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芝々(11/11文学フリマ東京37/S-31)
2022年11月9日 16:54
長年、パンを焼くのは「きちんとした人」だと思っていた。分量をきちんと量れる人、小麦粉だらけになったキッチンの収拾をつけられる人(小麦粉の袋、絶対閉めるときにばふって粉が舞いませんか?)という「きちんと」だけではなく、自分の生活を「きちんと」営める人、あるいはパン作りという行為そのものを愛している人。なんというか、パン作りはおしゃれな雑誌に載っているもので、私に手の届くものではなかったのだ。そう