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五輪強行開催によるリスク。世界はしっかりと見ている。日本政府、IOCの世界に対する態度を

Shdwです。

今朝の表題も、五輪にスポットを当てていきましょう。

男子テニス世界ランキング一位のノバク・ジョコビッチ選手が

五輪が無観客開催となった場合、辞退することを述べました。

これは、日本で客が居ない中で試合をする意味や

世界ランキング一位としてのプライドや選手としての立場

様々な要因が考えられます。

それ以上に、コロナ禍でリスクを犯してでも日本で試合を行う

必要がないという考えも含んでいることが考えられます。

私としても、リスクや立場を犯してまで日本で態々試合をする必要は

今のタイミングではないと思います。それに7月の五輪開催予定となる

その時に今と状況が様々な要因で一変している可能性もあるでしょう。

予測として、緊急事態宣言の6/20以降の再延長。

政府は五輪と同時に緊急事態宣言を発令状態のまま迎えるというのは

考えていない思われます。しかし、全国的、感染率の上昇具合によって

病床率も上昇し、医療崩壊が起きる。医療崩壊が起きている国に

世界中から選手が集まる訳がないのです。

政府としては五輪直前に緊急事態宣言は避けたいが

実際はそうもいかない。そんな直近の未来が予測できます。

必要なのは、五輪よりも人の命を守ること。

しかし、政府は人の命を守る=経済、政府予算を守る

という認識で全ての政策を進めています。

恐らく、私が想定している以上に五輪中止になった場合の

損害や賠償請求、その後の始末、その先の未来など

政府としては暗いビジョンしか描けないはず。

野党からも叩かれ、あの政策はこうあるべきだった

こうすべきだった。民主党ならこうしてた。

後出しで次から次へと責め立てられ、国会は更なる混乱へ

2021年の後半は引き釣り込まれるでしょう。

2011年以来の与野党逆転も充分にあると思いますが

その後のインフレ政策については、予想の範疇も超えてくる可能性があるでしょう。


五輪開催は日本でやるのは歴史的に喜ばしいこと。

しかし、ワクチンの接種率状況も芳しくなく

感染者数の上昇が予断も許さない。

そのような状況下で、安心して五輪の開催を選手含め

皆んなが意気投合できることは難しい。

私は延期できるならば、延期してもらいたい。

今はそう考えています。

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