ライターの裏話

書くという仕事をしながら、それをさらすことになんとなく抵抗があった。でも、一方で「書きたい」という思いがあったこともまた事実。
ここでは仕事のことを中心に書いていこうと思う。

私はフリーでライターという仕事をしている。
というと、「どういう仕事なんですか?」とほぼ90%の確率で聞かれる。

ライターにもいろいろあると思うけれど、私の場合には誰かの話を1冊の本やWEBの記事にまとめる仕事が多い。かつては「ゴーストライター」という言葉もあったけれど(今もあるのかな?)、なんとなく悪いことでもしているようで印象がよくない。最近は「ブックライター」という言い方もあるようだ。けれど、私はその肩書きを名乗るのがなんとなくおこがましくて使えなくて、職業を聞かれると「ライターです。本などを書いています。ごにょごにょ」と答えることが多い。

この仕事のいいところは、なんといっても、ある分野の第一人者の方のお話しを目の前で聞ける、ということだと私は思っている。自分の人生は一度きり。できることは限られている。けれど、誰かの話を聞くことで、その人の分の人生まで味わえる。なんてすごいのだろう。だから人の話を聞くのが好きだ。

で、今日はWEBの最新技術にものすごく詳しい方にお話しをうかがう機会があった。私はSNSをちょろっとやる程度の人間なので、とても低レベルの質問をしてしまったと思うけれど、とても丁寧にお答えいただいて本当に感動した。目からウロコが落ちるって、こういうことを言うのだな、とあらためて思った。その方に、「NOTEはクリエイターとしてやったほうがいいですよ」というお言葉をいただいたのだ。善は急げ!とばかりにはじめた次第である。

これから、取材で感じたこととか、この仕事をしていて感じることとか、そのようなことを書いていきたいと思う。

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