中国人は学歴について、どう思う?
みなさん、こんにちは!
今日はですね、中国人は学歴についての考え方についてお伝えしたいと思います!
まず、そもそもなんでこのお題したのかから書きたいと思います!
昨日、取引先の担当さんと色々情報交換をしたら、
どうやら、その子が高卒で今年社会人3年目、なんとまだ21歳!!
前職は某大手運送会社で営業をやられたらしい。
アラサーのShaneにしては、とても羨ましい歳ですね。笑。
もっと深く話したら、
今いる業界に対して自分の考え方、競合はどこで、自社の強み、弱み、
将来のやりたいこと、全て自分の考え方しっかり持っています。
Shaneも以前マネジメントの仕事をしたことがあったのですが、
こんなにしっかりしている若者なかなか見た事ないですね。
決して、高卒だから何?という上から目線ではなく、
ただただ素直に感心します。
そこで、自分に問いかけてみたのです。
「大学で何を学んだのか」
「大学行かなかったら、自分は今何をしているのだろう」
Shaneは外大卒なので、日本語を専攻として学んできました。
しっかりと勉強もしたので、一応今は3ヶ国語(日本語、英語、中国語)喋れます。
それで今はこのスキルを仕事にも生かしています。
ただ、よくよく考えてみたら、
私には「大学に行かない」選択肢はなかったのです。
なんででしょうか?
ズバリ、中国は「超学歴重視社会」です!
その理由について、これから書いていきたいと思います。
①儒教の影響が強く、「学而优则仕(勉強できたら、官僚になれ)」という孔子の教えが2500年も渡って、
現在の中国人にも影響を与えています。
中国の高校では論語は必須科目として、教えられます。大学に入るためのセンター試験で必ず問題が出るぐらい、重要な思想です。この思想は中国の人への影響、これでお分かりになるのでしょうか。
「ガリ勉する→いい大学に入る→いい企業に就職する→出世する→いい生活ができる」
という一連の流れは、ほぼ今中国の親世代が思うのです。
これはまさに儒教の思想から影響されたのです。
②人口が多い分、競争が激しいからです。
ある程度学歴がないと、社会においての競争に勝てないです。中国の今の現状で言いますと、いい会社に就職するために、学士だけでは足りなく、基本的には、大学院まで行く必要があります。Shaneも院卒なので、これだけは言わせていただきたい。
院は基本研究目的で入るところなので、勉強とはまた違うのです。そこで学んだことをいかに仕事に生かすっていうのは、根本的に違うと思います。特に文系で院に行く意味は、独立で思考できること、ロジカルかつクリティカルで考えることを磨くためです。(文系なので)
しかし、人口が多いから、差をつけるために、学歴は一つ重要な見える評価基準として使われていたのではないでしょうか。
③親世代が大学に対しての憧れ
文化大革命の影響で、50年代〜60年代生まれの人たち(80年代以降生まれの人たちの親世代)が大学に入る機会がなかったので、憧れを持ち、自分が叶えられなかった夢を自分の子供たちに実現させたいのです。
これはよく親世代から聞く話しですね。
特に90年代後半から20年代前半、家に大学生を育てられるのがとても鼻の高いことです。親戚近所に全部祝ってもらえるぐらい、大したことです!
ただ、知識や経験は別に大学に行かなくても、社会がたくさん教えてくれます。
自分がどこを目指しているのか、
自分はどういう風になりたいのか、
明確な目標を持っていれば、
逆算で考えて、行動に落とせば、
きっと叶えられると私は信じています。
学歴がなくても成功できる人、世の中にたくさんいます。
みなさんそれぞれ自分のノウハウを持って、
それなりのリスクを背負って頑張ってきたからと思います。
「大学に行く」というのはあくまで一つの過程や方法に過ぎないです。
もっと大事なのは、どのぐらい明確な目標を持って、
それを達成するための試行錯誤できる根性とマインドなのではないでしょうか。
以上、共勉。
最後に、今日の一枚です!
こないだBBQ行ってめっちゃ天気良かったです!虹色かわゆい❤️
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