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企業に午後8時までの終業要請。ウルグアイで「致死率54%」黒い真菌

Shdwです。

タイトルの通り、企業に対し20時までに仕事を終わらせるよう要請が出ました。これは時短などとは関係なく、時間指定による極めて大きなニュースであると捉えられます。

通常のコアタイム時間が20時までは当たり前に勤務があった企業においては時間の調整を行う必要があり、夕方などから勤務開始を行っていた企業においては目も当てられないような要請となります。

そしてこの要請に従わない場合は、感染率状況に応じて公表、或いは法的措置などがとられる可能性も見通しとして出てきます。

一方で百貨店、商業施設などは6月から休業から時短営業で午後20時か21時までは営業許可が出ますが、アルコール類提供の飲食店は引き続き休業とするとしています。

この要請によるポイントとしては、緩和措置で救われるのは主に朝から営業を行う必要があった、デパート、商業施設、飲食店などですね。

思惑として、やはりアルコール類を提供するお店においては、感染率が非常に高いとしている裏付けが明確な意思表示をされたという印象です。

一般的なアルコールを提供しない飲食店においては、クラスターの発生原因には成りにくいというデータがあるのかどうかについて、非常に批判を浴びる要請となることは間違いないと考えられます。

日々報道される統計データとして、一日の感染者数が今日なら都内は539人と増えたり減ったりしている状況が公表されています。

この数字においては、私はこのまま維持すれば、医療崩壊になっている印象でした。しかし、政府は緩和措置を出しています。

医療崩壊するということが、より死者数を大幅に上昇させるという意味合いになると認識していましたが、そのような公表を政府が行っていないというのは、非常に気掛かりな要請となったことが明白であると考えられます。

特に医療危機面では、大阪、北海道も今日のニュースで深刻さを物語る報道がなされています。このような状況下で、緩和要請を行うことになった経緯に疑いを持たざるを得ないと私は思います。

さて、ブラジルのこの記事を見た方いらっしゃるでしょうか。

致死率54%と表題に持ってくるのは煽りのように感じてしまい、あまり現実的なことのようには感じられない部分もあると思います。

読んでみるとインドでも多く報告がされている症状だそうで、この病気は「ムコール症」という真菌感染症で疾患持ちの方がかかるものであるとのことです。

変異株や後遺症としてこのような症状が発病することに恐怖を感じざるを得ませんし、今後このような症状や新たな変異株がどんどん増えていくとなると、恐らく既存のワクチンで早急な対処など不可能になってくることは間違いないと私は思います。

しかしこのような状況下である上で、政府IOCは五輪に強行姿勢を見せているというのは、やはりこの問題も私は信じがたいことであると感じます。

臨床医学や実態経済の見通しなどについて、私は知識の権威でもないので言及することはできませんが、明確な疑いや情報を得ることは出来ます。

憤りを感じるのは、政府がきちんと人の命を守ることが出来るのか、医療崩壊を起こさず人の命を守り、且つ、経済的にも人の命を守ることが出来るのかということです。

五輪は政府的には中止になった場合の賠償的な損失や負債などはあると思いますが、感染者を蔑ろにしてまで行う必要はないと思います。

どの道人々の税金を徴収して返済に充てる措置しか出来ないのが政府という機関であり、お金を払うのも国民であり、医療崩壊によって感染時に対応が後手に回し、死亡するのも国民です。

民主主義国であるなら、国民に今すぐに何が必要であるかを考え最善策を打った対応が求められているでしょう。

この記事において最後に。

今政府は感染率を抑えることが出来ず、五輪による負債も抱え、人の命もお金も守れなくなっています。

私はこれ以上の緊急事態宣言のループを行うことは無駄であると感じていますが、ワクチンの効果と水際対策により、イスラエルのように安定を取り戻すことは可能である可能性も感じています。

しかし、それは実際未来を見てみないと判らないと思います。

最悪、ワクチンを打っても次から次へと変異株や別の症例による死者が出てしまい、経済も今後更に疲弊しマイナスへとシフトしていく可能性もあります。

今からでも良いので、最低限政府は給付策を充実させるべきであると私は考えます。

インフレ時の問題について、私は詳しくないのでなんとも言えませんが、このタイミングで政府の政策に納得できるのは結局お金しかないと感じます。ワクチンで人を守れる保証がないなら、多くの企業、飲食店、国民にお金を配る必要性を感じます。

今回は少し長くなりましたが、また次の記事でお会いしましょう。



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