ぜんぶ、いとおしくなっちゃうラジオ。
初めて聴くやいなや、すべての回を平日4日間ほどで聞きとおしました。
通勤電車の中でこっそり涙したり、笑ってしまったりして何度も頬を引き締めた。
こんなに心地よくなれるラジオがあるなんて知らなかった。
そして、身の周りのいろ~んなものがいとおしくなりました。
「チャポンと行こう!」とは?~ひそかに人気のラジオ番組~
さて、「チャポンと行こう!」、略して「チャポ行こ」は、
調べてみたらひそかに人気のラジオ番組。
(Spotifyのポッドキャストランキング13位です。
「ひそかに」じゃないかかもしれない、ごめんなさい。)
番組スタート時からずっと聴いている「チャポラー」の皆さんもたくさんいらっしゃるなか、恐縮ながら、紹介したいと思います。
(追記:読み返すとべたべたに褒めすぎてPRのようになっていました。
「チャポいこ」を溺愛するただのリスナーです。)
毎回の番組冒頭の前説のことばもお借りしながら紹介すると…
①「北欧、暮らしの道具店」というブランドのラジオ番組。
「北欧、暮らしの道具店」は主に生活雑貨、服飾を扱っていますが、最近はコスメも展開しています。
コンテンツも充実していて、このラジオ番組も、オリジナルドラマ等の映像もYoutube上で公開されています。ドキュメント風映像もドラマも最高ですので是非ごらんあれ。
②お話しするのは「ナビゲーターの店長佐藤と、アシスタントのよしべこと青木」さん。
おふたりについて詳しくは後述しますが…
「店長」とは、「北欧、暮らしの道具店」の「店長さん」。
お名前は佐藤さんですが、番組内では「店長」と呼ばれています。
ちなみに、この「お店」を展開する企業の社長さんは、店長のお兄さん、青木さんです。
ご兄妹で展開してきたブランドというわけですね。
そして「アシスタントのよしべこと青木さん」、通称「よしべさん」は、青木さんの奥さん。
つまり、よしべさんは店長佐藤さんの義理のお姉さまにあたるとのことですが、年齢は佐藤さんのほうが年上のようです。
お二人は30~40代の女性です。(正確なお年を忘れてしまいました…)
えっ義理のお姉さんとラジオ?と文字面だけで想像すると
「それは果たして心地のいい雑談が聴けるのか」と思われるかもしれませんが、死ぬほど心地がいいのでご安心を。
③隔週日曜、おおよそ20時に放送。長さはおおよそ30分前後。
生放送ではなく収録のようです。
スタッフさん&出演者のおふたりで打ち合わせをして、お話の流れを考えて決めて臨むと店長が仰っていた気が・・・
④「明日から平日が始まるなあ、という気分を、皆さんからのお便りをもとに、女湯トークを繰り広げながらチャポンとゆるめるラジオ番組」
そう、明日から平日が始まるなあ…とほとんどすべての人が思っていそうな日曜20時、私も思っている日曜20時、
佐藤さんとよしべさんがリスナーからの質問や相談、種々にわたるネタについてトークします。
「女湯トーク」と銘打っているとおり、気の置けないひととお湯につかっているときのように、いろんな話をざっくばらんに素直にしてくださっています。
⑤リスナー、ファンの皆さんのことは「チャポラー」と呼ばれる
私もチャポラー。そして番組終了時には必ず、当該回のトークの温度感を「今日は何度?」との振り返りがなされます。
お風呂みたいに気持ちがいい番組だから。
ちなみに店長とよしべさんは、ぬるま湯、40度前後を狙っているようですが、ついついアツく語ってしまって45度くらいになる回も多々。
さて、「概要紹介」なのにこんなに長くなってしまった。
私もいま45度です。
「チャポ行こ」の、何がそんなに心地よいか?今一度考えてみた
①店長とよしべさんの、かゆいものに手が届く「ことば」
まず、店長とよしべさん、とにもかくにも「ことばづかい」がお上手です。
私もコンテンツ制作を仕事としているので、仕事において「人にすっと伝わる言葉」を編み出すのに四苦八苦していますが、
お二人はうらやましくなってしまうくらいの話し上手。
饒舌というよりは言語化が上手。才能。
感情とか状況とか、うまいこと言葉にするのが難しいものを、すんなりくる言葉にして話すんです。
まさに「かゆいものに手が届く」感覚。
そして、聞き上手。
・・・話し上手と聞き上手って両立するんですね。
相手が話しているときの相槌や話を掘り下げる質問が本当にお見事。
店長とよしべさんの話し方、聞き方は、ぜんぜんプライドがお高そうに聞こえない、お説教のようにも聞こえない、謙虚すぎるくらい謙虚で、でも自分らしくあることをとってもだいじにしてらっしゃるみたい。
私は合コンには行ったことがありませんが、もしも行くとしたらこんな話術があればめちゃくちゃモテるだろうな…
私もこんなふうに話せるようになれたら。そう思えるのです。
それからお二人の声質そのものも、とっても耳に心地いいです。
耳なじみの良い声というのは人それぞれだと思いますが、店長とよしべさんの声は100人中100人が心地いいはず。
店長の笑い声に誘われて、自分も笑ってしまうこと請け合いです。
②「お二人はどう思いますか?」とつい尋ねたくなってしまう
店長とよしべさんは働きながら子育てをするママさんでもあります。
だから、仕事について、働くということについて、若さということについて、子どもについて、親について、家の植物について、ハマっていることについて、これまでのことについて、これからの夢について、いろ~~んなことについての意見や感想を持っている。
そのトークの話術が前述の通りステキなので、リスナーのみなさんもお二人のことを知りたくなって、
お二人に聞きたいことや相談したいことがたくさん生まれてくるんだろうと思います。
お二人が自分の身の回りの出来事や環境について感じていることを話すのを聴いて、
リスナーは自分の身の回りのことについて思いを馳せてしまうんじゃないでしょうか。
そのうちだんだん、店長とよしべさんが「親戚のおばちゃん」(言葉が失礼ですが)、もしくは「行きつけのお店のお姉さん、ママさん」「会社の仲良しの先輩」
・・・そういう、素直によりかかりたくなる存在に思えてきてしまう。
店長やよしべさんと同世代の方はついつい共感してしまう話が盛りだくさんだろうし、
人生の後輩である年齢の私からすると、どうしたらいいですか?そうなんですか?と興味津々になる話がいっぱい。
お二人の声は心地がいいからついBGMのようにすっと聞き流してしまう瞬間もあるんですが、
言葉のひとつひとつや内容がとっても響くものだから、聞き流しちゃいけないと巻き戻しをするんです。
聞き流せるようで聞き流せない。
それがこのラジオの魅力だと思っています。
そして、リスナーのみなさんもおそらく幅広い年代にわたっているけれど、みなさんのお便りの内容や言葉の使い方もすてきです。着眼点も。
いつもすばらしい質問や相談をしてくださるリスナーの方がいるから、お二人のおもしろい話を聴けるんですよね。
私も人生の迷える子羊になったら店長と佐藤さんにヘルプを求めるつもりです。
④24時間いつでも聴ける、そんな雰囲気。
そして、音楽やラジオって、話し手のテンションや番組の雰囲気によって、「朝が似合う」「夕暮れが似合う」「夜が似合う」とか、なんとなくありますよね?
「チャポンと行こう!」は、24時間、いつでも、似合うんです。
ぬるくも、あつくもあり。
だから自分が欲しているときに聴くのがいいのかな、と思っています。
コンセプトは日曜20時のリスナーに、だけど、自分が弱っているときに。
なにはともあれ一度聴いてみてください~おすすめ放送回を添えて。
・・・さて、どうでしょうか。
私はこのnoteを書いて物理的に汗をかきました。50度です。
…私の稚拙な文章力で、よさを伝えられるか自信がないので、
あなたも次回の放送回から、ぜひチャポラーの仲間入りを!
Spotify :「よりぬき」と称して、各回の内容振り返りも読めちゃいます。ディレクターの方が文章をまとめてくださっているんでしょうか。
Youtubeでは「湯上がりチャンネル」と銘打ち、「チャポンと行こう!」収録のダイジェスト版を定点カメラ映像で楽しめます。
ちなみにSheena散歩のおすすめの放送回(Spotify)
第6夜:「自己紹介ってむずかしい・・・親しくなるコツは「投げかけ」にあり?」
第11夜:「大人の進路相談室。私らしく生きていくために大切にしてきた価値観って?」
第12夜:「大人の進路相談はつづく。紆余曲折の人生、働くってなんだろう?」
第23夜:「どうしたらセンス良くなれる?センスの磨き方について」
・・・・私の性格的に高温のネタを選びがちなんですが
ゆるっとまったり「暮らし」についてのおしゃべりもたくさんあるので
タイトル聴きもおすすめですよ~!
店長、よしべさん、中身をつくってくださるディレクターさん、スタッフさん、チャポラーのみなさまみ~んなへの愛が詰まったnoteを書けて満足!
幸せになれるものを見つけて綴るのが目的の「Sheena散歩」、
自分のために、書きたいnoteが書けました。
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