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バリュー浸透・重要アクション収集サービス「Plug」 βリリース!

前書き

Plugはバリューの浸透・体現する重要アクションの収集・データの見える化に特化したサービスです。

後ほどPlugの機能をご紹介させていただきますが、その前に本サービスの土台となっている考え方(MVVを策定し運用する組織が直面する課題や、MVVの本質についてなど)をご理解いただきたく、ご一読いただければ幸いです。

MVVを掲げる理由とその本質

ビジョン・ミッション・バリュー(MVV)を掲げている組織は数多くありますが、なぜそれらを策定したのでしょうか?

  • ミッション・・・組織の存在意義の定義(どんな集団か?)

  • ビジョン・・・中長期的な到達目標(何目的の集団か?)

  • バリュー・・・ミッション・ビジョン実現に向けた組織の行動指針

策定したきっかけは組織毎様々だと思いますが、どの組織であっても、組織は「人」の集まりで構成されており、考え方・価値観が異なる人を、組織(集合体)として機能させるための対策として「MVVの策定(組織の存在に意味を持たせ、目標・指針を定める)」という手段を取ることが有効であり一般的です。

MVV導入を検討するにあたり重要なのは、MVVは策定することがゴールではなく、組織に浸透させ運用すること(バリューを浸透させ、重要アクションを収集し組織作りに活かすこと)で初めて効果が期待できる施策であると認識することです。

そんなMVVの中でも、日々の業務に最も直結しているのが組織の行動指針である「バリュー」であり、MVVについて真剣に向き合い策定した組織であれば必ず下記方程式が成り立ちます。

バリューを体現する行動 = ミッション・ビジョン達成に向けた重要アクション

すなわち、

ミッション・ビジョン達成に向けた重要アクション = 組織が把握し評価・賞賛すべきデータ

ということに他なりません。

組織としてMVVを掲げ行動指針をメンバーへ示したのであれば、組織はきちんとバリューを体現する行動を収集し、それらを正当に評価・賞賛するべきだと考えます(でなければ、組織からの一方的な押し付けになるため)

バリュー(行動指針)について組織からメンバーへの一方的押し付けで構わないのであれば策定して終わりでいいですが、組織としてあるべき姿・その組織を構成する「人」の在り方について真剣に向き合いMVVを策定したのであれば、重要アクションを体現したメンバーの状況を把握し、正当に評価・賞賛したいと思うのは必然ではないでしょうか。

上記実現するにあたって「重要アクションの可視化」が必須条件になりますが、その前段には「バリューを浸透させる」というハードルが存在します。


バリューの「継続的浸透」の難しさ

バリューを浸透させるには、主にバリューを「見る」「聞く」「考える」の3つのアプローチが重要となります。

  • 見る 👀

    • オフィスでのバリューポスター掲示

    • 全社員が目にする社内Wikiやページにバリューを記載

  • 聞く👂

    • 経営陣からの週次・月次の全社発信

    • 1on1でのバリュー軸でのフィードバック

  • 考える 🧠

    • バリュー浸透ワークショップの開催

    • バリュー軸での360度評価記入・サーベイ実施

上記は非常に有効な手段ではありますが、どの施策も時間経過と共にその効果は薄れてしまうことや、組織拡大に伴う社員数増加も相まって、バリュー浸透には継続的な施策・オンボーディングが必要不可欠であり、それには大きなコストが掛かります。


バリューを体現する重要アクション収集の難しさ

バリューを体現する重要アクションを収集するのには、どのような対策が考えられるでしょうか?

日々発生するバリューを体現する重要アクション

現状では、定期配信するサーベイによる収集、バリューを軸とした360°評価が代表的な施策として、各組織で運用されています。

一見、問題なく重要なアクションを収集できているように感じられる気がしますが、果たして本当に「日々の重要アクション」を収集できているのでしょうか?

サーベイ・360°評価による重要アクション収集の課題

サーベイや360°評価では、日々発生している重要アクションを拾いきれないという問題が発生します。

本来バリューを体現する重要アクションは「日常的に発生」しています。
にもかかわらず、上記施策は半期毎・短くても1ヶ月単位での実施となるのが一般的です。
また、サーベイや360°評価は、メンバーからすると「受動的」なイベント(やらされている感が生じやすい)であり、期間を短くし過ぎるとメンバーの負担が増加します。

人間は、直近(数日)の記憶は鮮明であっても、過去の行動を正確に振り返ることは非常に困難なことから、上記施策では「日々のバリューを体現する重要アクションを鮮度高く取得すること」は非常に難しいと言えます。


Plug導入による本質的課題解決とその効果

Plugを導入することにより、バリューの浸透・データ収集における前述の課題を、導入の負担・運用コストをかける事なく解消することが可能です。

Plugは、組織として掲げたMVVをワークさせ、より本質的な組織開発を推進し強固な組織作りをサポートする事を目的として生まれました。

Plug:6つの特徴

1. バリュー浸透の自動化

Slack上でPlugが自動的にメンバーに質問を投げかけます。
バリューを目にする・考える機会が増えることで、自然な形でバリューを浸透させることができます。

Plugが自動的にバリューについて質問を投げかけます


2. 見えていなかった重要アクションの収集・可視化

組織拡大につれて、日々のメンバーの動きは見えづらくなるもの。
360度評価やサーベイだけでは拾いきれない、メンバーの日々の重要アクションを収集・可視化できます。

日々発生するバリューを体現する重要アクション

「受動的」な報告から「能動的」な報告へ
360°評価やサーベイによるメンバーのバリューを体現する行動収集は、報告をメンバーに強制する方式であることから「受動的」です(報告が強制され業務の一部として認識される行為)
Plug導入により「気付いた時にすぐ報告できる」環境を構築することで、よ
り鮮度の高い情報を収集できると同時に、バリューを体現する重要アクションだけでなく、報告者の「能動的」なアクション(Plugでは報告する行為も重要アクションとして位置付けています)も同時に記録します。


3. 重要指標をダッシュボードで分析・可視化

収集した情報は、重要指標毎にダッシュボードで確認できます。
(バリュー浸透率、バリュー毎のアクション数推移、メンバー毎のアクション詳細...etc)

いままで見えなかったデータを見える化することで、バリュー浸透のために使っていた時間を、より本質的な組織改善施策にあてることができるようになります。

ダッシュボードで重要指標を分析


4. 精度の高い評価・フィードバックが可能に

収集した重要アクション(バリューを体現する行動や、それを報告する行動)は、メンバー毎に分析し表示することができます

それらを活かし、より納得感・精度の高い評価・フィードバック、賞賛の仕組みや1on1を実施することができるようになります。

バリュー起点で納得感の高いフィードバックできる環境作りをサポート


5. オンボーディング時もPlugにおまかせ

新しいくジョインしたメンバーにも、自動的にPlugからメッセージが届き、バリューを知るきっかけを提供します。
※Slackにメンバーを追加するだけで、他に何も設定は必要ありません

さらに、組織で賞賛されるアクションを知ることができ、いち早く組織のカルチャーに馴染めるように、Plugは新メンバーのオンボーディングをサポートします。

バリューを体現した重要アクションをPlugが自動的にお知らせします


6. 導入の手間なく運用コストも掛かりません

Plugを開始するにはSlackアプリをインストールし、バリューを設定するだけ。
Plugが自動で日々の重要アクションを収集・集計し、入退社時の面倒なメンバー管理も一切必要ありません(Slackのメンバー管理と自動連動)


Plugはバリュー起点で組織開発を全力でサポート


導入後のオンボーディングまでトータルサポート

どんなサービスでもそうですが、導入したら全てがうまくいくわけではありません。
実際にPlugを導入いただいた企業様で発生した事象を1つご紹介します。

■相談内容

Plug導入後、一部のメンバーは積極的にバリューを体現するアクションを報告してくれるが、全く報告してくれないメンバーも一定数おり、うまくワークしていないように感じる

■問題の真因特定・対策立案

「報告しない」というのは非常に重要なデータ。
メンバーが報告しない理由は様々であり、その真因を捉えネクストアクションに繋げることが非常に重要

  • 報告しない要因

    • 理想が非常に高く自分にも他人にも厳しいタイプ

    • 他人を称賛することが苦手なタイプ(または他人に興味がない)

    • エンゲージメント低下

    • 報告する必要性を理解できていない

    • …etc

上記のように、報告しない要因は人それぞれ異なります。
どんな問題にも共通で言えますが、問題を分析し真因を捉え、優先順位をつけ対処することが非常に重要です。

また「報告しない」という行動は決して悪いことではなく、重要なシグナルである可能性を秘めた価値あるデータです。
そこに"気付ける状態を作ること"こそが、組織改善への第一歩に繋がります。

Plug導入後、気になる点など出てくると思います。
改善要望のフィードバック、運用についての相談など、いつでも気軽にご連絡いただければ幸いです。


さいごに

ありがたいことに、すでに何社も導入が決まり、組織作りに本気で取り組んでいらっしゃる企業様から多数お問い合わせをいただいている状況です。
Plugに少しでも興味がある組織・企業様は、ぜひ一度お問い合わせいただければ幸いです。
※スタートアップ様向けの専用プランの準備もございます

人は皆違ってそれで良いように、組織の形も様々で正解はありません。
組織は事業という側面だけでなく、所属するメンバーの人生において価値のある場所としてあり続け、その根底を強く支える柱として「MVV」は存在し、組織の変化とともにアップデートし続けるものであると信じています。

Plugを通じて、決して正解のない「組織作り」という課題に向き合っている経営者・人事・社員のみなさまをサポートできるよう、これからチーム一丸となってPlugの運営・開発に取り組んで参ります。


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