シバジム的リモートワーク

心がざわざわする日々が続きますね。皆さん心と体はお元気でしょうか?
シバジムはなんとか元気にやっております。
先週木曜日から、リモートワークを実施しています。

リモートワークって、難しいですね!
今日は、1週間強のこのリモートな日々で感じたこと、シバジムがどんな風に活動しているかなどについて、お伝えできればと思います。


●良いテレビ会議をするには何ができるか

私たちも、ZOOMなどを使って社内会議やクライアントさんとテレビ電話で会議を行っています。テレビ会議って、リズムが難しいですよね。
相手の感情が分からない。怒ってるのか良いと思ってるのか不安なのか?
私たちは、相手の表情や会議のムードを感じながら、都度微妙にリアクションを調整をしながら会議をしてたということがよくわかりました。特にシバジムでは、その場の呼吸を読んでどのような打ち返しをするか、ということが非常に重要なので、テレビ会議は非常に困惑をしました。

でも、どうすれば良い会議になるだろう?みんなで話をしました。
まずは、「大きくうなずく」「表情豊かに」。
こちらが賛成しているよ!ということを、相手に伝えて、
会議のムードを良いものにしようということ。

あと、「画づくり」。私たちはブランディングの会社ですから、
ボサボサすっぴん、部屋はぐちゃぐちゃでは私たちの会社の信頼が失われてしまいます。
事務所にいるときテレビ会議をしていて、「中原さんの家大きいですね~」と言われたのですが、やっぱりね、見てますね。興味わきますもん。壁にかけてる画、何?鹿島アントラーズファンなんだ?誰の趣味だろう!とか笑
あと、シバジムの中では「背景の合成も、何か隠している感じを受ける」ということで、私たち的には不評です笑
ちゃんと顔を出すこと。明るい表情で、元気よく!
背景とか、画の中で見えているものにも気を遣う。

うちのスタッフがテレビ会議で、華やかなワンピースを着てきれいにお化粧をしていた子がいて、モニター越しにでも、気分が明るくなりました。


●リモートの最中でもシバジムらしいコミュニケーション
シバジムは、会社についたら明るく挨拶をしよう、といったことをはじめ、日々のコミュニケーションをとても大事にしています。ですので、毎日会えないとシバジムのらしさが発揮できず、フラストレーションの貯まる日々を過ごしているのも事実です。

そんな私たちですがなるべくいつもと変わらない関係をつくるために、
シバジムグループLINEで、柴田さんからの課題、というものが行われています。
ダメ出しも多くセンスがつまびらかになるので、特に若手メンバーは心臓がどきどきする企画かと思います・・・笑

初日の課題は柴田さんより、
「今日は、素敵な正方形の写真、1人2枚、このラインにもらおうかな!
目的は、感性を磨いてほしい・写真を通して伝えるスキルを磨いてほしい ということです」「どうかみなさん、相手の思いを汲み取って下さい。私たちは、クライアントによりそうコンサルタントであり、素敵な提案をするクリエーターですよ!」という発信のもと、みんながオシャレかつ思いの伝わる投稿を試みました。ダメ出しされた写真を、みんなで加工をしてみたりもしました。
本日の課題は、「①好きな女性の写真を正方形で、このラインにおくってください!有名無名は問わないですよ。②素敵だなと思う憧れのソファーか椅子の写真を、このラインに送ってください!写真の次に、理由も手短につけてください!2つとも ・感性を磨いてほしい ・興味を持ってほしい ことが目的です。」という発信とともに、みんながそれぞれが思い思いの写真を共有しています。みんなのセンスや感性、そして思いやりや気配りのスキルを知るいい機会になりました。

その他、柴田さんによるヨガ教室動画配信、アシスタントによる20分プレゼン大会などの予定計画しています。さて、アシスタントのプレゼンはテレビ会議というフォーマットにマッチしたプレゼン(スライドやトーク)になっているのでしょうか?いいプレゼンをするには普段と違う環境にしっかり合わせてゆくのがとても重要そうです。

私も、毎朝始業にみんなに挨拶(&できるだけ前向きなひとこと)、チームではその日やることを朝一報告、スケジュールに反映、進捗を共有、といった感じで、管理したいというよりも、信頼しながら、日々の動きをしっかり見ているよ、頑張ろうと励ましあいながらやっていければと思い、試行錯誤しています。


●「やってみる」ことで「自分の器を広げる」
 そこでは痛みが伴うし恥もかくけど、守ったところで何になるのか?
 土台が広ければ広いほど、上に多くのものが積みあがる

本当に、日々ものすごい変化ですね。ついて行くだけで心が疲れてしまいますね。これまで私たちは、人が集まる場の大切さを色んなものづくりで形にしてきました。これからはその価値観が大きく変わる可能性があります。

そんな読めない時代で、今私が大切な価値観だなと思っているのが、「やってみる」ということかと思います。とりあえず、まずやってみる、ということです。

リモートやテレビ電話の会議もひとつとっても、
今までの方法に固執していては、何一つできなくなってしまいます。
例えば柴田さんの課題もそうです。どうやるんだろう。何をすればダサいと思われないのかな。なんでこんなことやらないといけないの!?という気持ちを持ってもおかしくないですよね。

「やってみる」ということを拒絶してみたくなるのは、
なぜなのかというと、うまくいかなかったときに、痛みや恥が伴うからではないでしょうか。誰だって失敗したり情けない自分と対面することは嫌ですから。でも、土台が大きければ大きいほど、器が大きければ大きいほど、たくさんのものが積みあがっていくと思っています。土台を広げるということは、やったことのがないことにチャレンジして、自分のものにする、ということです。

私が柴田さんに感謝をしていることのひとつとしては、とにかく私の苦手なことをやる機会ばかりくれたことです。私はもともと一人静かな職人になりたかったのですが、100人にプレゼンをしてクライアントさんを奮起させよう、ワークショップを楽しく進行しよう、マネージメントをやってみよう、リーダーをやってみよう、後輩を育てよう、など、私の不得手な課題ばかり出されるので、プライドの高い私はいつもいやだなあと思っていました。本当に私のやりたいことは違うと。
でも、嫌な理由は何かというとただ恥をかきたくないという理由で、それで何を守っているかというと、何も守っていないし特に私が守るものはないと気づいてからは、前向きに「とりあえずやってみよう」と思えるようになりました。

やってみて、あとから考えよう。と思って、とりあえず言われたことに向き合ってみると、後々全てがつながっていくような経験を多くさせていただいています。

また、長文になってしまいました。。。皆さま、心と体が健やかに過ごすことができますように。


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