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【祝】1時間500円で利用できるシェア街キッチンから地元でバルを独立開業へ!西村さんへ突撃インタビュー!

みなさんこんにちは!
シェア街スタッフのMAOです。
ようやく11月終盤らしい気温になってきましたね〜。

現在浅草橋にあるシェア街のきょてん「Little Japan」ではシェア街キッチンをやってみたい方を募集しています。

嬉しいことにシェア街キッチンから独立開業される方が増えています!
パンケーキ屋さん、餃子屋さんに続き、今回3組目。地元でバルを開業予定の西村さんに今回はインタビューをしてみました。

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西村生馬さん

<プロフィール>
長野県伊那市出身。コメ農家の息子。「実家の米が一番美味しい!」とのこと。大学卒業後、縁があって飲食業界で働いたのち、現在は飲食店オーナーを目指す専門学校に通いながらパートタイムで働き中。来年には地元の伊那に戻ってバルを開きたい。

シェア街キッチンを使い始めたキッカケは?

西村さん:もともとリトルジャパンスタッフの高倉くんと同じカフェで働いていたんです。将来いつか自分で飲食店をやりたいな〜と思っていたところ、リトルジャパンでシェア街キッチンをやっているという話を聞いて、利用するに至りました。

MAO:へえ〜!紹介がキッカケだったんですね。シェア街キッチンの存在は知っていましたか?

西村さん:いえレンタルキッチンの存在自体も知らなくて、特に探していたわけでもなかったんですが、話を聞いて面白そうだなあと。また1時間500円で始められるという手頃な値段設定も魅力的でしたね。

MAO:確かにとても安いですよね。

どんな使い方をしている?

西村さん:2020年2月から利用開始して、現在9ヶ月経ちました。月に2回、ランチ営業をしています。毎月メニューを変えて一人で試行錯誤しながらやっています。

MAO:どんなメニューを出されているんですか?

西村さん:自分は長野県の南部、伊那市というところ出身なんですが、南信州の食材を使った料理や、名物を自分なりにアレンジして提供しています。

MAO:伊那市は初めて知りました!長野の食と言えばおやきや蕎麦のイメージなのですが、たとえばどんな料理があるんですか?

西村さん:たとえば南信州は昆虫食が有名なんです。佃煮として食べるのが一般的なんですけど、南信州では普通にスーパーでも売ってますね。

MAO:昆虫食!?でもなんか最近流行ってるって聞いたんですけど、美味しいんですか、、?

西村さん:美味しいですよ!実家では弁当にイナゴ入れられてましたね笑
レンタルキッチンでは3ヶ月だけ夜の営業もしていたんですが、お酒のおつまみとしてイナゴ、蜂の子、ざざむしを出したんですが、中々に好評でした。

MAO:確かに日本酒に合いそう!佃煮としてだったら食べてみたいです笑

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南信州産の寒締めほうれん草を使ったサグチキンカレー。
ふき味噌クリームチーズとの相性も○!実家の米も使用!

実際にシェア街キッチンを利用してみて

MAO:シェア街キッチンの利用を開始されて9ヶ月経ちましたが、実際にリトルジャパンでやられてみてどうですか?

西村さん:やはり安く利用できるというのは魅力的ですね。ただ集客に関しては苦戦している部分もあります。人通りがたくさんある場所ではないので。でも逆に考えると、どうやったら集客できるかと試行錯誤しながらやれたのはよかったですね。SNSを活用したり、時には外に立って宣伝をしたり、自分なりに色々試すことはできました。

MAO:確かにリトルジャパンは大通り沿いにあるわけではないので、集客に関しては特に工夫が必要ですよね。ただ将来独立開業したい方にとっては、絶対に課題となる部分ではあるので、事前にそれをここで試せるという意味ではいい環境かもしれませんね。

西村さん:そうですね。あと浅草橋という下町の土地柄でうける商品、うけない商品があることもわかりました。例えば南信州のB級グルメ、ソースかつ丼やカレーは結構ウケがよくて。そういったことをここで事前に知れたのはよかったですね。

MAO:なるほど!確かに土地柄によって住んでる人たちの食の好みも変わってきそうですよね。将来独立して飲食店を開業したい方にとっては、事前に色々試せる実験場としてシェア街キッチンを活用してもらえるといいかもしれませんね。

今後のビジョン

西村さん:実は来月の12月でシェア街キッチンを卒業するんです。来年の地元での開業に向けてそろそろ準備を進めていこうかと。

MAO:そうなんですね。西村さんの美味しい料理を食べれなくなるのは残念ですが、夢のためにステップアップするのはいいことですね。そもそもなんで飲食店をやろうと思ったのですか?

西村さん:正直飲食には元々そんなに興味がなくて。たまたま縁あって新卒で入った会社が飲食店で、そこで飲食の楽しさを知ったんです。そしてやっていくうちに、食を通じていつか地元に貢献したいなという想いが芽生え始めました。

MAO:もともと興味のなかった分野をこれから生業にしようとしているなんて、人生ほんとなにがあるか分かりませんね。ところでなぜ地元の伊那市に戻って開業されようと思ったのですか?

西村さん:地元にはとにかく美味しいものがたくさんあるんです。なのに長野の中でも伊那市のある南信州は目立たない存在で。もったいないなと思ったんです。お酒も美味しくて、ワイン、ウィスキー、クラフトビールなどたくさんの種類が南信州にはあるんですよね。そういった地元伊那の特産物やお酒を提供できるバルを開きたいですね。

MAO:素敵な夢ですね。長野に行った際はぜひ立ち寄らせてください!

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利用を考えている方へのメッセージ

西村さん:何か新しいことをやり始めるのはハードルに感じる方も多いかと思うのですが、いざ思い切ってやり始めると新しい世界がひらけてきます。自分はこのシェア街キッチンで、単純に自分のつくったものを誰かに食べてもらえるのは嬉しい、足を運んでもらえるのは嬉しいということを実感しました。また夜営業をやった時は、ありがたいことに満席になるまで席が埋まったのですが、そこで隣の方同士の交流が生まれていたりしたのがとても嬉しかったんですよね。美味しいものを食べるだけなら正直どこでもできると思うんですけど、人と人の交流・繋がりが自然と生まれるのが飲食店のいいところだし、自分が目指す飲食店のあり方だなと思いました。

MAO:美味しいものを食べながら、いろんな人と交流できるって最高な空間ですよね。リトルジャパンも人と人の交流をとても大事にしている場所なので、シェア街キッチンを通してそういう場作りができているのは大変嬉しく思います。西村さん、本日は貴重なお話本当にありがとうございました!

次回の西村さんキッチンは、12/15(火)、12/20(日)のランチ営業を予定しています!伊那市のご当地グルメ、「ローメン」(スープ焼きそばみたいなもの)を提供してくれるということなので乞うご期待です。
リトルジャパンでは最後の営業となるので、ぜひお越しくださいね〜!

シェア街キッチンの詳細とお問い合わせ先

シェア街キッチンの詳細に関しましては、こちらの記事をご確認ください!
シェア街の中で1時間500円で飲食店をやってみませんか?

シェア街キッチンをやってみたい、興味があると思った方はお気軽に下記までお問い合わせください。不安点や質問などもご相談くださいね。

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