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情報は集めるより捨てる方が大事

時間がない。。
どこまで調べればいいの。。
何を調べればいいの。。

そんな悩みを持つわたしです。

ザッと網羅的に調べてはみたんですけど・・・
まだ調べ終えてないので、結論はまだ見えないのですが・・・
調べては見たものの、これで全てを見れているか不安で・・・

周りからみたら自信なさすぎやろ!という感じですが、本人は全力で考えた結果、こういった悩みが尽きません。

少し前にロジカルシンキングの本を読み、コミュニケーションの取り方、物事の深掘り方、ロジカルなシンキングの仕方を学びました。

それに加え、今回は仮説思考という本を読んでみました!

網羅思考とは、すべてを理解しないと前に進めない人たちがとりがちなやり方だ。

わ、わたしのこと言ってる・・??

多くのビジネスパーソンは、情報は多ければ多いほど、良い意思決定、間違いのない意思決定ができると信じている。そうであるがゆえに、できるだけ多くの情報を集めてから物事の本質を見極め、さらに、そこで明らかになった問題に答えを出すために、また必要な情報を集める、その繰り返しだ。

わたしやん!!!どこかで見てるの!!??

ということで、数日前の私は大変網羅思考強め女である!!自覚あり。そんな女は仮説思考の本を読んでみて、なぜ大事なのかわかってきたという話をしてみる。

仮説思考がなぜ大事なのか

私が思うに、網羅的思考は非効率!仮説思考は効率的!という理由に尽きる!気がする。

網羅的思考のデメリットは色々挙げられる。

①時間が足りない
②考えることが無限に増える
③結局何が本質的な問題か見えにくい

本にも書いてあった。

情報は集めるより、捨てるのが大事

言葉のインパクトが強い・・・。いまのわたしにはグサーーっとくるキーワード。

仮説思考でストーリーを描けると、

①より早く
②本質的な問題に辿り着き
③解決に繋げることができる

のだという。つまり、効率的に問題解決できるということだ。

森岡さんのいう重心思考

最近、マーケターの森岡毅さんが話している内容を聞いて、仮説思考に通ずる点を見つけた。

「USJの課題を洗い出したら何十にも及ぶ課題が出てきた。全て一つずつ解決しようとしたらキリがない。なので、私は考えた。1番本質的な課題はどこか。その課題を解決したら、他の課題も解決する。重心を見つけるんだ。」

カッコいい。仮説思考の話も、森岡さんの話も、本質的な課題を見つけてそれを集中的に解決させる、それがコツのようだ。

仮説思考で全体像を描く

仮説思考はもちろん大事だが、調べる前に全体像を描くことも大切らしい!

仮説を立てた!よし、調べてみようでは軽すぎるようだ。調べる前に、

①考えるべき問いに対して
②答えの仮説を立てる

現状分析をするとこういう分析結果が得られるだろう。その中でもこの問題の真の原因はこれで、その結果として幾つかの戦略が考えられるが、最も効果的なのはこの戦略だ。と全体像を描く。

ここまで仮説だけで行けるのかと、わたしは驚きを隠せない。ただし、常に全体像を念頭に置いて行動すると、今やるべきことをどうやればいいかが見えやすい。それと同じだろう。

あらかじめ、全体像の仮説を立てることで、その場その場で検証すべきことが見えやすい。

①全体像のストーリーをはじめに仮説ベースで描く
②仮説と検証を繰り返し、仮説の精度を高めていく

これが大事そうだ。しゃっちょも言っていた。「コンサルタントはいかに仮説の精度を高められるかだ。」今なら、少しわかる気がする。

仮説思考で全体ストーリーを描いた結果

早速、実際のデータ分析で試してみた。サイトとしてこういうところに問題があるのではないか?それを大きなところから細分化していく。

その結果、何のデータを見ればよいのか、どのように報告すればよいのか、が明らかにわかりやすい。しかもはじめに仮説があることで、仮説通りなのか、違う結果が得られたのかを判断しやすい。

さいごに

仮説思考を習得するには、あとは数をこなすのみだ。何事も、仮説ありき、で検証を行う。仮説の精度を高める、、、いい言葉だ。

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