京都大学に3ヶ月で受かった勉強方法〜高校を選んだ時点で発生する情報格差とその対策。〜
高校を選んだ時点で、情報格差というものは必ず発生します。
東大や京大といったレベルの高い大学に多く合格している高校は、そうでない高校と比べて授業で扱う情報量に差が出てくるのです。
情報格差は防げませんが、どうしたら差を埋められるのか考えることが大切です。
今回はそのことについてお伝えしていきたいと思います。
情報格差は存在する
繰り返しますが、高校によって情報格差は必ず存在します。
当時の僕はそのことにまったく気がつかず、当たり前のように近所の高校に進学していました。
しかし、高校によって授業をどのレベルまでやるかが変わります。
私立の進学校は教科書を早めに終わらせて、受験対策に時間を割いているようです。
その事実は知っておいた方がいいでしょう。
以前もお伝えしましたが、僕の高校は1年に京大合格者が1人でるかどうかというレベルの学校でした。
実績があるだけ良い方だと思いますが、それでも情報格差は確実に存在し、それが京大に受かるかどうかにも大きく影響します。
実は、同じ高校から1つ上の代で京大に受かった学生と、1つか2つか下の学年で受かった学生が兄弟でした。
僕は高校時代に一度も学年1位を取ったことがありませんが、この2人の兄弟も、聞いた話によるといずれも学年1位の成績というわけではなかったらしいのです。
学校の成績はふるわなくとも、京大への合格の仕方という点で情報を多く持っていたことが有利に働いたのでは、と僕は思ったりしています。
さらに、僕が通っていたのは大手ではない地方の塾で、当時京大に受かったのは自分だけという状況です。
また、塾の京大・東大クラスは存在していたものの、成績が足りず入れませんでした。その後「京大に行きたい」と伝えて入れてもらったものの、常に最下位争いをしていました。
今思えば、高校や塾から恵まれた情報を得られるような環境ではなかったと思います。
僕が情報格差に気がついたのは、自分で赤本を見て過去問を解き始めてからです。
別の記事でもお伝えしましたが、化学の過去問を解く時に、学校で習った知識だけでは足りないことがありました。それはレベルの高い進学校なら普通に授業で学習するような内容です。
英単語でも、似たようなことがあります。
センター試験の問題は単語帳の1個目の意味だけ覚えていれば解けますが、2次試験は単語帳の2〜3個目の意味がわかるとスムーズに解けるようになります。
このように、ちょっと知っていれば解ける問題があるのに、学校ではそんなことを教えてもらえないのです。
原典にあたる・情報源を持つ
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