【いよいよ】「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」ラインナップ確定!【放送】
今年2023年、藤子・F・不二雄先生は生誕90周年を迎えます。
この記念すべき年に、大型企画「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」が放送されることになり、全ての作品ラインナップが発表され、放送日も一部決定となりました。
藤子先生の111本ものSF短編集の中から、全10作品をNHK-BSPにてドラマ化させるという企画で、昨年末の第一報では5作品が発表されていました。この時はニュースを聞いて興奮し、すぐに記事を書いております。
先日、未発表であった残り5作品と前半戦となるOA日程が発表となりましたので、所感を含めてここにご紹介したいと思います。
まずはNHKの特設ページのリンクを貼っておくので、こちらもご参照ください。
既に発表済みのタイトルは下記となります。追加のキャスティング情報とOAの日程を加えておきます。
そしてここからは、新規発表作品!
こちらは、初回のオープニングに選出された作品です。前回の記事で、本作を映像化したら良いのではと書いたのですが、見事に希望が叶いました。
なによりも、本作は名作中の名作です。ミステリアスな始まり方から、ラストでは大感動が待ち受ける傑作。遺伝子、父と娘、不思議体験に巻き込まれていく主人公と、様々なテーマが含まれています。
また、本作は「ドラえもん」の熱心な読者なら、まず知っている「あの名作」の元ネタ的作品となっています。この感動的なシーンをドラマでどう描かれるか楽しみです。
本作の演出は、一癖ある青春映画の傑作を何本も撮っている山戸結希監督ということで、その点も非常に期待大です。
こちらはまだ記事にしていなかった作品。二人の体が入れ替わる話で、特別なセットが必要だったりしないので、実写映像化に向いている作品ですね。
藤子作品では、体が入れ替わる「とりかえばや」の物語が非常に多く、藤子Fノートでは、特集記事を何本も書いてきました。代表的な所では、のび太としずちゃんが入れ替わる話だったり、男女が入れ替わるSF短編『換身』などがあります。
「とりかえばや」のテーマは、「人は立場が変えると見方も変わる」ということです。全く立場の異なる二人が、互いの立場を経験し、少しずつ互いを理解するようになる・・・というのが、定番の進行です。
本作の場合、反抗期の息子と子供に不理解な父親が、その立場を入れ替えます。実写ドラマとして見た場合には、父親(吹越満)が学生の演技をして、息子(青木柚)がオヤジ演技をすることになります。その点の演技合戦が見ものになるかと思います。これも超絶楽しみです。
そして、本作を見たら記事を書いてみようと思いました。
ここからはまだキャストなどの詳細情報はなし。放送日程についても、6月放送という情報に留まっています。
「ノアの方舟」+「都市伝説」という組み合わせ。
突然隣家から、家を格安で買って欲しいと申し出があります。最初は大喜びするのですが、何やらその裏には秘密が見え隠れしてきます。
裏に何かある、いやそんなものないといった、いわゆる「都市伝説」に右往左往する一市民が描かれていきます。
メディアとは何か、私たちが知る真実とは何かなど、考えさせられる要素も多く、エンタメ性にも溢れてます。こちらも必見の作品かと思います。
こちらはタイトル通りに、「どことなく、なんとなく」日常に違和感を覚える男性のお話です。違和感の正体とは一体何なのか、そしてそれが判明した時、どんなことが起こるのか。
意外性にも満ちた、しかも不穏感たっぷりな作品です。
たまたまですが現在本作の記事を準備中で、おそらく来週末にもアップ予定となっています。どうぞそちらもお楽しみに。(ネタバレ全開ですが)
いや~これが選ばれるとは思ってもいませんでした。宇宙船を舞台にしたSF作品ですが、ほぼ宇宙船内のみで展開する人間ドラマなので、実写化にも向いているのですね。
ほぼ全編イヤな奴がイヤなことをするお話なのですが、前後編でそれを描くと言うことで、かなりイヤな作品に仕上がるのでは・・と思います。そのイヤな奴を誰が演じるのか、非常に気にかかります。
既に記事にしてありますので、ネタバレを気にならない方は是非読んでみて下さい。
ということで、全10作品が実写映像化! このうち5作品は記事にしていて、1作品は執筆準備中。残りの記事にしていない3作品は、せっかくなので、映像を見てから書いてみようと思いました。
それとは別に、ドラマの感想もたっぷりと記事にしていく予定です。
4月からついに始まる「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」に大いに期待しましょう!!!
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