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外国人母子支援に関するウェブサイト開設!!

こんにちは!シェアの在日外国人支援事業担当の山本裕子です。
8月27日から45日間挑戦しましたクラウドファンディングでは、ご支援、応援いただきありがとうございました。終了後も、“応援しようと思ってページを開いたら終わっていたから、シェアに寄付をしました”、というようなご連絡をくださった方もいらっしゃるなど、私たちの活動はこんなに多くの方々に支えられているんだな、とありがたく思っています。

本日は、赤い羽根福祉基金の助成を得て製作を進めてきた、外国人母子支援を行っている保健医療従事者を主な対象としたウェブサイトが、11月1日に無事公開となりましたのでご紹介したいと思います。

母子保健通訳相談の情報が優先的に伝わるように

ウェブサイトを作ると決めた当初は、保健医療従事者外国人母子も両方に役立つページを、と欲張って考えていました。しかし、活動を進めていく中で、支援を必要としている外国人母子に情報を届けるためには、まず、外国人母子に保健医療従事者から情報提供しやすい状況を作ることが一番大事だと考えるようになりました。

必要な情報を得るために自らウェブサイトなどにアクセスできる人は、シェアがウェブサイトを準備せずとも、すでにある外国人母子を対象とした情報サイトなど、いろいろなところへ自らアクセスし、情報を得られるのではないかと思っています。そうではない、なかなか自ら情報を得ることが難しい外国人母子(こちらのほうが圧倒的に多いと感じています)にいかに情報を届けるか、が課題だと感じています。

そのためには、保健医療従事者が医療通訳を活用して、必要な場面で必要な情報が届けられる状況を作ることが最優先だと考え、今回のウェブサイトでは、医療通訳の活用に関するメッセージが一番伝わるように工夫しました。

外国人母子支援の相談窓口を正式に公開・開始

クラウドファンディングが成功したら実施するとお伝えしていた活動の1つである“外国人母子支援の相談窓口の開設”ですが、このウェブサイトに相談窓口に関するページを設けましたので、正式に11月1日から活動を開始することができました。

相談自体はこれまでも対応してきましたが、相談窓口の情報が明確に公開できたことで、困っているときに相談しやすくなれば良いなと思います。

外国人支援に関する相談窓口を紹介したページのトップ写真

外国人母子支援に役立つ情報ページ


保健医療従事者の方々がシェアに相談を寄せる際に一番多いのが、在留資格と健康保険に関する内容です。そのため、このサイトから基本的な情報にアクセスできるように在留資格と健康保険に関する情報を掲載しました。

また、外国人母子支援に役立つ多言語資料や情報がどこから得られるかまとめてあるサイト情報、独自に製作したいろいろな多言語資料を公開している団体情報、シェア以外の外国人支援団体情報、なども掲載しました。これらの情報により、保健医療従事者の方々が日々の活動で情報提供がしやすくなったり、シェア以外の外国人支援団体とも連携したサポートがしやすくなれば、と思っています。

他にも、通訳利用者の声などのページがありますので、ぜひ一度ご覧いただけると嬉しいです。

修正箇所もちょこちょこ出てきていますが、修正などを重ねながら、よりよいものになっていけばよいなと思っています。

在日外国人支援担当 山本裕子

*引き続き応援よろしくお願いいたします*
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