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【感想&考察】仮面ライダーゼロワン「超(スーパー)お仕事大戦バトル2」【不破さんは天職探しの夢を見るか?】

1.はじめに

みなさん、こんにちは。特撮最前線です。

先ほど、今週のキラメイジャーの感想&考察の記事を更新しましたが今度は今週の仮面ライダーゼロワンの感想と考察を更新していきたいと思います。

関連記事:【感想と考察】魔進戦隊キラメイジャー「ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所」【戦隊悪役のドラマはビジネスマナーの反面教師】

※こちらの記事も先ほどの記事同様、私個人の感想と考察となっています。ご了承ください。

2.自分の天職を求めて転職を希望する不破さん

唯阿に最近、色々と言われて自信を喪失していた不破さんは自分の天職とは一体何なのか悩んでしまいます。

或人達のアドバイスを受け、過去のヒューマギアが就いていた職業を元にハローワークの係員さんのように、不破さんに合った職業を教えようとしますがどれもピンときません。

主観的に自分自身の天職を探そうと思ってもなかなか一致するのが見つけることはとても難しいことです。

そういう時は過去の自分の行動を見つめなおしたり、自分の得意なこと、やってみたいこと、自分の過去に取得した資格などに合った職業と求人情報などを照らし合わせてみたり、その手のプロや知り合いに相談してみるなどもおすすめかもしれません。ですからあながち、不破さんのこの時の行動は間違ったものではなかったのです。

3.不破さんメインの総集編の夢オチであったフラグを整理する

或人たちにアドバイスされていくうちに不破さんはある出来事がきっかけになってシューティングスペシャル、前回、そして、今回の一連の出来事がすべて自分が見ていた悪夢であったことに気付きます。

不破さんの天職、それは「仮面ライダー」であり、仮面ライダーに変身して人々と心優しいヒューマギアを守り、或人やイズたちの夢を手助けしていく。それこそが彼の本当の夢であることに気付きます。

しかし、一連のエピソード、振り返ってみても「夢オチ」にしなければ疑問な点が多く、「夢オチ」とわかったその時、すべての不自然さに対する疑問が氷結していきました。

そこでどこら辺が夢オチのフラグであったか整理していきたいと思います。

・唯阿に蒸し返され続ける不破さんのトラウマや短所

まず第1の疑問点が前回から続いている唯阿に対する不破さんへの風当たりの強さでした。ここは従来のテレビシリーズや冬の映画などでも同様でしたが唯阿は時より不破さんに対してあまりにも態度が厳しい描写がありますがシューティングスペシャル、前回、そして、今回はあまりにもその描写が通常よりも多すぎました。

しかし、そのことが逆に今回の出来事が「夢オチ」になっているということをより印象付ける結果となったのです。

人は眠っている時、無意識に現実で起きた心のひっかかりや嫌なことや失敗が要因となり、悪夢を見ることもたまにあるというのが心理学的にも証明されていて不破さんがテレビシリーズで唯阿とのやり取りで起きた心のひっかかりや不満点が悪夢になってリフレインしたと判断することができます。

・名シーンに挿入される不破さんの絵

今回の中盤ぐらいで漫画家に関する紹介シーンで不破さんの絵心を試すようなシーンが数か所ありました。その中でゼロワンの名シーンの一つであるお仕事五番勝負の最終戦の演説対決の名シーンの一部が不破さんの絵とすり替わるという不可思議な演出が施されていたのです。

ここからすでに前回と今回の出来事が不破さんの見ていた悪夢であることも判断できます。

時に夢は現実の出来事がフラッシュバックされ、更に一部誇張されたり、時には改変されて見ることもあり、ここら辺も不破さんの見ていた悪夢である判断材料となります。

・悪夢は決して悪いことの暗示ばかりではない

最後になりますが悪夢を見ることは一概に悪いことではなく、こちらも心理学的に問題解決の糸口になっていることもあるそうです。

ですから今回の悪夢がきっかけで不破さんは自分の本当の夢に気付くというオチが成立するのです。

悪夢に関するメカニズムの引用記事:ヒトはなぜ悪夢を見るのか?

4.最後に

次回からついに仮面ライダーゼロワンも完全新作の放送が再開されます。先日、情報解禁になった仮面ライダーアークゼロの誕生に纏わる物語を中心に展開されていくようです。

更にそのカギを握るのがイズ役の鶴嶋乃愛さんが二役に挑戦したアズの存在です。アズはアークゼロの使者で悪の女性幹部です。

ということで次回は歴代の仮面ライダーシリーズの女性幹部の活躍を振り返りながらエピソードの感想と考察を進めていきたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。