やりたいと思うことに、遅すぎることはない。
タイに駐在していた友人から派手すぎて日本では使えないと、布をいただいた。
そこで、ならばダンス用にと作ってみたのがこちら。
殆ど独学で作る洋服だが、私の場合気に入った型紙で布を変えて何種類か作るようにしている。
1枚目では手順で精一杯でも、2枚目3枚目と数をこなすうちにより理解も深まり、精度やスピードもあがってくるからだ。
また、生地によっても縫い縮みや落ち感などフィット感も様々な違いも出てくるので勉強になる。
私は、昔から裁縫が得意だった訳でもなく、
ある時から自分の着るもの位、昔の人のように自分で作れるようになりたいと思い、今年から本などの独学で作るようになった。
人はいつからでも遅くはない。
そして、やりたいと思えば何でもできる!
思った時が最適だから。
私は現実的なところがあるらしく、趣味と実益を兼ねるものが好きだ。
家も荷物が増えるのはストレスだから、昨年秋にはこんまりさん流の大掛かりな片付けで、今の自分に合わないモノ達には感謝とお別れをして身軽にしていた。
そのおかげで、自分にとって大事なものが見えてきたのかもしれない。
洋服屋さんに行っても欲しいものはあまりなく、流行で人と同じものを着るのは好かない性質なのもあり、ならばと今年から服作りを始めたという訳だ。
そのそも主役は服ではなく、その人自身のはず。
服はその人を引き立てて、出過ぎず引きすぎずの自分とのバランスが大切だ。
だから先ず、自分に何が似合い、似合わないのか知る必要がある。
どんな服を着てると自分が楽で、人にも褒められるかも知る手がかりになる。
自分がより良く見えるデザインの型さえわかれば、そんなに多くのデザインの服もいらない。
その点、着物の型は一つなのがすごい。
デザインよりも着る人のセンスでどうともできるものだから。
私も50を過ぎ、ちょっとしたお出掛けには着物を着ていくことが増えた。
先日の自作のデニム着物も、昨日の雨降りにヒールに合わせて近所まで出掛けてきた。
濡れても問題ないから安心。
大いに自由に楽しもう!
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