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GDP4位陥落は「貧国強兵」政策の結果/何も語らない政財界は卑怯者

 日本がドイツに抜かれてGDP4位に陥落したことについて、政府も財界も何も言わないのはおかしい。なに他人事のような顔をしているのよ。

 経済産業相がかろうじて、立ち話のような形で触れたが。「賃金上昇と物価上昇の好循環を作っていかなくてはいけない」って、そんなことは誰も知っている。大臣が言うことかね。

 とりあえず国民に対して、謝罪と反省の弁を述べるべきである。明らかな政策と経営の失敗なのだから。マスコミも。「三本の矢」「黒田バズーカ」の大騒ぎは何だったのか。みんな逃げてダンマリを決め込んでいる。この臆病者、卑怯者! 戦争を主導した人間たちと同じだ。

 私は忘れない。アベノミクス詐欺が始まった時、経団連が「最後のチャンス」と言ったことを。何が最後のチャンスだ。あれが決定的な転落の始まりだった。そして今も円安だけで利益を上げている。

 そして政府は防衛費を獲得するため、NTT法に手をつけようとしている。完全民営化で外国人が取締役になれるよう規制を緩和するのだ。そんなことをしたらどうなるか、結果は目に見えている。

 目先の防衛費のために、営々と築いてきた財産をみすみす海外に流す。平気で。とにかく4月の国賓待遇訪米の前に、防衛費増大とウクライナ支援という手土産を用意したいのだ。

 そう言えば、もうすぐウクライナ復興会議が日本で開かれる。どうして日本で? カンボジア復興、イラク復興、アフガン復興といつも負担させらてきた。国民のことはもはや放置。まさに貧国強兵だ! 権力の虜と化した岸田首相のニヤけ顔。許せないわ。

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