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ささのは結婚式ができるまでのリアル #8

ささのは結婚式ができるまでのリアル#7 はこちら

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年が明けた。2019年、いよいよ今年、わたしたちは人生を変えるほどの結婚式をあげる。

結婚式以外のところでいうと、11月頃に指輪を見に行った。結婚指輪は、いくつかブランドも見たが、最終的にはオーダーすることにした。

ダイヤはいらない。できれば同じデザインのもの。シンプルだけどまっすぐだけじゃないもの。

神楽坂のmina.jeweryにずっと惹かれていたのでそこに話を聞きに行った。

指輪につかう金属、デザイン、細さやぶあつさ、質感など、たくさんのものを2人で決めて、オーダした。

ミナジュエリーのオーダーは、11月頃にデザインを決めて、12月末くらいに仮リングといわれる、オーダーしたデザインで違う金属のものが送られてくる。それを1ヶ月くらいつけてみて、デザインやサイズはそれで進めていいかが決まってくる。

そこからオーダーしてだいたい2ヶ月くらい?で完成品を神楽坂にお迎えにいく。

丁寧につくられているからこそ時間はすこしかかってしまうのだが、待つ楽しさもあったし、期待もすごく高まった。

ずっと左手の小指にピンキーリングをつけてすごしていたが、左手の薬指に指輪をつけるのはそわそわする。

うれしくてくすぐったくて、そんなあったかい気持ちだった。


CRAZYの方では装飾の提案の準備が進んでいた。

コンセプトが決まったときに、アートディレクターとの面会があって、改めて、コンセプトをもらってどうおもったのかや、青春と聞いてどんな風景が思い浮かぶのか、2人の青春の思い出にはどんなものがあるのかという話をした。

そのなかで旦那さんが花火のお話を始めた。中学校の頃、友達とお互いの恋愛をはげましあいながらその花火大会で告白しようときめ、その子の浴衣姿を見て、めちゃめちゃかわいくて高まってでも結局告白できなくてという青春エピソードだったのだけど、

なんでいまその話する?その子との結婚式じゃないからその話しなくていいやん!そんな気持ちこめてかわいいとか言わんでいいやん!これで装飾に花火でてきたらわたし一生気分悪いわ!と思い、わたしはすっかり気分が悪くなり、その日の面会はとても気分悪く過ごした。笑

(次の日の朝にまだ気分が悪かったので、昨日のは嫌だった!と伝えたんだけど、結婚式準備期間で負の感情につつまれてしまったのは後にも先にもそれくらいである。笑)

ポカリスェットの青、田んぼの緑、朝のしずくがきらきらしているかんじ、などたくさんのキーわードを出して、色やイメージをかためていく。

また、七夕を大事な1日にしたいということも改めて伝えなおして、装飾に七夕要素も入れてもらうことにした。

全体的には白いイメージ。光に包まれている。透明感。その中にお花や短冊で色を足して、、、

だいたいのイメージがかたまったところで、ここからアートディレクターさんが、高砂の装飾や席札などのアイテム、結婚誓約書などのデザインを考えて、提案の準備に入ってくれる。


提案は約2ヶ月後。

またわくわくして過ごす時間ができあがる。

装飾を待つ間に、結婚式の中身を決める面会があった。

通常はプランナーさんがコンテンツも提案してくれるようだったが、私達の結婚式は、コンテンツを提案するよりも一緒に考えたほうがより良くなりそう!とプランナーさんが一緒に考える合宿を開くことを提案してくれた。

いきなりコンテンツのブレストに入るのではなく、結婚式の1日でゲストにどんな感情をもってほしいのかという感情の設計から入っていく。

「帰り道、ゲストになんて言ってもらえたら嬉しいですか?」

その言葉から私達は感情の設計をはじめた。

ゴールは、

・改めて、結婚式っていいなと思ってもらうこと → そのためには自分たちの幸せを爆発させた姿をみんなに見てもらうこと

・青春はまだまだこれから!過去のことじゃないと思ってもらうこと → この日をきかっけにまたあれやってみようかとか一歩踏み出す勇気をもってもらいたい

大きくはこの2つを設定した。

そのゴールに向かうために途中でどんな感情にゲストをしていくかも考えながら、大枠のコンテンツを決めていった。

絶対にやりたかったのは以下

・挙式と披露宴を逆にして、私達夫婦のことをよく知ってもらった上で、人前式の承認の拍手がほしい

・会場ファーストミートをゲストの前でやりたい

この2つはCRAZYとの一番最初の打ち合わせで提案をもらって心奪われた内容だったので絶対やりたかった。


ファーストミートとは?

言葉通り、会場(披露宴会場)とのファーストミート。新郎新婦は目隠しをして披露宴会場に入ってきて、プランナーさんがコンセプトにこめた思いや今日までにこめた思いを話してくれたあと、目をあけて装飾を見る。

そこには装飾があるだけでなく、当日を一緒につくってくれるCRAZYのみなさんも一緒にいてくれて、改めて良い1日をつくっていきましょうと団結できるとても素敵な時間。

通常は式当日の準備段階でこれをやるのだが、私達はこれをゲストの前でやりたかった。ゲストのみんなにもプランナーさんがコンセプトにかけた思いや今日にかける思いをきいてほしかった。私達がどんな気持ちで結婚式にのぞんだのかを知ってほしかった。


その上で大枠は決定してきた。

披露宴は、

会場ファーストミートから始まり、主賓挨拶、乾杯、ライフプレゼンテーション、青春コンテンツ、中座、ゲスト1人1人に手紙などでメッセージを送る。

ここから挙式に入る。

誓いのキスは誓いのハグにして、いっちばん最後にキスをしたい。できれば両親から一番遠いところで。笑

青春コンテンツは、青年の主張として、カメラにむかってごめんなさい的なことをしようかな〜みたいなことを考えていた。


次の面会は装飾提案。

それまでにコンテンツについてもつめておかなければ。

いよいよ考えることがたくさんになってきた。だんだんと当日がリアルに見えてきた。

CRAZYの近くには美味しいたいやきやさんがある。この日はさしいれでたいやきをもっていったが、コンテンツのブレストに熱くなりすぎてすっかりたいやきを食べるのを忘れていた、、!

ので、面会の最後にプランナーさんと3人でたい焼きをもぐもぐ食べながら、CRAZYにしてよかったなあ。1回1回の面会が奇跡なくらい楽しくて、人生をかけているなあ、まさに今、私達は青春しているなあ。と考えていた。


ささのは結婚式は2019年の七夕予定で進んでいます。 人生が変わるほどの結婚式をあげるために、サポートを募集しております!