偉い人に大学の悪いとこチクるっていう最高な会議に参加させられたんだけど、なんか思ってたんと違った。
あ、こんにちは。成績優秀者です。
この度ね、成績優秀者ということで、とある会議に、学部の代表として呼ばれて、いろいろ話をしてきましたよ。
この会議ってのが、「認証評価」ってやつで、この目的が、
1.大学の教育研究活動等の質を保証すること
2.大学それぞれの目的を踏まえて教育研究活動等の質の向上及び改善を促進し、個性を伸長する。
3.大学の教育研究活動等の状況について、社会の理解と支持が得られるように支援すること。
(大学機関別認証評価 実施大綱より引用)
とまぁ、こんな感じですわ。
簡単に言うと、「学生が勉強するうえで、不平不満があったら遠慮なく言ってや~」って感じの会議?面談?みたいなイメージです。
これになぜか選ばれてしまったんです。
というのも、僕の学部からは、「3年生、男性、一般入試、GPA上位者」を選出してほしいという依頼が来たらしく、その中の代表という扱いらしい。
まぁそのへんはどうでもいい。どちらにせよ、光栄だ。
その依頼が僕のところにきたのが先々月ぐらいで、今日、その本番があったという形なわけです、、、
当日、指定された場所につくと、当然見たことない人ばっかりで、しかもかなり厳かな雰囲気。全員分のネームプレートが用意されていて、その席に各自座る。
自分のを探すと、なんと一番前の一番左の席。
あ、これは嫌な予感がする、、、
正直、一番前の端なんか嫌な予感しかしないでしょ??
面談形式はオンラインで、学生が座っている机の正面に大きなモニターがあって、そこに評価する人たちが映る。そこに向かってマイクを通して話すという感じ。
全員が集まると早速、認証評価がはじまりました。
画面がオンになり、面談担当者の自己紹介が終わるとすぐに、面談の司会者の男性が、次は僕ら学生に自己紹介(学部、学年、名前、趣味or特技)をするように指示しました。するとその男性は、
では~、一番端に座ってる加藤さん(自分、完全仮称)から~
ほーら、言わんこっちゃない。
もう、端っこ嫌だよ~~~~~~~ん!!!!
そんな駄々をこねる暇などない。
そんで、いつもは変なことを言ってやろうとか企むけど、今回は真面目な回だし、ちゃんとしないとな~と思って、至って普通に、
はい、〇〇学部、〇年の、〇〇です。趣味は文章を書くことです。
ほーら!普通だろ!!
そう思ってたら、なんか3つぐらい隣の人が基本情報を言った後に、
今日、声が枯れてるのは、この前のバレーの試合で叫びすぎたせいです。本日の面談に支障が出ないようにはします!
とか言って、ややウケしていた。
そしたら、そのしばらく後に答えた社会人の人も、
趣味はそうですね~~、今は、、うーん、、勘弁してください(笑)
とか言って、ややウケしていた。
気に入らないねぇ。
ひじょーーーに気に入らない。
俺だってウケたいぞ???
うーん、どうしたものか、、、
普通に真面目な場かと思いきや、意外とユルいのか???
ここから先は正直、どのへんでややボケようか、密林のトラのごとく、サバンナのチーターのごとく、そのタイミングを狙っていた。
その後すぐに自己紹介が一周して、次は全員が入学動機を答えることになった。
よーーーーーーーーーーーし!!!!!!!!ここや!!!!!!!!!!!!
ここなら、若干ボケれるな、、、
そう思った僕は、さっきと同じように一番目に指定されるやいなや自分語りをはじめた。以下、要約。
えーっと。僕は高校の時から、勉強がすごく嫌いだったんですが、英語だけはずっと得意だったので、英語の外部試験と推薦入試で国際系の学部がある大学に行きたいな、と思いました。そこで僕は、自分の学力じゃ絶対に行けないようなかなり上位の大学の推薦を受けたんですが、結局落ちてしまって、そのあとに受けた東京の私大にもほとんど全部落ちました。その後、自分の学力で行ける大学を探し、この大学の学部を見つけ、受験することを決めました。
よーし。伝家の宝刀、自虐ネタだよ、、、どうだ!!!
こいつふざけてるみたいにならない程度に、マイルドに挟み込んでやったぜ、、どうだどうだ!!!
「はい、では次の方どうぞー。」
ねぇ~~~違うじゃ~~~ん!!!!!
さっきまで、そういう余計な事言っても許されるような環境だったじゃ~~~ん!!!
自己紹介は別にふざけてもよかったからか???
こっちが、本題だからか???
いやまぁ、そうだよな、、、
あー反省反省。
そしたら、自分の後の人たちは、
えー、高校時代からこの大学のゼミを何度も見学していました。その時に出会った教授が、なんたらかんたらバイオテクノロジーの研究をしていたのを見て、その有用性に感銘を受けました。ほかにも~、、
高校時代、祖父の事業を手助けしたいという夢を持ちました。そのためには、専門的な知識が必要になることを知り、大学教育への強い興味を持ちました。この大学の研究対象が当時の私には非常に興味深く~、、
私は地元で企業を経営しているのですが、今後も事業発展を続けていきたいので、会社の企業体制の基盤を整えるべく、経済のいろはを一から学ぶために~、、
ねぇ~~みんな~~すごすぎるよ (;_;)
さっきまで、なごやかだったじゃん (;_;)
どうしたの (;_;)
これ、絶対俺が呼ばれるべき場所じゃないよな???
てか、これって超有名企業の面接かなんかか?
ん?SONYか?Googleか??
マジでなんで俺が選ばれたんすかね^ω^)
なんかやらかしたみたいになってる自分はなんとか次の設問で挽回したかった。すると、次は、「大学の良い所、悪い所を教えてください」っていう質問が飛んできた。しかも、任意。
「では、意見がある方は代表して、手を挙げてくださいね」
これは答えたい、、、
でも変なことは言えないしな、、、
ちゃんと答え用意してからにしないと、、、
うーん、、、
てかなんか鼻がかゆい、、、
あ、加藤さん、どうぞ!!!
え?
あ、まずい。
鼻をかいただけなのに、手を挙げてる認定される、っていう、あまりにも古典的なギャグを偶然生み出してしまった。
まだ話すこと何も決めてない、、、
しょうがない!と思い、思いついた順から挙げることにした。
今の自分は、やりたいことが勉強できています。映画のことが勉強したかったので、それをさせてもらえていることはすごく幸せです。あと、映画のほかにも舞台芸術など、今まで自分が触れてこなかったものについても学ぶことができているのも良い機会に恵まれたと感じています。
しかし、オンライン授業になってから少し授業の質が落ちているんじゃないかと感じます。YouTubeの動画を見せるだけだったり、去年の教材を使いまわしているなどの状況が見られます。これらは改善してほしいです。
「はい、では次の方どうぞー。」
よーし、よーし、乗り切ったぜ。
なかなかいい意見を言ったんじゃないか?
正直、オンライン授業が原因で課題がいつもより増えたりして困ってはいたから、この指摘はいろんな人を助けるだろうな、、
そんなことを思って、ぐふぐふしていると、後ろの人が、
私は薬学部に通っているのですが、連日の研究をなかなか終わらせてもらえず、ほとんど毎日21時過ぎ、特に遅い人は、23時になっても帰らせてもらえない人もいます。これが原因で健康にまで害が及んでいる人もいます。友人がそうです。
あと、ゼミの倍率が本当に高いです。希望のゼミに入ることができない人が本当に多いですゼミの選出基準は、これまでのすべての成績なのですが、先ほど言ったように研究があまりにも忙しく、授業で良い成績を取り続けることがとても難しいです。もっとゼミの人数を増やすなどの対策をお願いしたいです。長々と失礼いたしました。
その後も、
私は歯学部に通っているのですが、国家試験の対策が不十分です。外部の専門学校に通わないと合格できるかも怪しいくらいです。しかし、大学の学費に加えて、それの授業料を払うことは現実的に厳しいです。国家試験対策の授業をもっと増やしてほしいです。
あ、みんな予想以上に大変だ、、、
俺なんかがオンライン授業の文句言ってすみません、、、(涙)
別にあえて言うほどひどくないんです、、
俺なんか、平日5日のうち4日は、13時まで家でゴロゴロしててもいいし、基本的には毎日18時までには家に帰れちゃうし、
国家試験もないから、毎日、課題を無難に終わらせて、ぐうたらしてます、、、ほんとすいません、、、
誰か、誰か、、
僕を追い出してください、、、
特に何も悪いことしてないのに、なぜか心がズタズタになってしまった。
みんな、がんばろうな、、、
いろいろ辛いけどさ、、、
また明日。
小金持ちの皆さん!恵んで恵んで!