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上海博物館で少数民族の文化に触れてみよう

お久しぶりです、小羊です☺️
最近の上海は雨の日続きで憂鬱ですね。そんな日には、上海博物館に行ってみませんか?

常設展はなんと入場無料!しかも、常設展は種類が多く、古代青銅館、古代陶磁館、歴代書法館、歴代玉印館…etc
何度訪れても飽きることはありません。しかも大抵が写真撮影OK📷

今日は、そんな上海博物館の中でも特にオススメな常設展「少数民族工芸館」をご紹介しますよ😆

4階にある「少数民族工芸館」
小羊的にはイチオシです。

中国には正式には56の民族が生活するとされており、その最大勢は漢族ですが、この少数民族工芸館ではこの他の様々な民族の文化を紹介しているのです。

少数民族の服飾・装飾品の紹介コーナーでは、等身大のマネキンに実際の民族衣装が着せられています。どの民族の服飾・装飾品も、色鮮やかで繊細で、うっとりしてしまいます🥰

こちらは、ジンポー族の民族衣装

ジンポー族は中国の雲南省やミャンマー北部に多く居住する民族で、黒色を崇拝していることから、黒色を基調とした衣装です。黒地に赤と銀の装飾が映えますね!

こちらはイ族の民族衣装

イ族は中国の56の民族の中で7番目に居住人口の多い民族。雲南省や四川省に多く居住していて、旧暦6月に行う松明(たいまつ)祭りが有名です。

こちらはミャオ族の民族衣装

ミャオ族は貴州省や東南アジアの山間部に居住する少数民族で、緻密で精緻な刺繍や染めを施した多様な民族衣装で知られています。このマネキンはつけていませんが、銀の装飾品を数多く纏っていることでも有名ですね。とても華やかで素敵なのです🥰
ミャオ族の衣装は本当にとてもおしゃれで何度見ても飽きなくて大好きです(笑)

こちらはタジク族の胸飾り

タジク族は中国では唯一のイラン系民族で、新疆のタシュクルガンに多く居住しています。タジク族の衣装の刺繍もとても素晴らしいのですが、こちらの装飾品も見事ですね!鷹のようなシルエットで、埋め込まれた青い石もとてもきれいです。

こちらはヤオ族の櫛

広西チワン族自治区やベトナム、ラオスなどに多く居住しており、広西の棚田に居住するヤオ族の女性は、髪を長く伸ばす(なんと自分の身長ほどまでのばすとか)風習があるそうです。髪を大事にしているからこそ、櫛も大事なのでしょうね。とっても美しい櫛で、私もほしいっ😆

こちらはモンゴル族のチェス

うわぁ、おもしろい!
一つ一つの駒(駒って呼ぶのかわからないけど)が、西洋のチェスとも違う独特さがあって詳しく知りたくなる。馬が多いのはやはり騎馬で移動する文化があったからなのかなあ。


もちろん、この他にもまだたくさんの展示があり、きっとみなさんが聞いたこともなかった民族の文化に触れることができますよ。
興味が湧いた方はぜひ訪れてみてくださいね。

では、再见🥰

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