欲望を抑えることの代償

はじめまして。新米社長です。

僕はこの数週間ほど欲を経って生活をしてきました。

この記事にも書いている通り、当時の自分は徹底的に禁欲主義を貫いていました。今思えば少しかっこつけてました(笑) が、一経営者として謙虚に生きたいと思いました。

身の回りのブランド品を狂ったように売り払いました。gucci、ヴィトン、プラダ、シャネル、タグホイヤーなどなど。

しかし、それからずっと体の調子がおかしいのです。何かすっきりとしないもやもやとした感覚がずっと心に生じていました。最終的には、人から蔑まれている様な、統合失調症の様な症状も生じてきました。そこまで自尊心が傷つけられていたのですね。

何が原因かずっとわからなくて、そのまま言葉にできずつらい日々を過ごしていました。その時、自分の感情に視点を置き、エモーションコードという本を手に取りました。

人の脳は20%ほどしか使われていないというのは有名ですよね。大体の行動というのは無意識下で行わているそうです。その無意識とコンタクトを取る事ができれば、もっと深く自分を規定している感情に向き合う事ができます。

本書に書いてあるスイフトテストという物を行いました。生物は、ポジティブな刺激にもネガティブな刺激にも反応するそうです。例えば、植物はポジティブな刺激である光に触れる様にしますが、ネガティブな刺激である影から避けようとします。

それを使ったテストがスイフトテストですが、少しオカルト染みた神妙な気持ちでやり始めました。なぜなら、直立して立ち、例えば「僕はハトである」と言えば、ネガティブな刺激のため、後ろに揺れ、「僕は新米社長です。」といえば、ポジティブな刺激のため、前に揺れるというのです。

そんな訳なくないですか?そんな言葉一つで物理法則を動かせるなんてありえないですよね(笑) でも、実際にポジティブな刺激には前に、ネガティブな刺激には後ろに揺れてしまったものですから、びっくりしました。

その時に本当の自分に向き合う事が出来ました。普段は、ありのままで過ごすわけにもいかないため、多少は繕って生きているのですが、ありのままの自分が分からなくなることが多く、このテストを用いて自分の本当の気持ちに向き合えました。

その時に感じたのが、やっぱり僕はブランド品が大好きなんだなって(笑) その自分の好きな事を徹底的に否定していたから、最近の自分の神経症の様なものが発症していたのだと気が付きました。

また、僕はブランド品を見栄のためだと決めつけ、それを否定していました。しかし、僕にとってブランド品というのは見栄ではなく、心からその品質を愛していて、またそれをファッションとして好きなのだという事に気が付きました。

これからは変に恰好つけず、ありのままに生きます(笑)



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