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2022/4 メリー・ポピンズ

玲奈メリー
最初に観たのが笹本玲奈ちゃんメリーの回。ほんっっっっとに可愛くて可憐でちょっとクールな感じで、でも笑顔がとってもチャーミングで、大好きになっちゃった…。メリーはバートのアプローチに対してつれなくするけれど、れなメリーは「そういう性格だから」わざとじゃなくそうしてる感じ。でもあくまでれなメリーなりに、バートのことは好き、という感じがして、その関係性もすっごくかわいい。
子供たちに対しても、「そういう性格だから」まっすぐ素直に接してマジレスしてる感じがしてかわいい。

めぐメリー
はまめぐさんのメリー本当に素敵だったーー、わたしはメリポピ映画とかも知らないのだけど、多分メリーっぽさみたいな見方だとめぐメリーって完璧なんだろうなとなんとなくわかる…。
あらゆるもの、人への愛がすごい。人として余裕があって、すべてのものを愛しているから、愛されているのだろうなと思える。存在感の説得力がエグい。バートのアプローチに対するつれない態度も、深く愛していて余裕があるからわざとそうしてかわいいなって笑ってる感じ。
歌声も台詞のないところの細かいお芝居もとっても素晴らしかった!そもそもは観る予定になくて急遽観ることにしたのだけど、本当にみられて良かった〜。急遽な席は2階だったので、あのメリーの影をちゃんと見られてすごーい!となった。メリーポピンズ、どこから観ても面白いじゃん!どうなってんの!

小野田バート
絶対小野田くんが観たくて狙って取った小野田バート回。そしてわたしがチケットを増やした一番の理由が「小野田バートもっかい観たい」でした。
歌を聴くには大満足すぎるくらいだし、メリーとの関係性や子供たちとの距離、子供と親との間ほどであるがゆえのジョージへの寄り添い方、そのどれもがツボにはまりすぎて、全然一回では足りなかった…。わたしが女児だったら確実に初恋は小野田バートに持っていかれてた。
凧あげのシーン、「できるよ!もう一回!」て言われるたびボロ泣きしていた。あのシーンなんであんな泣いちゃうんだ…。
こんな役を推しがやってたらさぞ幸せだろうな…とめちゃくちゃ思った。小野田先生が緊張しているっぽいところを今まで見たことがなかったんだけど、宙吊りにしてタップダンス踊らせたらちょっとだけ緊張感のある面持ちになるんだな…とちょい感動しながら、「え、逆にそこまでのことしないと緊張しないの?」と怖くなった話を見た後にしました。アフタートークの回、予定になかったのに出てきてくれて進行役やってくれたのたいへん嬉しかったです。

知念ウィニフレッド
メリポピは本当に何が良かったかって知念さんのウィニフレッドが最高の最高で最高に良かったんだよーーー!!「おい知念さんのウィニフレッドが最高だからメリーポピンズを観ろよ」と人を脅すオタクになってしまった。
天然で人が良くてふんわりしてるかわいらしい奥さん。あんなふわふわしてた奥さんが夫を守るんだってスイッチが入ったらあんなかっこいいファイティングポーズを取るんだ…というところにたまらなく好きを感じていたので、アフタートークでお話しされてた「格闘技をやってる役を演じたことがあるという設定」というの、すごく納得したし、すごく良かった〜。それに気付いてもらえて嬉しそうにはしゃいでらした知念さん自身もめちゃくちゃ可愛くて癒された。知念さんの歌、ほんと無二の魅力で素敵だよなあ。大好きだなあ。

駒田ジョージ
ジョージは駒田さんがチャーミングで素敵、大好き。メリポピってつまりはジョージのお話だとわたしは思っているので、そのお話の真ん中でとても魅力的に振る舞ってくれていたのが、本当に嬉しいというか、大好きだなあって素直に思えるので観ていて気持ちがいいんですよね。
ジョージは子供たちや奥さんにひどいことを言ってしまうけれど、彼は彼として背負い込んでいたり思い込みをしていたりして、苦しかったんだなあ、張り詰めていたんだな思うのが、花瓶が破れて散らばった星を見て「星だあ!」とあげた声の幼さで。すっかり大人になってしまったお父さんの中に今も眠っていた星が大好きなジョージが出てくるところが、わたしはもうダメだった…めちゃ泣いてしまった。散らばった星を、ジョージが忘れてしまっていた大好きなものを、バートが優しくひとつひとつ拾い集めてくれるのも良い。

内藤ロバートソン・アイ
もう、とにかくかわいい。ずーっとかわいい。同じ職場に居たらめちゃくちゃ困るんだろうなあ。
主にミセス・ブリルと一緒に歌うからだろうけど、あんなにかわいらしいのに歌い方はちゃんとしっかり男性っぽい声で歌うのでびっくりする。あと声がでかい、歌がうめえ〜。子供たちにややナメられつつも、お砂糖ひと匙〜のダンスや苦いお薬を飲まされたジェーンを心配するような仕草など、ちょっとお兄ちゃん感のあるシーンが好き。
そして突然のデモンストレーションイベントに出るとか言うのでまんまとチケット追加したのですがめちゃくちゃ面白かったー!子供部屋のセットとかは本編中では見えてなかった部分も見えたり、照明で平面の背景にグッと奥行きが出るのを実感できたり、タップのシーンのセットの動きをじっくり見られたり…大満足過ぎる内容!
内藤さんもお客さんに楽しんでもらえるようにと色々と仕込んできてくれたり盛り上げてくれていて、内藤さんすごい!えらい!そして一番楽しそうでかわいい!と幸せになりました。スタッフさんとのやりとりも微笑ましくてよかった。
デモンストレーションイベントの日に行くことにしたおかげで、たまたま最後にめぐメリーが飛んできてくれるところあたりの席に入れて幸せだったし、内藤さんが出てなければ多分観てないと思うので、相変わらず素敵な作品に出会わせてくれて感謝。大好きです。

久保田ミセス・ブリル
メリポピで多分一番好きだなあと思うのがミセス・ブリルでした。作品で一番好きになるキャラクターは複数キャストのうちの一人しか見られない呪いにでもかかってるんですか!?悔しいです!!
でも他の方々のレポを見る限りではわたしは久保田さんのミセス・ブリルが好きそう。ロバートソン・アイの役立たずっぷりにもうイヤ〜!となり厳しくしつつも、でも頑張ろうとしてる気持ちはわかってしまうから、チャレンジさせてあげたくなって…というような、出来が悪い子ほどかわいいみたいな、どうにも隠しきれてない愛情がめちゃくちゃ溢れてて、すごくかわいらしい!そこが大好き。
メリーに対しても、傘を持ったあの人が来てくれると思ったんだよお!となっていたり、好きだったんだなあとわかって本当にかわいい。なんかフォルムが既にかわいいし…お顔も好きだし…内藤ロバートソン・アイと並んでさらにかわいいし…大好きなんですが…。

ジェーン・マイケルは弘山真菜ちゃん・田中誠人くんの回を多く観て、歌とお芝居、バランスが良くて好きだった。
なかなか選べないけれど、見れてないキャストも多いので見てみたかった〜。難しいね…。

なんか途中にも書いたけど、メリーポピンズ、どこから観ても面白い!すごい!となった。
初めての回は十列前後くらいのど真ん中という一番観やすいところをいただいてまして、ハウスのセットが迫り出してくるところなんかはすごく感動した!銀行壁も綺麗に高さや奥行きを感じられたし、本当に最高だった。
2階・3階も前述したようにメリーの影が綺麗に見えたり、タップのシーンのフォーメーションがすごく見応えがあったり、下手側はメリーがすぐ近くまで飛んできてくれるし、上手側のときが一番長くメリーが飛んでいくところを見ていられた。
つまりどこで観ても楽しい!最高〜!て感じです。多分次推しが出なくても観に行っちゃうだろうな…。

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