中原真理/柴田陽子事務所 ブランディングディレクター

柴田陽子事務所、ブランディングディレクター。商業施設や街づくり、レストランやショップ、…

中原真理/柴田陽子事務所 ブランディングディレクター

柴田陽子事務所、ブランディングディレクター。商業施設や街づくり、レストランやショップ、商品など様々な分野のブランディングに約10年間関わってきたシバジムのシニアディレクターが、仕事を通じての気づきブランディングについて語ります。

マガジン

  • 柴田陽子事務所 ディレクター 中原

    商業施設や街づくり、レストランやショップ、商品など様々な分野のブランディングに約10年間関わってきた柴田陽子事務所の副社長(なりたて)が、仕事を通じての気づきや思い、シバジム的ブランディングについて語ります。今後、シバジム的ブランディングメソットをマガジンで連載予定。

最近の記事

ブランディング講座を開催します

ご無沙汰しております!皆さまお元気でしょうか。 月日は流れまして2年くらい放置してしまいすみません。その間私は副社長を辞めまして、イチ社員として日々猛烈にコンセプトを書いて変わらぬ日々をすごしています。 あーっ!あれかこう!とふと思いつきながらも日々に押し流されていますが、近々頑張ってnote復活しようと思っています。 ブランディングについて専門的な話にするか、はたまた私の日々の雑記がよいのか(誰が読みたいのかって感じですが)、仕事論がよいのか、テーマも悩んでおります…

    • 言葉の力

      皆さん、お久しぶりです! すっかり(半年も!?)時間が空いてしまいました。。。その間、色んな方から見ていますよ、と声を掛けていただき、嬉しくも恥ずかしい気持ちです。未熟な私の文章にお付き合いいただき、いつもありがとうございます。 最近のシバジムですが、新オフィスに引越しをしました(原宿の南国酒家の裏です)。柴田さんと10何年選手の清水さんという空間が得意なシバジムディレクターの先輩が何度も何度も試行錯誤して作り上げた空間。2階建て100坪。なんだかドラマを見ているような気持

      • 私の中のジェンダーロール

        こんにちは! すっかり時間が空いてしまいました。皆さんお元気ですか? 私は、なんだかバタバタとした日々を送っています。 今は、街づくり、ウェルネス施設、テクノロジー、新素材の健康商品、女性の心身のトラブルにまつわる事業など、色んなプロジェクトに携わらせていただいています。 最近のトピックスとして、先日、伊勢丹新宿店の売り場に立つことがありました。1.5年前くらい、一から立ち上げたブランドの初のPOPUPという事で、 企画からクリエイティブからコピーからPRからディスプレイか

        • 信じられる自分をつくる方法

          皆さん、明けましておめでとうございます! 良い年の瀬を過ごされましたでしょうか。 2020年、本当にお疲れさまでした。無事に生きているだけで素晴らしい。もうまるごと全員に、拍手を送りたい、褒めたい気持ちでいっぱいです。 私もエンストしながらひねくれながら、色んな人が力を貸してくれて、なんとかかんとか2020年を終えることができました。(私に関わってくれたみなさん、本当にありがとうございました。) 何が成功で何が勝ちで何が負けなのか、正しい道はどれなのか、数年前まであった正の

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        • 柴田陽子事務所 ディレクター 中原
          22本

        記事

          企画の書き方

          時間が空いてしまいました。気が付いたらすっかり秋ですが、皆さんお元気でしょうか? 私はこの一か月半くらい、ずっと企画を書いていました。こういったことは珍しいのですが、今週同日に2本、その2日後に1本、計3本のプレゼンが重なったため、ただひたすらに企画に向き合うという殺風景な?日々を送っていました。 私の仕事は多岐にわたりますが、 その中でも、企画の仕事が好きなんだなあと改めて感じる機会になりました。今世の中には無い仕組みを考えて、あったら良いもの、あるべきものに昇華していく

          困難に打ち勝つ

          生きていると大なり小なり色んな困難がありますね。 新しい素晴らしいプロジェクトがはじまり、日々に没頭しているものの、 ふと目をあげてみると、いつもの通り沿いのお店が閉店をしていたり、 悲しいニュースが流れてきたり、なんだか自分がどこにいるのか狭間にいるような感覚もあり、未来から振り返ったときに、今ここは困難の真っただ中なのかもしれません。 「困難に打ち勝つ」と言葉にしてみましたが、 そういう強い気持ちを持っているというよりも、足元に線を引いて、  「ここからは下がらない」と

          変化することについて

          ここ数ヶ月、シバジムのキーワードとして繰り返し出てくる言葉、 それは「変化しよう」ということ。 シバジムの17期のスローガンは、「新しい力の発見」です。 よい言葉だな、必要なことだ。自分に最も足りないことだ。変わっていかねばと、自分でも意識をしていたつもりですが、想像以上に変化に踏み切れない自分がいます。首元まで動かない土の中に固定されているような自分を自覚するようになりました。 「変化しないと、生き残れない」 柴田さんに、私自身が真っ先に、日々そう言われる日々を送ってい

          チームについて

          こういった場所に文章を載せるという事は、語り手である私自身が既に何かコツのようなものを習得している、という事が前提だと思うのですが、  なにぶん、このテーマについては36歳にもなりながら発展途上も途上というか、滑り続けて一周回ってスタートラインに立っているので、、、   おお甘な気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 最近のシバジムトピックスのひとつとしては、17年期に入り、改めて組織を整理して、柴田さん直轄チームと、私が見るチームと、大きく2つに分けたこと。 諸々会社にと

          柴田さんとのシバジム面談

          シバジムでは6月に期がかわります。7月からいよいよ、17年目に突入です。 ごく自然に毎日明日を迎えているけれど、吹けば吹き飛ぶような小さな会社ですし、10年持つ会社は5%ということですから、これは、本当にすごいこと。ここまで支えてくれたすべての方に心から感謝します。 会社をここまで続ける中で、沢山の危機があったと思います。 柴田さんにこの前、取材だったかな?これまでの会社の危機の話になったとき、「そういえば、会社が潰れそうだったこともあったね?!あの時は出産直前で臨月で、お

          よい後輩とよい先輩

          私にとって、これは永遠のテーマです。 後輩への指導、上司への対応、、、仕事をする上で、多くの方にとっても最も悩みの多い部分かもしれません。 私といえば、上からも下からも「怖い、厳しい、感じ悪い」(でもたまに愉快)と言われ続け、最もこのテーマについて語るに足る人間ではないこと自覚しているのですが、むしろ足りなすぎるからこそ、どんな視点を持ってきたか、お伝えできればと思っています。 良い先輩=良い指導は「無私(むし=私心がないこと)」はじまり 前々回のインスタライブでも、「後

          信頼について

          月並みなのですが、私は仕事をする上で、「信用に足る人間になる」ことを一番大切にしています。 シバジムのお仕事(ブランディングのコンサル)は、 基本的には「相手に物申す」ということが仕事です。 相手にとって耳の痛いことがほとんどかもしれません。 でも、そこに信頼関係があれば、耳の痛いことは、チャンスになります。 相手が心を閉じずに受け入れてくれて、会話が広がれば、私たちが伝えた言葉が何倍にも膨れ上がって、予想を超える素晴らしいプロジェクトになってゆく。クライアントとの関係に限

          今ついていきたいリーダー

          今ついていきたいリーダーとは、こんな時でも、明るい指針となれる人だなあ。と、感じる日々を送っています。 うちの柴田さんも、今、いつになく張り切っています。 事務所の引っ越しを混雑を避けるためにほぼ1人2人で力仕事までやりとげたり、事務所内に家からいろんなものを運んで素敵な部屋(秘密基地?)をつくって居心地最高の環境を整えたり、プレゼンの資料を一人で仕上げてオンライン会議を主催したり、アシスタント全員と接点を持てるかチェックしたり、スタッフみんなに叱咤激励したり、器の職人さん

          シバジムこれから

          シバジムでは毎週ディレクター定例というものを行っています。 (ちなみに、シバジムの組織は、柴田さんがいて、昨年からシバジムに参加してくださっているCSOの長瀬さんがいて、チームが5個あります。それぞれのチームのリーダーがディレクターで(私も担当を持っているのでイチディレクターです)、それぞれにアシスタントディレクターがいます。それとは別に、デザイナーが4人いて、そこに2人のアートディレクターがいます。シバジムではそんな17名の体制で、年間約20-30のプロジェクトを行ってい

          「自分を維持するのが第一でいい」から「役割を広げて張り切ってみる」まで

          刻々と変化する状況にあわせて、私たちの気持ちも日々変化していきますね。 少し外を歩くと、太陽がまぶしくて、風が気持ち良くて、木に新しい花が咲いていて。心が凪いで、平和な気持ちになります。 でも、今目の前に広がる風景と、状況とがうまくリンクせずに、 怖くなったり、かと思えば急に元気になったり、急激に不安の落とし穴に入ったり、不思議な気持ちで日々変わる自分を見つめています。 今日は、変化する中で私が「今の状況、こう捉えてみたらどうかなと感じた2つの考え方」について、お伝え

          「自分を維持するのが第一でいい」から「役割を広げて張り切ってみる」まで

          不安と戦う

          今、この状況でどんなことを書けばいいのだろう・・・ と、悩みながら筆をとっています。 この状況は、私がこれまでずっと戦ってきた、「不確実性への不安」そのものだなあと思ったので、その話を書こうと思っています。 私はとても不安の強い人でした。いつも完璧に行かないことを恐れ、失敗して恥をかくことを恐れ・・・不確実な未来を恐れていました。 ハウルの動く城で完璧なハウルが実はいくじなしで、たくさんの御守りを部屋に飾っているシーンがありますが、私も、神頼みなげんかつぎなアイテムやら、

          シバジム的リモートワーク

          心がざわざわする日々が続きますね。皆さん心と体はお元気でしょうか? シバジムはなんとか元気にやっております。 先週木曜日から、リモートワークを実施しています。 リモートワークって、難しいですね! 今日は、1週間強のこのリモートな日々で感じたこと、シバジムがどんな風に活動しているかなどについて、お伝えできればと思います。 ●良いテレビ会議をするには何ができるか 私たちも、ZOOMなどを使って社内会議やクライアントさんとテレビ電話で会議を行っています。テレビ会議って、リズム