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書き出し用__アステリアの鎖

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休載してしまった小説をぼちぼちとかきあげるマガジン。 最終的には加筆修正バージョンをのこして、作業用の小話は消す予定です。
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2023年1月の記事一覧

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 12

「あぁ、あのバスを見かけたのですね」  ティアの見せた芸当にプルートスはわずかに目を見開…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 11

「おおぉっと、すいません」  まるでティアが名刺を見たタイミングを見計らって、プルートス…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 10

 おおよそ観光業者を名乗るのには行儀の良い格好。砕けた態度ではあるが、彼女たちを映す二人…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 09

 教え子のティアに殺人の容疑がかけられたのが数日前。カルティゴからの出国が許されない状況…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 08

 呼び出された場所は、ロータリーの隅に位置する待合室だった。  ティアとカーラは何気なさ…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 07

 王家の丘とは儀式を行う場所だ。  とはいえ、ティアは本気でバスに乗ろうとは思っていない…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 06

「うーん、迎いが来ないのは仕方ないけど」  ティアは少し煮え切らない。  王位継承の儀式は誰でも参加が出来るのだ。そのために他国の王族が政治的な思惑の元で、儀式に参加したこともある。そして、自分たちが有利に立ち回れるように、他の参加者に対して暗殺やテロを実行したこともあり、国際問題に発展した事例は一回や二回だけではすまされない。  ティアは自身が儀式に参加することを一ヶ月前に表明し、王家に向けて手紙を出した。だから、速やかな儀式の遂行と暗殺を阻止するために、護衛としての出

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 05

 あれがなくなり、これがなくなり。これが増えてあれが増えた。  それは当然の事象である―…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 04

 わたしの考えが確かなら、この儀式は――。  この五年、ネイリス学院でただ遊んでいたわけ…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 03

 魔導王国オルテの王位継承の儀式。  魔王を封印して以降、王女アステリアによって生み出さ…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 02

 ごぅっと風が吹く。海を背にした駅舎から出てると、磯の香りと共に煙たくいがらっぽい匂いが…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 01

 今から1000年前  伝説の都――ユピテルを一瞬で滅ぼした魔王【マキーナ】  深紅の巨体に輝…

書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖

 杉藤俊雄の話が9割がた終わりましたので、エブリスタにて年単位で休載してしまったダークフ…