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愛という漢字が「心 + 受」で作られている理由とは。

日本語は複雑ですね。
世界でも一番覚えるのが難しい言語だとかなんとか。

美味しいものを食べたときにも、おいしい、うまい、イケる、ヤバくね?など、ひとつの表現だけでもやたら言葉があります。

なのにさらに漢字、カタカナ、ひらがななど3種類もバリエーションがあるし。

アメリカにはYESとNOしかなくて、真ん中の"どちらでもない"が無いってホントですか?

日本人の心は、赤や青などの原色よりも、桜色などのパステルカラーに情緒を感じて、尊いものとしてきたんでしょうね。
その「あいまい」を良しとする感覚が、日本独特の様々な表現を創り出したのでしょうか。

日本語は「あい」から始まる。

話は変わりますが、そんな日本語たちを構成する50音順の一番最初はあいうえお。
その一番最初の2文字が「あ」と「い」。

つまりなんでもいいから、まず最初に「愛」をもってこようや、と昔の人は考えたみたいです。

愛があってなんぼでしょうと。
愛が失われた時代、愛をとりもどすために戦った男もいました。

とにかく何をするにしても愛(あい)ありきで始めよ?と決めたわけですよ。



そしてこの愛という字、分解すると

心 + 受 = 愛

つまり
「心を受け入れる、と書いて愛」


いいですねえ。
相手の心を受け入れることが愛なのだ、と。
相手の心を理解していこうぜ、と。

自分を押しつける前に、相手を受け入れることから初めよ?って思って最初に「あい」を持ってきたんでしょうねえ。


いや、受けるって字と愛の心を抜いた部分は正確には違いますよ?
違いますけど、細かい部分はいいじゃないですか。

そういうところをキッチリしない「あいまい」に情緒を感じるのが日本人のいいとこでもあるんだし?

なんかつらくなったとき、この言葉を思い出してがんばります。

最近、誰かに何かを求めてばっかりじゃないかな?
ちゃんと相手を受け入れることはできてるかな?
なんてね。

#エッセイ #コラム #とは #人生 #考え方 #愛 #しばいぬたろう

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