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【暮らし】リバウンドしない片付けを試してみた

「んー。部屋は綺麗なんだけど、どうにも過ごしづらい。」

引越しの回数を重ねるたび、自分の好みのインテリアテイストはわかってきました。
物はどちらかというとそこまで多くなく、部屋もすっきりしている方だと思っています。
、、でもなんだか居心地が良くない。

そんな気持ちを知人に話したら、片付けコンサルタントであるこんまりさんの本を紹介してもらいました。

この記事では、こんまりさんの片付け方法に共感し、実際に片付けをしてみた体験を紹介します。

まず、こんまりさんの本について

人生がときめく片付けの魔法という本では、
「手放すこと・残すことについて」「捨てること」「定位置を決めること」について色々書かれています。

片付け本コーナーの大勢の本とこんまりさんの本は何が違うのか。
私は具体か抽象かの違いだと思いました。

こんまりさんの本では、具体的な片付け方法より抽象的な片付けのためのマインドを教えてくれます。

片付け本というと具体的な片付け術、片付けグッツの紹介がほとんどですが、こんまりさんの本では抽象的な、根本的に大事である「なぜ片付けが発生するのか?」「片付けってなんだろう」というテーマから始まります。

私が一番驚いた言葉は、「片付けは捨てるものを選ぶのではなく、残すものを選ぶ。」です。

この時点で私の26年間続けてきた片付けの概念はひっくり返りました。

え、残すものを選ぶ、、?

どういうこっちゃと思いながら本を読み進めるうちに、
、、、早く片付けたい!!!😳

ということで、本をもとに、2日間かけてこんまりさんの片付けの魔法を実践してみました!

beforeとafter

まずはじめに、beforeとafterの部屋の写真を見てみます。

写真1 beforeの部屋のご様子
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写真2 afterの部屋のご様子

元々そこまで汚くはないはず?
ただわかりますか!afterのスッキリ感。
見た目の変化は少しかもしれませんが、自分からすると非常にスッキリしました。

具体的にみていきます。

いざ、片付けへ

片付けは、衣類、本類、書類、小物類、思い出品の順番で進めるようにと書かれていたので従っていきます。

まずは衣類。

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写真3 片付け前のクローゼットのご様子

おーう。こうやってみるとごちゃごちゃしてますね(苦笑)
こんまりさんの本では、家中にある服をまずは床に並べてみると書かれています。レッツ。

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写真4 全衣類たち

え、君たちどこに隠れていたの?と聞きたくなるくらいの量。
自分でもこれはちょっと驚きです。
これほどの服に囲まれていたとは。そりゃごちゃごちゃしているという感覚は間違ってなさそうですよね。

床に出した後、
トップス、ボトムス、かけるモノ、靴下、下着、バッグ、小物、イベントモノ、靴の順番に、「それはときめくモノですか?」と聞きまくります。

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写真5 トップス類のご様子

それらを続けていった結果、
私は7個もの手放す袋が出来上がりました。

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写真6 お別れした衣類

具体的に衣類部門では、全176着から88着になりました。

▼片付け結果▼​
トップス 55→25
ボトムス 30→14
ワンピース・セットアップ 7→5
かけるモノ 16→7
靴下 28→18
下着 40→19

た、たくさんの服に囲まれていたなと改めて実感です。
今までありがとうと伝えて、ときめくものだけ残しました。

手放す際に、手放すものと残すものの服の特徴をメモしたところ、大変わかりやすく好みが明らかになりました。

これをもとに、これからはときめいた服かつ自分に似合うのかを吟味して、丁寧に購入していきたいなと思いました。

こんな感じで、本類、書類、小物類、思い出品も進めていきました。

画像7
写真7 本のご様子

ちなみに本は、1ヶ月前に整理したばかり。
純粋な気持ちで「この本だけは手元に置いていたい!」という本を選びました。

その結果、134冊から63冊になりました。

私は結構紙の本派でして、将来は床から天井まである本棚に本をいっぱい並べるのが夢でした。

そんな私がなぜ忠実に本を手放すことができたかというと。
こんまりさんがおっしゃるに、本の役割は読んでその人自身の行動が変えること。
本を読み行動を変えることが既にできていたら、その本の役目は終わり。もし一度は手に取ったけど読んでいない、途中までしか読んでいないという本があれば、それは読まずに取っておくことより、読んでもらえる人に出会わせてあげる方が本のためになる。
まさにその通りだと思えたためです。

部屋いっぱいに本を置いていることに憧れますが、本のことを考えると、「これだけは持っておきたいという殿堂入り」だけ手元に残すという方法もありだと思いました。

その割に数が減っていないのは、圧倒的に好きな小説家さんの文庫本は全て取っておきたいという、密かな私の抵抗(こだわり)です。

そんなこんなで、2日目。
2日目は小物類からです。
1日目に比べたら、判断が減るので早く進むかなぁとルンルンで始めます。

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写真8 小物類の日用品部門のご様子

いや、ありすぎやろ。どんだけもっとんねん。

なくなってから困るのがいやでストックしがちな私です。
こんまりさんは言います。

お家に置くか、お店に置くか、どこに置くかの違いでしかありません。
そしたら、無料でお店に置いていてもらえる方が、自分ちのスペースを空けれるし得ではないですか?

ごもっともです。
しかもストックしておいたものの、別の商品を買いたい、、という欲望が多々あらわれます。

それを踏まえると、必要な時にお店へ取りに行くという方法の方が良さそうだなと思えました。

そんなこんなで、片付け終了

ふぅ。結局丸2日かかりました。
でも既に変化がわかります。非常にスッキリした!!!

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写真9 片付け後のお部屋
写真10 片付け後のクローゼット
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写真11 部屋に置いていたカラーボックスをクローゼット内へ移動してみた

こんなに短期的集中型でモノたちと向き合ったのは初めてです。
しかしそのおかげで、どこに何があるか、探さなくてもすぐ見つかるように、また必要なものだけ残すことで純粋に居心地が良くなりました。

これだけでだいぶ満足していますが、これから過ごす中で、こんまりさん第2ステップである定位置を決めることを実践し、さらに自分の適量を探していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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