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Web記事における順番という概念について

時間軸というもののあり方が、Webコンテンツにおいてはなかなか難しいよなと思うことが多々あります。例えばこのnoteでもそうですが、

決して最新記事がその日に一番みられるものではない

のです。これは情報を発信してる側からすれば、非常に課題というか考え方が難しいものだと思います。また同じく順番通りに読まれないというのもあるように思います。1ページの中で完結されるコンテンツであれば順番通りに読まれるというのはあるでしょうが、仮に長すぎる場合ページをわけるという形で読み手のストレスを軽減させようとします。しかし、このページを分けるという行為が、順番というものをないものにしてしまうということにも繋がります。

これがフィジカルな(リアルな)書籍である場合、順番というものは物理的に存在しますし、体として「始めから」というものが認識しやすいものだと思います。書籍には順番が自然と生まれているのですが、Webとなると自然には生まれません。

仮に人工的に産んでみました。以前実験として3部作として設定し「」「」「」としてリリースしたのですが、ここ数ヶ月、「中」が人気なのです。仮に順番を意識されるのであれば、アクセスが集中するのは「上」であると想像しますが、この記事の場合、「中」です。わからなくしてるのではなく、きちんとタイトルに「上」「中」「下」と記載しているにも関わらず、「中」が多いというのは正しくインターネット的であると考えます。

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インターネットで記事をあげるとなると、結局すべての記事がトップページの役割をするといっても過言ではありません。まぁこれをランディングページというのでしょうが。。。また冒頭述べたように最新というのも正直当てにならない要素です。

事実、僕の場合ですが、noteは結局タイムラインの要素が強いと感じていました。ユーザーはnoteを見るときに結局サービストップを見るのであれば、新しいものから上位になるという見解です。いうなれば、twitterの長いバージョンというような位置にnoteをおいていました。もちろん新しい方がアクセスが多いというのもありますが、一概にそうではないようです。結局は内容ということになります。しかしここで課題になるのが、ではその内容にどうやって気付いてもらうかです。これも結局は影響力になってしまうのだというのが今の僕のひとつの結論です。気付いてもらうには、あやかるというのも一つの方法だと思っています。

少し話がそれました。

順番で見せるべきコンテンツには技術的な要素も含めてその表現方法があります。結局IA(情報アーキテクチャ)につながってしまうのですが、どのようにコンテンツを分類し役目を与えるかというのが重要だとつくづく感じ、ある程度の見極めをしなければ、結局堂々巡りを起こし何もできないのだなと自戒を込めて書いてみました。



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