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ともに過ごすメンバーを、入社前から知っている安心感

こんにちは、セブンリッチグループのnoteチームです。

「自分が誰と働くのか、入社するまでわからない」。少し前まで、中途入社は”そういうもの”だと思われてきました。しかし近年では、入社前のミートアップやSNSでの交流などを通して、なんとなくメンバーのことを知ってから入社するというスタイルも一般的になりつつあります。

わたしたちセブンリッチグループは、創業時から一貫して、入社前に一緒に働く人のことを知ってもらうことを大切にしてきました。そして、今回取材した藤岡 佳洋(ふじおか よしひろ)は、入社前にメンバー全員の顔と名前が一致していたという経験を持つメンバーのひとりです。

今回のnoteでは、彼がなぜセブンリッチグループへの入社を決意し、今も意欲的に働き続けているのか、その理由を聞きました。

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【藤岡 佳洋(ふじおか よしひろ)】
高校の商業科に在学中、簿記に魅力を感じ、卒業後は会計事務所へ就職。 その後は事業会社の経理、会計事務所を経て2018年よりSRAでのキャリアをスタート。入社4年目を迎えた現在は、チームリーダーとしてひとつのチームを任されている。

はじめて会った社長からの言葉は「いつから来られるの?」だった

――高校卒業後すぐに会計事務所へ就職された藤岡さんですが、会計の仕事は幼いころからの夢だったのですか?

いえ、実はそんなことはなくて。商業高校で簿記の資格を取り、その知識を活かせる仕事が何かと考え浮かんだのが会計事務所でした。といっても、地元で会計事務所を目指そうと思うとそんなに選択肢は多くなく……。たった1社の会計事務所の求人に応募して、運よく滑り込めたのがスタートでした。

――キャリアのスタートは、地元の会計事務所だったのですね。その後はどのようなキャリアを?

はじめに入社した会計事務所で7年ほど働いたのち、ステップアップのために東京の事業会社で経理を担当しました。その後再び会計事務所で働き、5年ほど働いたころにSRAと出会いました。

――SRAに転職活動をしていたころのことは覚えていますか?

もちろんです。というのも、「ちょっと話を聞いてみようかな」って軽い気持ちで面接に行ったんですけど、一次面接でいきなり社長の服部が出て来たんですよね。

――初回の面接で社長に?

そうそう(笑)。初回の「カジュアル面談」って、人事の人が出てくるのが一般的じゃないですか。それなのに、会社のトップが初回から僕に会うために時間を作ってくれた。しかもいきなり「いつから来られるの?」みたいな感じだったんですよ。

――それは衝撃的な出会いですね。

僕の場合、SRAが4社目になるので、転職の回数や経緯に関して何か思われるかな、と不安も感じていました。ですが、服部も人事の担当者も、自分の経歴よりも将来的なことを見てくれている感じがしたんです。

――「将来的なこと」とは、具体的にどのようなことですか?

面接って、多くの場合「過去にどんな経験をしてきたか」とか「どんなスキルを積んできたか」というところに注目されるじゃないですか。もちろんそれらについて全く聞かれないわけではないのですが、SRAでは「5年後、10年後にどうなっていたい?」といった未来の話が多かった。そういう意味でも、とても印象的な面接でした。

ともに働くメンバーの顔と名前が一致する、SRAらしい採用方法

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――その後の面接はどのように進んでいったのですか?

一次面接ですでに社長の服部と話をして、ほとんど入社の合意も取れていたような感じではあったのですが、その後も複数回話す機会を設けてくれました。

ちょうどセブンリッチグループの飲食店である「パンとエスプレッソと」の自由が丘店が開業するタイミングだったので、プレオープンに呼んでもらったり、グループ全体のバーベキューに誘ってくれたり。入社前からほとんどのメンバーの顔と名前が一致していました。

――入社前にその状態になれることって、なかなかないのでは……?

今考えると本当にすごいことですよね。オフィスの外、本来の業務から離れたところでメンバーと話す。そうすることで、一緒に働くことになるメンバーとたくさん話ができて人柄を知れましたし、仕事の内容や人間関係についても具体的なイメージが湧きました。

「ここまでしっかりと人を見てくれているんだな」と感じられたことで、自分も「この人たちのことをもっと知りたい」と踏み込んでいけたのかなと思っています。

――藤岡さんにとって、何がSRAへの入社の決め手だったのでしょうか。

もともと転職のきっかけになったのが人間関係だったので、新しい職場の人間関係に対してもやっぱり不安はあって……。だから、入社前にそのギャップを埋められたことは自分にとって大きかったですね。

自分が入社した後も、比較的すぐに面接の場に入らせてもらうようになりました。スキルや経験だけではなく「一緒に働く相手がどんな人か」を知ることは、求職者にとっても、採用する企業にとっても大切なこと。人事やマネージャーだけでなく、一緒に働くメンバーが面接に携わるのも、SRAらしい採用の方法だなと思っています。

「自分にもできる」が積み重なっていく環境

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――藤岡さんは現在、SRAでどのような業務を担当されているのですか?

これまでの仕事と変わらず、会計業務を担当しています。「会計事務所」という大枠は変わらないので、これまでの経験は活きていますね。

――では、これまでの仕事と違うところは?

個人としての違いは、自分が手がを動かす会計業務だけでなく、メンターや各プロジェクトの管理メンバーとして仕事に携わるようになったことです。

会社としての違いは、クライアントにベンチャー企業が多いこと。ベンチャー企業は、資金調達に成功したり、資本金が大きくなったり、突然事業が成功したりと、短いスパンで会社の状況が変化していきます。ひとくちに「会計業務」といっても、クライアントとなる会社のフェーズによって多様な視点があるということを知りました。

――たしかに、地方の会計事務所とスタートアップをメインに支援する東京の会計事務所とでは、大きく異なる部分もありそうですね。

そうですね。大変な部分もありますが、喜びも大きいです。たとえば、あるクライアントとは、立ち上げの時期から事業計画を一緒に作って、最終的に会社の売却にも関わりました。起業家にとって、売却は大きなゴールのひとつ。スタートからゴールまでともに歩んでいけるというのは、スタートアップを中心に支援するSRAならではだと感じています。

――そのほかに、藤岡さんにとってのモチベーションはありますか?

「やりたい」という想いが実現するのを、間近で見られることですね。

――「やりたい」という想い?

セブンリッチグループには、ウェルネス事業とか、飲食事業とか、幅広い事業が存在しています。それは、グループ内のメンバーが「やりたい!」と声を挙げて、形にしていっているから。メンバーのそういう姿を間近で見ていると、自分にもできるかもしれない、と思えるんです。

――藤岡さんにも、何かやりたいことがあるんですか?

ペット事業ですね。実は入社前に服部にも話をしていて、そのときは「え?やったらいいじゃん」って(笑)。何年後にどのような形にしたい、という具体的なところまでは見えていませんが、「ペット事業がやりたい」と口にすることで、周りのメンバーにも少しずつ「藤岡さんはペットの人」と認識されていてきます。

先日、ペット関連の事業をしているクライアントから会計業務の依頼が来たときも、「ペットなら藤岡さんでしょ」って僕の担当になりました。そんな風に、言葉にすることで少しずつ環境を変えていけるのは、大きなモチベーションにもなっています。

――最後に、転職を視野に入れている方へのメッセージをお願いします。

SRAに来てベンチャー企業の会計業務に携わるようになってからたくさんの「初めて」に遭遇しましたが、自分で調べて、経験のあるメンバーにも相談して、ひとつずつクリアしてきました。SRAにはそんな風に、「自分にもできる」を積み重ねていける環境があります。

「現状維持でいいや」ではなく、明確に「ここにいたい」と思える。それが、僕がSRAにい続ける理由です。

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