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#57 新社会人に必要な考え方が身につく最強の1冊

入社1年目の教科書

今回はこちらの本をアウトプットしていきます。

背景

新社会人になる前に「読むべき本」として会社から指定されたのがこの本。新社会人に必要な知識、心構えを知り、覚悟を持って社会人になりたい。

気になったポイント

3つの原則
①頼まれたことは必ずやりきる
周囲から信頼に足る人物と評価されれば、次の仕事が回ってきます。
→優先度の把握が重要だと感じました。ただ最初はなにが重要かわからないものなので上司やお客様と相談しながら見極める。

②50点で構わないから早く出せ

自分ができる最低限の範囲でやりきったら、できるだけ早く見てもらったほうがプラスである。
方向転換は早いほうが良い。
経験を可能な限り短いサイクルで回し、自分の中に多くの経験値のストックを増やせるか。
→自分ひとりでコントロールできない仕事(誰かの意思決定が必要、アポ)は素早く行い、上司やお客様に素早く壁打ち。

③つまらない仕事はない
単調でも面白くする方法がある。
見方を変えることで全く違う仕事に変わる。
仕事のスピードが上がると、チャンスが次々にくる。
→すべて自分の考え方次第である。自分のモチベーションのコントロール方法を理解し、目の前の仕事を結びつける。
例えば、「この仕事終わったら飲み会!」「この仕事やったら上司が喜ぶ」「この仕事やったらうちの会社は成長するな」など。

社会人として当たり前のことをやれる人間か?
・遅刻厳禁
信頼できるかどうか判断される
・メールは24時間以内に返信せよ
途中報告でもOK。
自ら期限を設定することで次のステップに進むスピードが上がる。
忙しい人向けに内容は簡潔に。

「仕事」のスタンス
・仕事の「締め切り日」と「目的」を必ず聞くべし
「目的」がわかれば、些細な気遣い、付加価値ができ、モチベ上がる。
・メモは必須
合意したことをまとめ、書き出し、確認する。
上司の要求を過不足なく理解する。
曖昧さを回避するために、確認をとる。
・質問はメモを見せながら
質問前に必ず自分で調べる。
その結果や自分の仮説をメモする。
メモを見せながら質問することで、質問される側は状況を理解しやすい、事前に調べていることがわかる。
・仕事は復習がすべて
仕事中にとったメモを読み返し、整理する。
新たに気がついたことがあれば、さらに書き足す。
覚えたこと、学んだことを自分のスキルとして定着させる。
・仕事は総力戦
「詳しい人を知っている人」に聞くのが一番効率良い。
・目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
自分の仕事を会社の全体と結びつけて取り組む
すでに全体像を見ている人と話し合う
・ミスしたら再発防止の仕組みを考える
同じミスを起こさないように、仕事のやり方を変える


「会議」について
・議事録は時系列で書くな人の話は論点を整理しながら聞け。

課題やメッセージを的確に読み取れ。
・新人でも必ず発言せよ
新人の付加価値とは
①新鮮な目線=思い込みのない素直な目線。
②現場の感覚を伝えること=情報や生の声を足でかせぐ
・仕事は根回し
会議で結論を出すまでをすべてやるのは無理がある
①情報共有
②論点の頭出し
③論点に対する出席者の考え醸成
④議論
⑤結論出し
④⑤に特化するべき。そのために①②③を会議前に終わらせ、フィードバックをもらう。
根回し=「基本的なことの合意形成」「対処可能な反論をつぶす」

キャリア観について
「自分にしかできない仕事をやること」
自分の介在価値を出すために仕事にスパイスを入れるべき。
オンリーワンであることを目指す。
「残す」
スキルも経験も記録に残さなければ忘れ去られてしまう。
自分の子どもにどういう生き方を語り継ぐか、人生をどう生きてほしいか。それを体現するのが仕事である。


情報収集について
・情報は原典に当たれ
情報には常に表裏両面がある。
情報収集能力を上げるには…
→参考文献を芋づる式に掘り起こす(原典にたどりつく)
→先入観を取り去りフットワークを軽くして情報を取りに行く(ときには競合他社、上司の知り合いなど)
・本を速読するな
本に書かれていることすべてを学ぼうとしなくて構わない
一冊をじっくり読みその中から大きな学び一つ得られれば良い
・ファイリングしない。ブクマもしない。
どこにあるかわかっている情報は、収集する必要はない。
ファイリングを目的にしない、使わなければ意味がない。
使える情報だと思った部分をノートに書き写す。
アウトプットを想定して、自分の言葉で書き写す。
残すべき情報を選択する力をつける。

上司について
・相手への敬意を払いながら、その上で意見を述べる
「素人質問かもしれませんが」「もしかしたら役に立つかもしれないので」
若さ故に挑戦できる特権がある。
・相手との距離感を誤るな
仲良くなっても距離感は少し遠目にしておいたほうが無難かもしれません
社会人の礼儀として
・感動は、ためらわずに伝える
勉強になった部分、感動した部分、初めて知ったことを具体的に伝える
・上司にも心を込めてフィードバックせよ
「間違っているかもしれませんが、気づいたことを言ってもよろしいでしょうか」
うやむやにせずに指摘する人のほうが信頼される


お金について
・何はともあれ貯蓄せよ
貯蓄すると投資という発想をもつようになる
・小さな出費は年額に換算してみる
小さな出費は財政を圧迫はしないが、一年単位になると膨大になる…
そのお金があればなにができる?

まとめ

入社まで1週間を切りました。
こちらの本は入社の準備にとても最適でした。
具体的に実践してみたいことがいくつも頭に浮かびましたし、何よりモチベーションが上がりました。

自分は優秀な人の話を聞いてモチベーションが上がることが多いので、社会人になってから積極的に話を聞きに行きたいと思いました。

あとはその聞いた話や読んだ本の内容をいかに自分ごとにして考えられるかだと思います。

ということで、今回読んだ本の内容を自分ごとにしていきます。

この本を読んで、自分の経験に当てはめると、仕事をすすめるうえでのスピード感が課題だと思いました。
自分でとりあえずやってみる部分は大丈夫だと思います。
ただ自分でやることに固執しすぎずに周りを頼ることが課題だと思います。

ということで、上司へ頼る際には「距離感に気をつける」「自分で調べたことをメモで見せながら質問する」を実践していきたいと思います。

実際に上司と仕事をするのは研修後になりますが、研修中は教えてくれる先生?を上司と見立てて実践していきます。

研修の感想アウトプットもnoteでしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

SezakiN