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Yuin Ting
2024年3月25日 23:22
去年の夏休み、4年ぶりに家族みんな台湾で集まることができた。久しぶりに会えた日本に住む妹が、既に読み終えた数冊の日本語の本を持ってきてくれた。その中の一冊、温又柔著作『私のものではない国で』。著者より2歳年下の我が妹曰く、「すごく共感できた。」とのこと。同じく在日台湾人として育った温さんが述べる、台湾にも日本にも属しない中途半端で曖昧なアイデンティティを持つ葛藤は、妹の気持ちを適切