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フリー編集、ライター。メーカー社長秘書→IT系→出版社を経てフリーランスに。 書籍は実…

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フリー編集、ライター。メーカー社長秘書→IT系→出版社を経てフリーランスに。 書籍は実用書(美容、健康、お金、恋愛、料理、掃除、雑学、IT、占い、自己啓発など)など。WEBの記事も執筆中。 自分が携わった記事や作品を中心に、なんとなく書きたいこと書かせていただく予定です。

最近の記事

私が編集者になるまで その2 IT転職編

前回は、新卒の話が中心だったら、今回はそこを転職したときの話。 今思えば、最初の会社はすごーく居心地がよかった(変な上司はいたけど)。ぬるま湯につかったような感じ。ただ、今だったらおそらくセクハラ?にあたるようなこともよく言われた。 「結婚まだ?」とか「彼氏は?」とか。「大卒の人にこんなお茶くみの仕事させて申し訳ないね」とかも。秘書の仕事って大変なんだけど、わかってもらえないんだなー、と悲しくなった瞬間。 「女性の最大の幸せは、職場結婚して、社宅に住んで、子ども育てること」と

    • 私が編集者になるまで その1 新卒編

      思い返してみると、私の職歴にははっきり言って統一性はない。 新卒で、食品メーカー→IT系ベンチャー企業→オンライン旅行会社のスタートアップ→IT系ポータルサイトの広告営業→なぜかいきなり出版社編集→そして今、フリーランスライター、編集。 過去の自分が見たら、「なんでそんなことやってるの?」と思うだろうな。就活中に出版社はほぼまったく考えなかった。 なんとなく違和感を覚えて、転職。そのたびに、「私、何やってるんだろ」と思っていた。ネガティブな意味で。もちろん、次の会社に期

      • 心が折れそうになったとき、本当に必要なのは・・

        最近、心が折れそうになる出来事があった。そのとき、ふとある人の顔が思い浮かんだ。「あの人だったら、こういうとき、どうするだろう?」 そう思ったら、いてもたってもいられず、その方にメールをした。 「ちょっとモヤモヤすることがあったので、お話し聞いていただきたくて・・」 お忙しい方だ。「会ってください」と言うのはなんとなく気が引ける。でも、連絡は取りたい。だから、一方通行でもいいからメールしてみた。返信なくてもよしとしよう。そう、自分に言い聞かせて。。 そしたら、即「モヤモヤは

        • 書きながら考えてみた。子育てとか生き方とか

          不定期でForbesjapanさんに記事を書かせていただいております。 今回は、働きやすく子育てしやすい環境を目指して、東京からスウェーデンに移住された方に聞いた「北欧流夫婦のあり方」です。今日は記事に書けなかった話を。 翻訳家としても活躍されている久山さん。もう笑顔がものすごくステキで、女性の私でもキュン♡としてしまうほど。笑顔の理由は、「子育ても家事も日本にいたころに比べて、格段にストレスが減った」ことにあるのかなあ、などと勝手に推測しておりました。 スウェーデンは

        私が編集者になるまで その2 IT転職編

          私の担当した本たち その1

           あらためてNOTEを見たら、すごいライターの方々が書かれていて、正直ひるんだ。で、何を書こうか考えて、これまで私が携わってきた本の紹介とちょっと裏話を載せていくことにした。  私は今ではフリーでライターをやっているが、その前は出版社で編集の仕事をしていた。(そこに至るまでの話もあるけれど、それはまた別に)。  私が出版社に転職して最初に上司に言われたのが、「これから自分で考えた企画(自前企画と言っていた)のうち、3本目までに増刷がかからなかったら、編集者としてそれまでの

          私の担当した本たち その1

          神さまに下りてきていただきたいときもある

          ライターというと、「文章が自由に書けていいですねー」と言われる。でも、そんなことはない。「ネタ」があっても、それをどう構成するか、すごく考える。そして、そのうち煮詰まる。で、書けなくなる。そんなことを何度も何度も繰り返し格闘しているうちに、あるときふと「あれ、なんかキーボードを打つ手が軽やかかも」という瞬間が訪れるときがある。まさに、「神がおりてきた」瞬間だ。三谷幸喜さんのようにすごいものはおりてこないけれど、なんかすらすら書き進める~、と言う状態がくることがあるのだ。たまに

          神さまに下りてきていただきたいときもある

          ちょっと悲しかった話

          仕事をしていて、ちょっと悲しいな、と思うことがある。それは、「本って割と簡単につくれる」と思っている人たちが意外といることだ。誰かの話をまとめるだけなんだから簡単じゃない? と思っているのだろうな。実際、正味30分くらい話を聞いただけで、「あれだけ話をしたんだから、本になるでしょ?」と言われたことも。はたまた、山のような資料をどさっと渡されて、「私の言いたいことはすべてこの中に書かれていますから(これを見れば書けるでしょ)」と言われたことも。いや、それはちょっと無理です。。

          ちょっと悲しかった話

          ライターの裏話

          書くという仕事をしながら、それをさらすことになんとなく抵抗があった。でも、一方で「書きたい」という思いがあったこともまた事実。 ここでは仕事のことを中心に書いていこうと思う。 私はフリーでライターという仕事をしている。 というと、「どういう仕事なんですか?」とほぼ90%の確率で聞かれる。 ライターにもいろいろあると思うけれど、私の場合には誰かの話を1冊の本やWEBの記事にまとめる仕事が多い。かつては「ゴーストライター」という言葉もあったけれど(今もあるのかな?)、なんとな

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