その技術はツールに依存していないか?という問い
ここ数日ネット・・というか制作業界を騒がせているのがAdobeXDです。
AdobeXDとはプロトタイピングツールで、ウェブサイトやアプリの事前設計などを行う上で使われているツールです。そいつが製品一覧から消えたということで大騒ぎになりました。
昨日だけでさまざまなツイートがされていますが、「いきなり」な感じがこの大騒ぎを引き起こしたのは間違い無いですね。
※なお、この一覧から消えたということの真意はわかっていません。消えた、消えていたという事実だけの話です。
・・でこういう記事を読んだときに、シンプルに「なんだAdobe!」とか「うわぁ、Figma覚えないと」みたいな気持ちになるのもわかりますが、ふと我に帰ったときに思うことがあります。
ツールに依存した技術はツールが変わると使えない
ということです。もちろん部分的には使えることはあるでしょうが、結局は依存度の問題です。
「所詮ツール」という言葉がありますが、使い続けているうちに「依存」になってしまっていませんか?とたまに自分に問うべきじゃないかと思います。
仮に今XDに依存してしまっていた人は、今後おそらく来るであろうFigma移行時期に一旦は悩むのでしょうが、いずれFigmaになれます。慣れるであればいいですが、依存してはまた同じことの繰り返しになると思います。
このツイートの感覚ってすごく重要じゃないかと思うんですね。
個人的な意見ですが、XDは少し依存という意味では強かった気がします。便利であったからこその浸透具合と自然に生活への溶け込み・・・。僕の周りではプロトタイプツールとしてではなく、企画書の作成すらXDで作っていた様子。※ちなみに僕はパワポ派で、「えー?まだパワポ?」と言われてる笑
もし、今回の様相が大騒ぎになっているように、さらに大騒ぎになってしまう事態になっていくとなれば、影響はデカそうです。
ツール依存というのはこういうことがおきます。技術をつけるのであれば、ツールに依存しない部分の技術をしっかりと土台として抱えておいて、そこにツールを乗せていかないと、「もう一度学ぶコスト」がどんどん高くなります。
自分が持っている技術、追っている技術はどういう類のものか、
いいタイミングだと思うので、見直してみてはいかがでしょうか?
あ、僕も今週はその見直しをする時期になりそうです。
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