札幌は美味しい街だった
札幌に遊びに行ってきました。
友人が住んでいるので、事前に美味しい店を予約してもらって、そこをメインイベントに据えた、食と酒の旅記録です。
１日目（たこ焼きとラムしゃぶ）
涼しいと思っていた札幌が、そこそこ暑くて驚く。
札幌駅（札駅、と呼ぶらしい）まで迎えにきてくれた友人と、メインストリートをススキノ方面に歩く。
「錦糸町より人がいないでしょ？」と言われ、確かに駅前なのに人が少ない。どこに行ったのか？と思うくらい。ただ、その答えを私は２日後に知ることになるのです……。
一軒目：タコとハイボール（狸小路）
札幌なのにたこ焼き食べるんかーい！
メインの食事の前に、別の場所から来るジャーマネ（夫）を待つ時間があったので、「とりまアルコール」ということで、狸小路商店街のドンキホーテ前にあるたこ焼き屋でドンキホーテを見つめながら一杯。
二軒目：極薄ラムしゃぶ専門 工藤羊肉店 2号店（すすきの）
肉は苦手なので今まで敬遠して生きてきたのですが、韓国にハマってサムギョプサル食べれることに気づき、美味しい肉なら食べられるのか？と挑戦し続けている私が、とうとう北の大地でラムをしゃぶしゃぶすることに。
店内、ラムの匂いが立ち込めて恐る恐るでしたが、結論から言って美味しかったです！
食べ放題のコース料理にしました。
スープは羅臼昆布ベース、あともう一種類は好きなのを選ぶことができて、私たちは坦々風に。
この薄切りラムをしゃぶしゃぶして食べました。
あと、飲み放題にしたせいで飲むのに夢中ですっかり注文し忘れてたんだけど、最後に駆け込むように俵ご飯を注文して、上にお肉を乗せてバーナーで炙ってもらって頂くこれ、めちゃくちゃ美味しかったです。
三軒目：うみ野（狸小路）
狸小路に戻って軽く三軒目。
札幌に来たのに、サッポロクラシックを飲んでなくてひたすらハイボール飲んでいたことに気づき、やっとサッポロクラシック！
地元のサラリーマンで賑わうお店って落ち着きますね。お姉さんがお酒を勧めるのが上手すぎて、赤兎馬の柚酒を飲む。
２日目（カレーと海鮮居酒屋）
この日はちょっとお出かけしたので、あまりちゃんとした食事はしてないんですが、、、
一軒目：ポロピナイ食堂（支笏湖）
カレー食べました。
揚げたジャガイモドーン！
チップというお魚が美味しいみたいなんだけど、勇気が出なかった。
昨日ラムをあれだけしゃぶしゃぶしたくせに、魚食べる勇気がないとかおかしな話だけど。
ホロピナイセットというチップをあげたやつと焼いたやつの定食を食べている人が多かったです。
二軒目：お刺身居酒屋 瑠玖（狸小路）
安定の狸小路で夕食。
ここでも飲み放題。
お刺身セット、冷奴（でかい）、ざんぎ（写真撮り忘れ）、いももち（初めて食べた）などをたんまりと頂く。
コの字のカウンターで、地元の一人客の隣で飲むのもまた楽しい。観光客も多めだけど、バランスが良い感じ。
３日目（カフェとビールとトリュフマグロ）
一軒目：カフェロン（ロープウェイ入口）
なんかもう、名前に惹かれて入りました（ジャーマネと同じ名前）。
藻岩山ロープウェイから降りて、市電駅に向かう途中にあって、アイスカフェオレもスコーンもとても美味しかったです。
店内、クーラーはないので、ちょっと暑かったけど、秋とか冬が似合いそうなそんなお店でした。また行きたい！
かかっている曲のセンスも、音量や音質もなんかすごく落ち着いていてほっとする感じです。
二軒目：大通公園とうきびワゴン
THE観光！これは食べないと。
上手に食べないと鳩がオラオラと近寄ってきますが、それも味だよね。美味しくいただきました。
三軒目：さっぽろ夏祭りビアガーデン（大通公園）
人生でこんなにビールを飲んでいる人を一度に目にしたのも初めてだし、なんなら午後３時だったんだけど、なぜ平日の午後３時からこんなに賑わっているのかも謎だったし、とにかく面白い場所。
友人が「札幌、飲むしかないんだけど……」って言ってたのが冗談じゃなくて、本気で飲んでた。
タクシーの運転手さんも
「北海道は夏が短いから、夏を楽しもうって気持ちなんですよ」
って言ってたけど、楽しみ方が、”外でビールをしこたま飲むこと！”というのがある意味健全で可愛らしい。
四軒目：話食屋ひろ志（狸小路）
んもう、今回ね、ここがメインだったんですよ。
友人がきちんと予約してくれて、とても楽しみにして行きました。
何も語るまい、まず見てください。
トリュフマグロは看板メニューのようで、本当に美味しかったです！
他のメニューも、全部美味しくて、一瞬
（私はなぜさっきジョッキに３杯もの炭酸を飲んでしまったのだろうか）
という思いがよぎりました。
お料理は店主のひろしさんが一人で作ってるんだけど、淡々と作ってこれが出てくるの。クオリティ！
ホールも男性の店員さんがお一人しかいないんだけど、お酒を勧めるのが非常に上手で、もはやなんかの舞の如しだった。
酒を勧める妖精かなんかか？
声も高橋一生みたいだから、高橋一生に勧められたら断れないよね、と友人が申しておりました（日本酒すごいのまさってた←北海道弁）。
また行きたい、、、また行きたい店が多すぎる。
ここも狸小路。
最後にもう一軒くらい行きたかったんだけど、金曜ということもあってすごく混んでいたので、友人の案内で「すすきの祭りというのをやっているからそこを通ってホテルまで戻ろう」ということに。
で、もう雨がだいぶ降ってきてて、これはちょっと祭りって感じでもないだろうなぁ、なんて思って向かったら。
道路にテーブルと椅子が出てて、浴衣のお姉さんやお兄さんがビニール傘さして座って酒を飲んでいました！
これがまた、すごい賑わい！
そう、初日に札幌駅で人がいないねぇ、どこにいるんだろう、なんて思ったアンサーがここに！人混み！
雨が降ろうと、何が降ろうと夏は外で酒を飲むんだ！という強い気持ち！
短い夏を楽しむんだ！という執念！（怒られる）
なんかもう、一気に好きになりました。札幌。
４日目（番外編：小樽と千歳）
一軒目：朝市食堂（小樽）
最終日は小樽に足を伸ばしました。
だって、海鮮をやはり食べたいじゃないですか！
実は前日の朝も札幌の市場に朝行ってみたんですが、どの海鮮屋さんも３、４グループは待っている人がいて、多分入って食べて出たら1時間半とかかかるだろうなぁ、と思ってやめたんです。
で、小樽なら平気だろう？と思ってたんですが、電車の中で色々調べてもどこもすごく待つし並ぶ、と。
特に駅前の市場は混んでいるようです。
ということで、小樽駅を降りて、端っこの市場へタクシーでビュンと移動して、鱗友朝市まで行きました。ここは本当に朝しかやっていない市場です。
お目当ての朝市食堂さんはラストオーダーが10時半なんですが、滑り込みまして。幸い待っている人もいなかったので前の人が出てから5分くらいだけ待って入店できました。
お待ちかねの、海鮮です。
こんな美味しい海鮮丼は久しぶりに食べました！
色々乗っているより、私はこれくらいシンプルなのが好きです。
二軒目：ラーメン泰我（千歳）
急に聖地巡礼。
BTSが昔札幌に来た時にラーメンを食べたお店です。
赤味噌ラーメン、頂きました。
わたしはグクの席でした。
最後は、なぜか急に推し活になりましたけど、ラーメンは食べていなかったので、札幌名物をこれでもか！と堪能できました。
食以外では、丸駒温泉とかウポポイとか藻岩山展望台とか札幌市図書館とかにも行っているのですが、もう、書く余力がないです。満腹です。
ということで、この辺で。
夏の札幌、とても楽しかったです！
案内してくれた友人にもビッグラブ。サラハンダ❤️
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