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人に聞くことが一番の成長方法であると思うんだよなあ

最近の出来事で印象に残っていることがある。

僕の大学の友達はインスタグラムでファッションアカウントを運営している。
投稿頻度もほぼ毎日で、よく服のレパートリーが尽きないな、と思っていると、どうやら、買った服の多くは二週間ぐらいで売って、それで儲かったお金で服を買うらしい。
一人だけドラゴンクエストの世界で生きているような人間である。

そんな彼がそのインスタのアカウントを開設して間もない時、僕を含めた友達に自分のインスタの投稿に関して感想を求めてきた。
僕以外の友達は彼ほどではないが、おしゃれに精通しているため、それなりなアドバイスをしていたが、僕は全くオシャレには程遠い人間であるため、鼻くそみたいな意見しか言えなかった。
その時は、俺に聞くな、という純粋かつ無責任な感想しか抱かなかった。
しかし、今はその行為にとても学ぶところがあるように思う。

「人に聞く」ということの重要さである。

僕はいままでのnote記事でわかるように、「和菓子プロジェクト」をしているわけであるが、人に聞くということがどれだけ大事か日に日に痛感している。

ついこの前、先ほどの友達と同じように、仲良い友達何人かにウェブサイトのプロトタイプを見せたのだが、全体的にはいい反応はいただいたが、ちょうどファッションアカを運営している友達に、
「商品のサイズがわかりづらい。」
という意見をもらった。眼から鱗とはまさにこのこと。家に帰って姉にそのことを話したら、目から鱗が溢れかえっていた。

これはおそらく、僕たちのような松栄軒の商品を実際に見ている人には気づけない点であり、尚且つ、インスタでファッションアカをやっている中で、服や小物をどう見せるか常に考えている彼だからこそ出た意見であると思った。

自分だけでは気づけないところにアンテナを持っている仲間がいることに喜びを感じたとともに、これはどんな状況でも忘れてはいけないなと思った。

今思い返せば、自分が成長する瞬間というものは全て他人によるフィードバックによるものであると気づいた。
バスケのシュートも仲間に意見をもらって入るようになったし、勉強の成績もテストで定期的に先生に採点されることで、反省点を見つけることができた。
僕のギャグはいくら人に見せても、面白くならないけど。

仕事の基本は「ホウレンソウ」とはよく言ったもので、社会人になっても、他人に聞く、というのは必須のことである。

だが、なぜか私たちは他人に見せること、聞くことから遠ざかる。
それは批判されるのが怖いからである。

「こんなことも知らねえの?」とか、「こんなんでよく売れると思ったな!」とか。
でもそれは本当にその人に聞いた上で、批判的な反応が来たから、遠ざかっているのか、自問自答してみてほしい。

確かに、自分一人でも、何かのために活発に動くことは素晴らしいことである。
だが、その成果を最終的に感じさせてくれるのは、自分ではない。
間違いなく他人である。
もちろん自分の中に留めておくものであれば、聞かなくて構わないが、自分以外の人に見せるものであれば、他人に見せることは、成功への一番の近道である。
最初から100%の完成度は不可能である。だが60%の出来映えから、徐々に100%に近づけることは可能である。その手段が、人に聞くということなのではないだろうか。

「人生、人に聞いてなんぼ」の精神で頑張っていきたい。

まあ、和菓子のウェブサイトはまだ出せないんですけどねえ。
マジでもうすぐなんでお願いだから待っててください。

ではまた!

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