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膝蓋骨骨折小話 #7 女性特有の問題(25-28日目)

4度目のレントゲン検査

骨折から25日目。骨ができてきているようで、安心した。引き続き気を引き締めて悪化しないように注意しようと思う。

それにしてもレントゲン検査でのヒザを曲げて撮る態勢がとうとうできなくなった。おそらく骨が問題なのではなく、筋肉が固くなっているのであろう。今後のリハビリは覚悟して臨まなければ。

かゆいって思えた

骨折してからというもの、右足のどこかがかゆい!って感じたことがなかったのだが、最近かゆいって思えるようになった。これも何かの良好なサインなのかな。そんなの全然関係なかったりして。

むくみが移動

これまで骨折箇所であるヒザとヒザ上のむくみがすごかったが、そのむくみが少しだけ小さくなって、今度は足首にでてきはじめた。
これまでもむくみ解消のため、かかとを突き出したり伸ばしたりの運動を一応は行っていたのだが。
日に日に大きくむくんでいる気がしていて、かかとを動かしづらくなってきた。

生理がつらい

そして来てしまった。あーつらいつらい。
今日は男性にはあまり参考にならない記事になりそうだ。でもパートナーさんやご家族の方がこの記事を見てくださったのならば参考にしてほしい。

現在トイレも失敗するわたしが、この月経を無事に乗り切れるとは思えない。生理になる前からシミュレーションはしてきたが、実際のところはうまくいかない。ナプキン付けづらい、タンポン嫌い。最悪。体がおかしくなってもいいから、骨折中は生理来てほしくなかった。

やはり失敗もしばしば。血が付いた何かを洗うたびに、この期間、メンタルよわよわなもんだから泣けてる。お風呂場で立ったまま衣類を洗う行為も少し前かがみになった態勢もヒザにくるんだ。ひとつひとつの動作ってヒザが受け止めてくれてたんだね。いまはキシキシとヒザが痛む。

もしこの記事を読んでくださっている、膝蓋骨骨折当事者さんやそのパートナーさん、ご家族の方がいらっしゃるのであれば、来たる生理のために備えをしておいたほうが良いかもしれない。少しでも参考にしてほしい。

おそらく一番いいのは、タンポン。
苦手でないのであれば準備しておいたほうがいい。多分これがあれば問題の多くは解消できる。

ただ、わたしのように、タンポン苦手な場合は、せめて以下があったほうがラクかもしれない。

①ショーツ型のナプキン
少々値段は張るかもしれないが、汚してしまった衣服を洗う悲しさを味わうのであれば、あったほうがいいと思う。男性でも想像してほしい。例えば、粗相してしまったときに自分の下着を洗うことを。誰にもお願いできず、悲しくつらいであろう。あいにくわたしは用意がなかったために、悲しみを味わった一人だ。

ストレスや苦労をまずは可能性から断絶してしまえばいい。

②トイレに流せるおしりふき
生理中のムレや不快感を脱却できるトイレのウォシュレットのビデシャワー機能。だが、便座に浅座りしかできない自分にピンポイントに当たってくれるのであろうか。そんな不安しかないのであれば、おしりふきで拭いてしまったほうがよほどいい。

③吸水性のある使い捨てペーパータオル
お風呂上りに下着を履くまでが超難関だった。時間との戦いだ。そのためになにかと不安がぬぐえるペーパータオルを手に届くところに用意しておこう。そこにいてくれるだけで強い味方である。

これさえあれば、少しは悲しみを減らすことができるだろう。
備えあれば患いなし。

加えて当事者さんは、わたしのようにシミュレーションをして、自分が必要だと思うものを揃え、動きを確認しておくこと。お願いできる人が近くにいるのであれば恥ずかしがらずに買ってきてもらおう。ネットで買ってもいいだろう。パートナーさんやご家族の方はほしいものを聞いてあげよう。そしてみんなで乗り越えよう。悲しみから。

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