです。

後半はぽっと出の知らんおじさん(悪者)に拉致されたブレアが廃工場で死闘を繰り広げ、さらにはラスボスっぽいクリーチャー(ごちゃごちゃ喋りますがブレアに秒殺されます)まで登場します。終始グダグダなんですけど不思議と嫌ではなかったです。

ボスっぽいヤツ

安心安定の“私の戦いはこれからも続くエンド”で締めくくられ、おそらく続編が作られることは絶対にないと思いますが中々に意欲的な作品で面白かったです。

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