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衝撃!!40代、50代の平均貯金額の実態


✅一番読まれている記事です!!!


<はじめに>

今日は40代、50代の平均貯金額についてお話ししたいと思います。

40代、50代は子供が大きくなり教育費や生活費、住宅ローン等の増加など、金銭的な負担が大きくなる年代です。お金の面で不安に思っている方たくさんおられるのではないでしょうか。

今日は、40代、50代の平均貯金額、年金受給額、老後に必要な金額、今からできる老後の準備についてお話します。

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<40代、50代の金融資産保有額>

まず、40代、50代はいくらくらい持っているのでしょうか?

まず年代別の金融資産保有額と、老後に必要な金額についてお話したいと思います。
こちらに年代別の貯蓄額の平均値と中央値をまとめた表を示します。

年代別の貯蓄額の平均値・中央値

40代の貯金額を見ると、単身世帯は平均値818万円・中央値92万円、2人以上世帯は平均値916万円・中央値300万円です。単身世帯、2人以上世帯をあわせた貯蓄額は、平均値が891万円、中央値が200万円という結果になっていました。

50代の貯金額を見ると、単身世帯は平均値1067万円・中央値130万円、2人以上世帯は平均値1386万円・中央値400万円です。
 
いずれの年代も、平均値と中央値の差が大きいのは、極端に貯金額の高い人の影響を受け、平均貯金額が押し上げられているためです。

実際のところ中央値のほうが、リアルな貯金額に近いと考えてよいでしょう。

貯蓄額の大小にかかわらず、安心した暮らしを送るために必要な金額を把握して、無理なく老後の準備に取り組みましょう。

<平均年収受給額>

40代・50代の貯蓄額を確認しましたが、貯蓄が少ない世帯でももらえる年金が多ければ生活に困らないかもしれません。
では、実際に老後に、どれくらいの年金が受け取れるのでしょうか。

厚生労働省年金局によると、平均年金受給額はこちらに示す通りの額になっています。

基礎年金の平均受給額:月5万6368円 厚生年金受給者の平均受給額:月14万3965円、会社員や公務員などの厚生年金加入者が受け取れるこちらの14万程度となるわけです。

生活の水準にもよりますが、年金だけで生活できる世帯もあるでしょう。
一方で、自営業者などは基本的に基礎年金のみしか受給できません。
基礎年金の平均受給額は、月に5万円程度とかなり低いです。
自営業者などが年金だけで生活するのは、一般的には難しいでしょう。

いずれの場合にしても、年金のみで生活費を賄うのは金額だけ見ると、厳しいと感じますが、実際に必要な金額はいくらでしょうか。


<老後に必要な金額>

総務省の家計調査報告を参考に計算してみると、支出額が収入額よりも平均で月2万円ほど多いことから、仮に、老後を20年と仮定して計算すると老後全体で480万円ほど足りないことが分かります。

40代が老後に備えて準備したい理想の貯金額としては、
必要最低限の日常生活を送るためには、月額平均22万円程度、
「旅行やレジャー」「日常生活費の充実」など「ゆとりのための上乗せ金額」を合計したゆとりある老後生活費は、月額平均37.9万円が必要となってくると言われています。

高齢夫婦無職世帯の家計収支


65歳で退職し、90歳まで25年間生活することを想定すると、以下のとおりの金額が必要になります。

必要最低日常生活費の場合:6960万円
ゆとりある生活費の場合:1億1,370万円

上記の金額から退職金や年金を引くと老後までに必要な貯金額を計算することができます。

ただここまで説明してきたのはあくまで平均値です。

本当に必要な金額は、年金額、退職金の有無、住宅費の支払いの有無、生活費、趣味・娯楽、健康状態によって個人の状況で大きく異なります。

平均値だけを目安にするのではなく、自分自身がどんな暮らしをしたいのか、そのためにはどれくらいのおかねが必要なのか、自身の状況と照らしあわせてシミュレーションすることがとても大切です。

<老後への具体的な準備>

では老後に向けて、具体的にどんな準備が必要なのでしょうか。ここでは固定費の見直しとライフプランシミュレーションについてお話します。

①固定費の見直し
まずは、3つの固定費を見直しましょう。見直すべき固定費には「保険」「住宅ローン」「通信費」の3つがあります。

1つ目は、保険です。
年齢が上がるにつれて、保険料の増える更新型保険なのか、一生涯保険料が変わらないタイプなのか、保険の種類をきちんと確認しましょう。
また、今の家族構成や自身のライフプランと照らしあわせ、保障内容があっているのかについても確認します。
保険の種類や会社等自分の必要なもののみに絞ることで、大きな固定費削減につなげられるでしょう。

2つ目は、住宅ローンです。
10年以上前に組んだ住宅ローンの契約について変更していないのであれば、まずは契約内容を確認してみましょう。
金利の見直しなどにより、ローンの総支払額が数十万円、場合によっては数百万円も変わる可能性があります。
この見直しにより固定費の削減につながることもあります。

3つ目は、携帯電話の通信費です。
今は格安キャリアが普及しています。
私は楽天モバイルを使用していますが、3大キャリアに対して通信に関する不都合はあまり感じず、月額5000円以上の固定費削減につながりました。「今のキャリアに慣れていて、格安キャリアへの移行は不安」と思うかもしれません。ただ後に大きく支出が削減できる可能性が高いので、検討してみてください。

固定費

②ライフプランシミュレーション

次に、ライフプランで収支を確認しましょう。
確認事項としては、「年金」「総資産」の2つです。

1つ目は、自分自身が受け取れる年金額についてです。年金は、日本年金機構から毎年届く「ねんきん定期便」で、将来受け取れる年金額の概算を出すことができます。

2つ目は、総資産についてです。まずは預貯金や株式、債券、不動産などのプラス資産を計算します。次に、住宅ローンなどのマイナス資産などの洗い出して、固定費の見直しでわかった支出額を反映して、ライフプラン表を作成しましょう。

これらを定期的に確認することで、ご自身が希望する暮らしに必要な金額の目安がわかります。

その金額を老後に貯められるよう、毎月の貯金額を調整して、効率よく自分の好きなことをやっていくと、楽しく人生が送ることができると思います。


<資産運用について>

これまでは、「老後に必要な金額は、退職までに貯金し、それを老後に取り崩す」という方法が一般的でしたが、これからは「貯蓄から資産運用へ」と変化しています。

現役時代から資産運用をおこない、退職後も運用を続けつつ取り崩していく方法です。

しかし、老後に備える準備金の全額を資産運用に回すことはおすすめしません。銀行預金などで貯蓄しつつ、資産運用も組み合わせていきましょう。

投資の基本は、「長期投資」「資産分散」「時間分散」の3つです。
私が40代からでも遅くないおすすめの方法がこちら2つになります。

NISA

iDeCo

資産運用

①NISA

NISAは、毎月少額からスタートできる積み立てに特化した制度です。

2024年から始まる新NISAの特徴はこちらの通りです。

  • 最大360万円までの新規投資に対する利益が非課税になる

  • 非課税枠が翌年に復活する

  • 18歳以上の人なら誰でも利用でき、年齢による上限はない

2024年からは現行のNISA制度の根本的拡充および恒久化にともない、新たなNISA制度が始まります。

つみたてNISAと一般NISAの併用が可能となり、年間投資枠が最大360万円までに引き伸ばされました。

さらに、2024年以降の新NISAでは、非課税保有期間が無期限化され、売却すれば限度額の枠が復活するので、翌年から再投資が可能です。

そのうえ、従来のつみたてNISAと2024年以降の新NISAの非課税保有枠は別物として扱われるので、2023年までにつみたてNISAを利用すると、より多くの非課税枠を利用できてお得です。

掛け金を積み立てることに特化した制度で、自分で売買のタイミングを図る必要がないことから、今までに投資経験がない人でも安心です。

40代でまだ挑戦していない方は、NISAの利用を検討してみてください。

②iDeco
2つ目がiDeCoで、個人型確定拠出年金です。
iDeCoは老後資金の貯蓄を目的とした制度です。

大前提として掛け金や利益は60歳になるまで一切引き出すことができませんが、その代わりに税負担が緩和される大きなメリットがあります。

iDeCoの税負担緩和の利点としては、

  • 毎月の掛金は全額が所得控除として申告できる

  • 運用で得られた利益に対しては非課税

  • 60歳以降に引き出す際にも大きな所得控除が適用される

ということです。

iDeCoを活用することで、将来の老後資金を着実に貯金しながら、現在の生活においても税負担の軽減効果が期待できます。

ただし、iDeCoが利用できるのは国内在住の20〜65歳までと決められているので、40代でまだ利用していない人は早いうちに検討するようにしてください。

40代、50代というお金がかかる年代において、こういった知識を持っておくことで、老後の不安も軽減し、今の生活も保障されます。

資産の把握やお得な制度を活用することは手間がかかることです。会社員の方であれば、貴重な休み時間にこういったことをするのはストレスとなるでしょう。

ただ一度やってしまえば、老後生活に困ることがないと考えて、はやいうちにやってしまうことをお勧めします。


<最後に>

本記事では、40代、50代の平均貯金額についてお話しました。

資産の把握やお得な制度を活用することは手間がかかることです。会社員の方であれば、貴重な休み時間にこういったことをするのはストレスとなるでしょう。

ただ一度やってしまえば、老後生活に困ることがないと考えて、はやいうちにやってしまうことをお勧めします。

今後も自分のペースでSNS活動(X、Youtube、note)を進めていきますので、どうぞ温かい目で見守っていただけますと幸いです。


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