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虹口区のレトロで落ち着いた外灘を臨む街並み


#この街がすき

こんにちは、小羊です。
※この記事は、昨年冬の写真で構成されています。

上海で外灘というと、黄浦江を挟んで浦東側(陸家嘴)と浦西側(南京東路)からなる金融街一帯のことを思い浮かべる方が多いかと思います。このエリア(The  Bundとも呼ばれる)は、東方明珠を始め名だたる高層ビルや昔ながらの洋館作りの銀行が立ち並び、夜になれば一斉にライトアップされた姿がまさに「摩天楼」と称するにふさわしい絢爛さです。

外灘(The Bund)

上記を踏まえるに、この外灘一帯は、「魔都」とも呼ばれる上海を代表する場所都言って差し支えないでしょう。

ですが、小羊にとっては、この外灘エリアは好きな場所である一方、そこから発される多大なエネルギーに負けてしまい、少し消化不良のような感覚を起こしてしまうときがあります。


そういう時に小羊が訪れる、心が安らぐ場所が、いわゆる外灘の上端を、黄浦江に流れ着く蘇州河の方に進んでいたその河沿いにある、虹口区の四川路橋近辺の北蘇州路というエリアです。
※このエリアのことを虹口北外灘と呼ぶ人もいます。

北蘇州路エリアの散歩道

地下鉄の駅でいうと10号線の天潼路駅近辺になるのですが、この駅を出て蘇州河に向かって歩き、北蘇州路を四川路橋の方角に向かって歩くコースが、小羊のお気に入りの散歩道です。

河沿いの歩道は風が心地よく、また、天気の良い日には河沿いのカフェで、のんびりコーヒーの飲むのも良いです。


歩道には犬を連れて歩く近所のおじさんおばさんや、ランニングをしている若者などがいますが、そうした日常の風景がとっても穏やかで、そして緩やかで、とても心地よい気分になれます。


また、北蘇州路は遠く橋の向こうに外灘の東方明珠を見ることもできます。ここから見える東方明珠は、なんだか少し穏やかに見えるような気がします。

実はこのエリア周辺は、郵政博物館を始め、昔ながらの古い洋館建築も立ち並んでいます。

まさに少し落ち着いた外灘という感じで、1日をのんびりと過ごすのにはオススメの場所ですので、ぜひ今後、上海に訪れる機会がある人は、有名な外灘だけでなく、こちらの外灘にも行ってみてくださいね。

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