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ささのは結婚式ができるまでのリアル #7

ささのは結婚式ができるまでのリアル#6  はこちら

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ドレス探しが振り出しにもどったそのあとのお話。

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ドレス探しはそのあとめちゃくちゃに難航した。

もう好みもよくわかんなくなってきた。

これまでに足をはこんだドレスショップにもう一度行ってみたり、新しく開拓をしたりした。

そんななか、心のすみっこに眠っていた気になるドレスの存在を思い出した。

ドレスのブランドはNAEEM KHAN 、ニューヨークのブランドだ。

とりあえずそのドレスが着られるところをいくつかピックアップして予約をした。

なぜ同じドレスを着るのに複数のショップを予約したかというと、ドレスはお店によってレンタルの価格が違うし、インポートものは特にデザインが違ったりする。

そのお店が直接ブランドに連絡して、上半身の部分をつめてもらったり、オリジナルのカラードレスを作ったりする。

そのため、銀座、表参道、横浜のドレスショップで取り扱いがあることを調べて、3つ全てに足をはこんだ。

まずは表参道のショップにいったが、わたしの挙式日にはそのドレスは残念ながらレンタルの予定がすでに入っていた。

次は銀座のドレスショップへ。ここで念願のそのドレスの試着ができた。来た瞬間に、「これだ」という気持ちになる。

かわいい。そしてよく似合っている!わたしの、ドレスだ。

そう思ったが価格的に予算を10万ほどオーバーしていたので予約はせずに横浜のドレスショップの試着の日を待った。

横浜のドレスの試着の日、横浜のドレスショップは同じドレスを銀座のお店の半額ほどでレンタルをしていたのは知っていたので、ドレスの状態をみてよければもう今日決めようとおもっていた。

ドレス探しを初めて半年、ようやくわたしのドレスが決まる。

横浜のドレスショップについて試着をした。

なんか違う、なんでだ?

さっきも書いたようにインポートのドレスは店舗によってデザインが異なる場合がある。それだった。

銀座のドレスショップで着た同じドレスよりも丈が長い。20センチくらい長い。

そのため、銀座のドレスショップで着たときは地面にぴったりついて動きやすい丈だったドレスが、横浜のドレスショップは15センチのヒールをはいてもまだ丈が長い。

印象も、カジュアルよいうよりはゴージャスによってきている。

金額は半分、丈が長いだけ。

とても悩んだが、帰り道、わたしは銀座のお店に次の予約をいれていた。

結婚式当日、きっとまた丈が長いなあと思ってしまう。

お金はがんばれる、結婚式は大好きな最高の1着で過ごしたい。

そうおもって銀座のドレスショップでドレスを契約した。


やっと決まった。

わたしはこのドレスで最高の1日を過ごす。

このドレスなら最高の1日にできる。

銀座のドレスショップからの帰り、もう当日そのドレスを着ることを想像して心が踊った。


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