マリンズ 晃治(ショーン)

日本とアメリカのハイブリッド。外資系広告代理店の戦略プランナー。 マーケティングやスポ…

マリンズ 晃治(ショーン)

日本とアメリカのハイブリッド。外資系広告代理店の戦略プランナー。 マーケティングやスポーツ育児について。

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最近の記事

ストレスフルで、ワンダフル。ぼくの育休。

次女が生まれたのをキッカケに、 11月後半から育休を1ヶ月半取得した。 新生児が外出できるまでの1ヶ月間、 長女の保育園の送り迎えや 休日に公園に出かけたり、 次女に嫉妬しないように 長女の心のケアすることが、 僕に課せられた大きなミッションだった。 子育てが中心の毎日。 これまでの人生では経験したことのない、 気が狂いそうになるほどのストレスと、 言葉では形容し難い心温まる幸せを味わえた。 2つの正反対の感情が、 一日のうちに何度も交互に襲ってくる。 そんな激し

    • 必要としている人のために、戦う「覚悟」はできているか?

      小藪さんを起用し、 大きな話題を呼んだ厚労省の、 「人生会議」ポスター。 「人生会議」してみませんか? しかし批判をうけ、 ポスターの発送が中止に。 ぼくはこのニュースを見たときに、 とても残念な気持ちになったと同時に、 広告を作る上で一番重要なのは、 戦略でも、コピーでも、 ビジュアルでもなくて、 「覚悟」なんだなって確信した。 今回の広告は暗黙の了解のように、 日本でタブー視されてきた、 「死」や「終末期との向き合い方」に対して、芸人の小藪を起用してカジュアルに切

      • 【オールブラックス対イングランド】を見て、指導者の重要性を再認識させられたことについて

        オールブラックスまさかの敗戦! イングランド強かったなー。 以前noteにも書いたように、僕はラグビーのにわかファンです。 どうしてイングランドが勝てたのか? 僕にはこれっぽっちもわかりません。 いまだにルールとか100%わかってないし。 でもね、一つだけ仮説がある。 (credit: daily express) 「エディー・ジョーンズ」の存在だろうなと。 2015年W杯。日本代表が南アフリカ代表に勝った。 「スポーツ史上最大の最大の番狂わせ」と称された、 「ブ

        • 「小さな池の大きな魚」であれ。

          NBA開幕した!めっっっっっっちゃ嬉しい。 10年間やってた野球より、バスケが好き。 (バスケ部所属期間は3ヶ月) そしていよいよ今日開催のマーベリックス vs. ウィザーズの開幕戦で、『八村塁』が先発出場予定。 credit: fly magazine 「開幕スタメン」でNBA選手としてのキャリアをスタートさせる八村くん。実は僕がキャリアを形成する上で、とても大切にしている「小さな池の大きな魚」という考えに、非常に似ているところがあるなと。 アスリートは「試合に

        ストレスフルで、ワンダフル。ぼくの育休。

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        • スポーツから学ぶ!ビジネス&ライフハック術
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        記事

          全てが見える時代に、「見えないもの」をどこまで信じられるか。

          明日からいよいよワールドシリーズ(以下WS)開幕!!! photo credit: @mlb 今年のWSは、 2017年以来の優勝を狙うアストロズ vs. WS初出場のナショナルズ(以下ナッツ)。 アストロズのWS進出は、 「大方の予想通り」という感じだったけど、 ナッツがWSに進出することを予想していた人は、 ナッツの監督と選手以外は皆無。 なぜなら、ナッツの5月25日時点での、 WS進出確率は0.1%だったから。 credit: @mlb (twitte

          全てが見える時代に、「見えないもの」をどこまで信じられるか。

          「にわかファン」がいるから、裾野が広がる。

          (写真:長田洋平/アフロスポーツ) ラグビー日本代表、本当にお疲れ様でした!! ラファエレ・ティモシーイケメンすぎだし、 田中史郎さん渋すぎだし、 中島さんダウンタウンの松ちゃんに激似だし、 松島速すぎだし、 福岡も医者になりたいとか凄すぎだし、 流大と姫野は国歌斉唱で泣きすぎだし、 ボール持つたびに「リィーーーーーーーチ!」 とか呼ばれるキャプテン・リーチ。 あなたが誰よりも日本人だ。 日本を導いてくれて、ありがとう。 ニュージーランド生まれ、北

          「にわかファン」がいるから、裾野が広がる。

          リスクをとる人の、頭の中。

          ある仕事がきっかけで、 「リスク」について、 考える機会があった。 リスクという言葉には、 ネガティブなイメージが付き纏う。 しかし、リスクは日本語で「危機」と書く。 「危険(danger)」の「危」 「機会(opportunity)の「機」。 つまりリスクとは、 「機会(チャンス)を掴む過程で遭遇する危険(チャレンジ)」ということ。 こう考えると、 「リスク」って言葉が、 少しエモく見える。 (俺だけか) 「リスクを取らないと成功はない」 という言

          リスクをとる人の、頭の中。

          イチローは何を伝えたかったのか?

          2019年9月14日。 マリナーズの特別功労賞授与式で、イチローはシアトルのファンに向けて5分間のスピーチを英語で行った。 イチローは流暢な英語を話すが、「正確に伝わってほしい」という理由で、ほとんどの取材を、通訳を介して日本語で対応してきた。 「正確に伝わる」ことを大切にしていたイチローがわざわざ英語でスピーチをしたからには、「自分の言葉」で伝えたかったことがあるに違いない。 イチローは、何を伝えたかったのか?イチローは、自分の可能性を信じてくれたシアトル・マリナー

          イチローは何を伝えたかったのか?

          「意志の強さ」より「環境づくり」が大切だよ。というお話。

          「意志あるところに道あり」 僕がずっと大切にしている言葉だ。 この言葉との出会いは、中学生3年生のとき。 勝てば「関東大会出場」という大一番の試合で、僕は先発ピッチャーを任された。 このような大事な試合は、通常エースが投げる。チームの3番手ピッチャーだった僕には、本来であれば縁遠い試合だ。しかし、対戦相手のエースがマイクという、日本とアメリカのハーフだったため、監督が「だったらこっちもそれで行く。マリンズ、お前明日先発な。」よくわからない対抗意識で、先発することになった。

          「意志の強さ」より「環境づくり」が大切だよ。というお話。

          PRがやりたいから、「PR会社」をやめます。

          12月7日(金)をもって、PR会社エデルマン・ジャパンを卒業しました。 まずはこの場を借りて、エデルマン在籍期間中にお世話になったクライアント、協力パートナー、同僚といつも自分を支えてくれた妻、いつも癒しをくれた娘にでっかい声で「ありがとうございました」と叫びたいです。 ありがとうございました!!!僕はPR業界の世界最大手エデルマンで約6年半に渡って、本当に様々な業務に携わらせて頂くことができました。国外のPRアワードを受賞したり、全世界のオフィス対象の社内コンペで勝ち抜き

          PRがやりたいから、「PR会社」をやめます。

          写真家レスリー・キーから学んだこと

          今回お仕事で幸運なことにも世界的な写真家レスリー・キーと密にお仕事をする機会に恵まれました。僕は写真家ではないのですが、自分のキャリアを築いていく上で、確実に糧になると思い、僕の記念すべき初note投稿にしたいと思います。 レスリーと一緒に取り組んだプロジェクトがこれです。 LESLIE KEE presents JOHNNIE & HIGHBALL in Omotesando https://antenna.jp/articles/7333250 世界の第一線でご活躍

          写真家レスリー・キーから学んだこと