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2024.6.12 不便益の2つのバリューの社会的意義 

 不便益によって、process-driven valueとoutcome-driven valueの枠組みを作れれば、「すべき苦労(=しないと成長しない苦労)」と「無駄な苦労(=しなくてもいいよっていう苦労)」に、ひとつの筋道がつくんじゃないか。この線引きによって、例えば仕事において、無駄な・理不尽な・押し付けられるタスクの分類ができ、パワハラや、逆に近年は必要な指導をしたにも関わらず上司が訴えられるという部下側の悪用・調子に乗るパターン、これらを防げるんじゃないか。
 
 要するに、やりたくてもこれは絶対通らなきゃいけない道っていう必要な苦労と、前時代はやっていたかもしれないけれどこれはもうテクノロジーやシステムで解決していける不要な苦労を明暗化し、より効率と質のよいマネジメントに結びつくと思料する。

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