アサツミ

都内に住む人間

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2022/4 メリー・ポピンズ

玲奈メリー 最初に観たのが笹本玲奈ちゃんメリーの回。ほんっっっっとに可愛くて可憐でちょっとクールな感じで、でも笑顔がとってもチャーミングで、大好きになっちゃった…。メリーはバートのアプローチに対してつれなくするけれど、れなメリーは「そういう性格だから」わざとじゃなくそうしてる感じ。でもあくまでれなメリーなりに、バートのことは好き、という感じがして、その関係性もすっごくかわいい。 子供たちに対しても、「そういう性格だから」まっすぐ素直に接してマジレスしてる感じがしてかわいい。

    • 2022/9 The History Boys

      久々にしっかりしたストレートが観たくて、チケット安いからというどうしようもない理由で2枚取ったのだけど、結果大満足。 正直一回目観たときに、作品全体のカロリーとか題材とか結末に至るまでの過程における腑に落ちなさとかで「これ、そんな何回も観るようなお話ではないな…」と思ったのだけど、二回目を観てるうちにそれら全てを自分の中で消化できたので、やっぱ複数回観た方がいいやつでした。結局相当つまらんとかでなければなんでもそうだな…という学びを得た。 上記理由に加え、観てる側の知識・教養

      • 2021/12 シンる

        頼朝(内藤大希) 色々言いたいことはあるのだけど、そしてもちろんクライマックスの感情が激しく動くシーンも良いのは当たり前なのだけど、個人的にめちゃめちゃ良いと感じたのは序盤の北条家に初めて訪れたシーンだった。頼朝の強いところは、どんな状況になっても希望を持てる・立ち上がれることだと思う。時には立場さえ忘れて人々の未来はもちろん自分の未来にも希望が持てる。だからこそ、幼馴染たちの裏があるに違いないという言葉もそれなりに流して、「大事にして見せる」と言えた。 その後自分は利用され

        • 2022/3 ミュージカル手紙

          とりあえずの感想、まだチケットがあるのでまた書き足すかもしれん 特に全員分書いてるわけではない 村井さん(直貴) なんやかんやと舞台では初めての村井さん!歌をお聞きするのも初めて。 どことなくspiさんと声やなんか歌の雰囲気が似てる感じがして、兄弟を感じられていいな~と思いながら見てた。 最後の忠夫さんとのシーンでのお芝居が本当に良かった…工場勤務し始めた頃のシーンも良かった。 全体を通してのキャラクターの変化や成長を見て取れる自然体な演技がとても上手い人なんだな〜と思った

        2022/4 メリー・ポピンズ

          2020 フューラー

          今更フューラーのメモが出てきたので。 演劇としての構成が非常に面白い。 五人の役者たちが、それぞれアドルフ・ヒトラーをかわるがわる演じていくのだが、キャスト陣はタイプも年齢も違う五人。 特に役が切り替わるタイミングで説明はないが、今誰がどの役を演じているのか、迷うことがない。 それほど明確に、ひとりのアドルフ・ヒトラーを全員が作っている。 その形式への導入の仕方も、非常にドラマチックであり、過剰な説明をせずとも理解できるかたちなのが見事と言う他ない。 それぞれが演じる順で時

          2020 フューラー

          2021/1 パレード

          パレードというタイトルづけも、レオの運命とその日を印象付ける、皮肉にも華々しいもので、すごく残酷だ。 観劇後に実際のレオ・フランク事件の概要を読んだが、現実は物語ではないけれど、物語よりも悲惨だと感じた。 内藤大希演じるフランキーも史実のうえでは真実よりも己の誰かを恨んで裁くことで楽になりたい、差別心に呑まれただけの人間じゃないかと思ってしまったけれど、それはきっと私が現代の、日本で、さほど差別というものを感じることがなく生きてきた人間だからそう言えるのだろうというのも冷静に

          2021/1 パレード

          2021レミゼラブル

          2021でガチ初見のオタクのメモ。観劇後の走り書きだと思ってください 全然観た全員分書けてないけど書き終わるまで温めてたらいつまで経っても出せんわと思ったので途中だけど今なんとなく見れる文章になってる分だけ投げておきます。 ガチ初見なのと、個人の感想ですので悪しからず。 福井バルジャン やっぱり福井晶一が一番好きだ…となる。演じてるとか歌っているとかっていうか、その人として生きている感が強い。福井さんのバルジャンは台詞というより声だ。曲というよりも、祈りや想いそのものだ。ス

          2021レミゼラブル