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ささのは結婚式ができるまでのリアル #9

ささのは結婚式ができるまでのリアル#8 はこちら

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さて、3月。結婚式まであと4ヶ月。

装飾提案の日。

コンセプト提案後、どんな装飾にするかをアートディレクターさんから提案してもらえる日。


もう楽しみで楽しみで心待ちにしていた日。


CRAZYに到着してまずはプランナーさんと軽くお話する。

そのあと、会議室の外でアートディレクターさんとプランナーさんが提案書をみながら最後の打ち合わせをしていた。

旦那さんと、「何話してるんだろう〜〜たのしみだね〜〜」とわくわくして待っていた。


プランナーさんとアートディレクターさんの打ち合わせが終わり、2人がこちらの会議室に向かってくる。

CRAZYの会議室は窓がついていて中が見えるようになっていた。


アートディレクターさんと会うのはこの日で2回目。

手に持っている提案書を私達の前に差し出し、ページをめくっていく。

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1枚目。コンセプトと会場、日付が書かれている。

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2枚目。高砂だ。

うわ〜〜〜〜!と体温があがる、一瞬にして引き込まれた。

このシートを見ながら細かく説明をしてもらった。

高砂はテーブルをおかず、ソファーをおいて、きたゲストとの距離感を大切に。

「中学生とか高校生が持ってるようなおそろいアイテム、2人なら持ってるでしょ?」

「めちゃありますw」

ということで、高砂の後ろのテーブルにはお揃いアイテムを飾れるところを。

そして高砂の左右には笹を。

そして、高砂の後ろには透明のアクリルパネルを置く。

そのパネルにはカラーボールのようなものをぶつけて、爆発させる。

これで、感情が忙しい、感情が爆発している青春を表現する。



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そして3枚目。

フォトスポットを作りたい!といっていたので、フォトスポットのデッサン。

私達の式場はデザインがある程度入っているので、挙式会場には装飾を入れず、披露宴会場やフォトスポットにその予算をまわすことにした。

フォトスポットには「Sasanoha Wedding」の文字が。

七夕を全面に出し笹をたくさんかざってくれているのが嬉しかった。

そして、この結婚式に関わってくれたみなさんとの写真を飾っていく場所がほしいと伝えていたので、その場所を用意してもらった。

準備中、関わった人とは必ず写真を撮ってもらった。その写真を飾って、この方々と一緒に作りました!とみんなに見てほしかった。

中庭にフォトスポットをつくる。絶対に晴れてほしい。(新郎新婦は雨男雨女)

そして最後、小物の提案。

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左上が結婚証明書。

天の川をイメージした点をつくり、その近くに参列者の名前を1人1人書いてもらう。みんなの名前で天の川をつくてもらい、最後に2人でサインをいれ、結婚証明書を完成させる。

真ん中の短冊は、エスコートカード。席次表を用意するのではなく、短冊に名前とテーブルナンバーを書き、席に案内する。短冊は高砂横の笹にくくってもらう時間をもうけて、願い事を書いてもらう。

右上は席札。席札は笹舟の形をした小さなお花に水をはってその上に小さなお花を浮かべる。このお皿は結婚式の記念として持って帰ってもらえる。

そしてゲストテーブル。ゲストテーブルにはたくさんの種類の花器を用意して、そこにいろんなお花を飾っていく。短いものがあったり長いものがあったりとあえてばらばらにしていくことで、青春のうまくいったりいかなかったり、でもどれも素敵で必要だということを表現している。


全部聞き終わって、どうですか?の一言に、良い以外のお返事がなかった。

正直、期待も想像も大きく超えられて、放心状態のように説明を聞きながらなっていた。

デッサンを見て雰囲気にうっとりしながら、そのデザインが生まれた背景や意味を聞いてさらに引き込まれる。

デッサンが呼吸をしているかのように、生きて見えた。


すごい、この夢みたいなデッサンが形になるんだ、、、

また結婚式がぐっと楽しみで仕方なくなってしまった。

そしてこのデッサンが現実になったところを見て、わたしはどんな気持ちになるのかが楽しみになった。



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