【あと2日!】医療通訳以外で相談が多い内容について
保健医療従事者の方々から外国人母子支援のための医療通訳以外で寄せられる相談で多いのは、在留資格と健康保険に関連することです。
ここ数年は、新型コロナウイルス感染症流行の影響で、仕事が継続できなくなった、就職する予定ができなくなった、帰国もできない、などの問題を抱える人が増えました。
中には、母国で起きている紛争の影響で帰国できない方もいます。
コロナ流行前までは、在留資格が中長期ビザで健康保険にも入れていたのに、上記のような理由で短期滞在ビザに切り替わったり、在留資格が切れてしまってオーバーステイになった妊婦さんもいました。
そうなると、在留資格の影響で健康保険に加入できなかったり、健康保険が切られてしまった、などの問題が起きてきます。妊婦の場合は、出産育児一時金の補助が得られなくなるため、サポートをしている保健医療従事者にとっても、重要な問題となります。
シェアは、このような相談に対応し、健康保険に加入できる道はないかなど検討し、一緒に道筋を考えていきます。
また、短期滞在ビザやオーバーステイの場合、居住実態はあっても住基登録がないため、自治体によっては住民でないとみなし、妊婦健診受診票や予防接種票を提供しないような扱いをしてしまうところもあるなどの課題もあります。
シェアは、このような妊娠中や産後に抱えている様々な課題について相談に乗り、解決につながるよう支えていくことは、医療通訳の活用促進と併せて大変重要だと考えています。
相談にきちんと向き合い、対応できるよう、残り2日となりましたが、私たちの挑戦を応援していただけますとうれしいです!
*引き続き応援よろしくお願いいたします*
在日外国人の健康支援
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