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褒め魔法の使い手

「あなたが家にいるだけで、私はとても和やかな気持ちになるよ〜」

実家に帰ってきた私に、おばあちゃんがニコッとしながらそう伝えてくれた。

思わず涙が出そうになった。なんでそんなに私の欲しい言葉が分かるの。


私はこれまで何度おばあちゃんの言葉に救われてきただろう。

「あなたは周りに好かれる子だよ。大丈夫、胸張って生きなさい」

「おばあちゃんはあなたに一番素直な気持ちを話せるなぁ。なんでだろう、一緒にいると本当に癒されるよ」

私が学校に行けなくなった時、みんなに嫌われてると思った時、わけもなく落ち込んだ時、

おばあちゃんはいつも気持ちを優しい言葉にして伝えてくれた。その言葉は私に絶大な影響を及ぼす。おばあちゃんの言葉が私の自信になった。


今回の帰省の前もちょっとしたことで落ち込んでた私。そんな私を見透かしたようにまたおばあちゃんが魔法のような言葉をかけてくれた。

これでまた頑張れる。私はみんなを和やかにできるぞ!と思って生きれる。

褒め魔法の使い手、おばあちゃん。

いつかその魔法を習得させていただいて、おばあちゃんに、周りの人に、自信をつけてあげられるような人に私もなりたい。

まずはおばあちゃんに今書いたことを伝えにいこう。

そして「大好きだよ」と伝えてぎゅーっとハグをしたいな。



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