今の自分の『からだにいいこと』を見つけるために
私たちのからだは日々変化している。
食べたもの、季節、年齢によっても様々だ。
一見ネガティブに思われる風邪などの症状も、実はからだの調整に必要な役割になっている。
風邪を上手に引くことで、不要になった老廃物を出し、からだを緩ませることができ、引く前よりも元気になったりする。
痛みは、からだの異常を知らせるため。
咳は、背骨などの緊張を緩ませるため。
発熱は、体内に入った菌を殺菌するため。
炎症は、血行をよくし、活性化することで回復を早めるため。
せっかく知らせてくれてる、からだのサインは、逃さずキャッチして活かしたいもの。
起きる現象は、『よくなろう』とするために起きているだけで、何かの間違いに気づいたら、今までのやり方を見直すきっかけにする。
『今の自分が心地いい』と思うことをするのが、一番大切なこと。
世間でからだにいいと言われるものよりも、自分の感覚に頼る方が本来健康になれるのではないか。
かゆいのを必死で我慢するより、上手に掻いて回復を待つ。
むやみに止めるより、出るものは出す。
そうしたら大体はうまくいくのではないか。
人間の持つ偉大な力を信じ、自らの感度を上げていきたいものだ。
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