見出し画像

ロックダウン物資の丸鶏でサムゲタン(参鶏湯)を作る!【中国生活】

こんばんは、小羊です。

先程唐突に、6月1日夜明けから小区への出入りを自由化(公共交通機関も回復)するとのニュースが流れたものの、まだ諸々の情報が少なく戸惑っていますが、どうやら解放となりそうで良かったです。外出はしたいけど会社は面倒だから行きたくないなあ。


さて、気を取り直して…

以前、丸鶏が配給で届いたこと、及びそれを捌いたときの様子について記事を書きました。

実は先日、またもや丸鶏の配給がありました。…と思っていたらその数日後、さらにもう1羽追加され冷凍庫に丸鶏が2羽眠っているということに😂

これはさすがにいかん!と思い、うち1羽は韓国料理のサムゲタン(参鶏湯)にすることにしました。

ちなみにサムゲタンは、中国語では参鸡汤ですが、発音には要注意です。「参」の字は普通は、参加(cānjiā)、参观(cānguān)などに見られるよう、(cān)と発音します。しかし、参鸡汤の参は「人参(rénshēn)」つまりは高麗人参に由来していますから、参鸡汤の発音は(shēn jī tāng)になります。

では、以下にてサムゲタン作りの様子をご紹介したいと思います。今回も丸鶏の様子(写真)が出てきますので、動物のありのままの姿を見るのが苦手な方は、この記事をここで閉じてくださいね。






まず、届いた丸鶏(冷凍)を解凍した様子がこちら🐔

すんごい迫力(笑)
ここから顔首、手の部分、脂身が多すぎる部分を切り取った後、お腹のなかをよく洗います。ここでよくよく洗っておかないと、茹でた後に血なまぐささが残ってしまうのでよく洗いましょう。


次はお腹に、もち米、ニンニク、ショウガ、ナツメ、高麗人参を詰めます。今回、小羊は高麗人参は用意できなかったので省いてしまいましたが、やはりあったほうが本格さが増します!
なお、材料を詰めたあとは、爪楊枝を使って皮を縫い合わせて材料が出てこないように止めておきます。

あとはこれを炊飯器に入れて、丸鶏を覆う量の水をいれ、さらに長ネギの青い部分、ニンニク、ショウガを加え塩胡椒を振りかけ、スイッチを入れれば、約40分ほどでいい感じに蒸し上がります。

うーん、鶏のだしが出ていい感じ。塩加減は最後に味をみて整えてください。
炊飯器を意外にも簡単に作れるうえ、丸鶏から出たスープはとっても美味しいです🥰

丸鶏を買う機会はそうそうないでしょうが、もし機会があればぜひ挑戦してみて頂きたい一品です!

付け合わせにはチャプチェを用意しました。なお、中国語では、炒杂菜(chǎo zá cài)と言います。

卵、ニンジン、青菜(上海青)、春雨はすべてロックダウン物資のものです。物資に感謝!


残る丸鶏はシンガポール料理「海南鶏飯」にする予定です。うまく作れるといいなあ😆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?