【適応障害】リハビリ図書館読書 本おすすめ2
この記事を開いたあなたは休職経験者だろうか?
こんにちは、私は適応障害で休職中のものだ。
休職に至るまでの詳細は以下。
体調回復も後半に差し掛かり、リハビリと称して主治医より平日週5日図書館読書を宿題に出されている。
今回は図書館継続する中で読みやすかった本を紹介する。
(というか、図書館で黙々と1人で読んでいると「これ良かった!」とか話す相手が身近にいないのでそっとここに書いておく)
前回のnoteで図書館読書の進め方とおすすめ本を書いているので、ぜひ参考にしてほしい。
そもそも図書館読書とは
復職に向け、出社に近い環境で集中する体力と集中力をつけることが狙いのリハビリだ。(前回noteに記載があるので詳細は省略)
その日の体力と相談しつつ、少しずつ負荷(活字を増やす、時間を延ばす)をかけている。
余談だがビリギャル曰く、勉強に取り組む際6割程度わかる参考書がやる気を落とさないで継続できるそうだ。
負荷をかけつつ、手に取りやすいものから読んで、明日も読みたい!と思えるようにしている。
※長編のストーリー、感情が強く揺さぶられる本はなるべく避けている。メンタルの方が疲れちゃうからね。それは本末転倒。(今回も紹介する本からは除いているので安心して欲しい)
おすすめ本
写真集:世界でいちばん美しい洞窟、魅惑の石窟
難易度★★☆☆☆
図書館の本棚を練り歩いていたら見つけた写真がメインの本。
世界各地の鍾乳洞、氷穴、洞窟に作られた教会・寺院などがピックアップされており、こぶし大の幅に10行弱の解説が書いてある。
小旅行気分にさせてくれるので、出かける体力のないときでも楽しく読める。行きたい場所をメモしながら読んで80分くらい。
テンポよく読み進めやすく、読書慣らしにおすすめ。
図鑑?:鉱物のレシピ 鉱物図鑑と結晶づくり
難易度★★★☆☆
表紙の美しさに足を止め本を開くと、そこは博物館であった…
というキャッチコピーをつけたい、まさに「読む博物館」。
ぼーっと眺めるだけでも美しい鉱物たちの横に、元素記号と対応する鉱物、化学式と結晶構造などの専門知識、産地などの解説が添えられている。
鉱物の入手方法や入れ物づくりなど、一歩踏み込んだ楽しみ方も教えてくれる。正直購入を検討するレベルでよかった。
(視覚的にも内容的にもバランスがいいので、小学生以上のお子さんへのギフトにもいいかも!)
鉱物辞典よりもカジュアルで手に取りやすく、100分で読了。
レシピ本:鉱物のテラリウム・レシピ 水槽とガラスびんの中に作る鉱物の庭
難易度★★★★☆
上記(鉱物のレシピ)と同著者の本。名前は女児心くすぐる、魔女や科学者を想起する題名だが、なめてはいけない。
1章結晶生成は、早々に「硫酸塩や硫酸アルミニウム」など個人が入手できないものが出てくるぞ!びっくりだ!
2章は種子の発芽からだ!さすがに種からとは思ってなかった!
解説は丁寧なので、読む元気があれば文系でも綺麗な写真に癒されながら読み進められると思う。
レシピにしては再現するのが難しい章があった…
女児心(中二心)くすぐりつつ、写真やイラストも多く、教養も身につく。
キャッチコピーを付けるなら「とても美しい教科書」。
私は文系だが、元科学部だった&鉱物や結晶生成について少し理解があったので、約80分で読了(微生物のページは軽く読んだ)。
おすすめは解説を読む元気のある人 or 理系で知見がある人。
(元気ないときは写真だけ眺めよう。写真集としても優秀。)
<余談>著者(さとう かよこさん)は小学校教諭の経験もあり、本作の内容を実際に経験できるワークショップをしているそう。おもしろそう…
ビジネス書:会社のことよくわからないまま社会人になった人へ
難易度★★★☆☆
池上彰先生が、テンポよく易しい言葉で解説する。
(こんな先生が身近に欲しいな。)
1トピックにつき3ページくらいと読みやすく、2時間で読了。
会社のことを知りたいとき最初に手に取るべき本。
印象的なのは以下の部分。
休職前を振り返ると、誰かのペースに合わせることの大変さや、同僚より頑張っても変わらない給料への不満とかが目についた。
でも、そういう性格の組織を選んで働いているのは自分だな~とわかると、今後の働き方をシンプルに考えられると思った。
さいごに
図書館を練り歩く元気が出てきてから、読書が楽しかったことを思い出した。見回すとこんなに本があって、偶然手に取って、読んで明日もっと楽しくなる。
大学生のときこんなだったなあ。
さあ、明日も楽しく読書に励もう。
p.s.最近はおすすめ紹介をするつもりで読書に取り組んでいるので、モチベーション高く読書が続いている。note読んでくださる方、本当にありがとう!
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