見出し画像

界王拳と元気玉から学ぶ仕事術(中)

前回は界王拳について書きました。今回は元気玉をモチーフに書いてみます。

元気玉とは

両手を上げ、自然からエネルギーを少しずつ集めて球体を作り、それを投げつける技。

と書いてあります。みなさんみたことはあるでしょう。両手を上にあげて、あらゆる周りから気を集めてひとつのエネルギーの塊を作りそれを放つと言うやつです。漫画では、3回使われていますね。ベジータとの戦い、フリーザトの戦い、ブウとの戦い。それぞれで元気玉は使われています。

ここで注目しておきたいのが、以下の点です。

・出来上がるには時間がかかる
・とてつもないパワーがある
・作る本人が元気でなくても作れる

仕事で元気玉

さて、強引にビジネスというか仕事に結びつけましょう。元気玉とは組織力そのものです。前回示した界王拳は個人の力そのもの。個人の裁量によって強くもなれば、副作用も出ます。対して、元気玉はみんなの力がないとだめです。しかも、元気玉を作るときにこう言います。

「オラに元気を分けてくれ」

謙虚にならないとならないということです。元気玉を作って大きな敵を倒すためには、リーダーとしての自分をきちんと謙虚に振る舞い、周りの力に助けられているという認識のもとじっくりとした時間をかけて大技に持ち込むのです。

元気玉は界王拳と違って、本人にダメージが多くあってもみんなの力があれば放つことができる技です。つまり、自分自身に力が足らずとも組織の力で大きな力を出すことができるというものを表しています。

そして放つ時には、「きた!」という感覚を元気玉を作っている本人が感じることができない限り「まだだ」ということで放たないというのもポイントです。ここぞという時に、組織力を発揮するということでしょう。

元気玉に組織論を見る

仮に元気玉を作る人がリーダーだとします。その人が周りの力を借りて大きな力を生み出したい時に、焦ることなく、時を待ち、たとえ自分が攻撃の対象になろうとも無防備に両手をあげてパワーを集めていく、そしてここぞ!というときにそれを放つ。

強引だとは自分でも思っていますが、元気玉は組織論のように思えてきました。

さて、次回最終章は、界王拳と元気玉をうまく使い分けられるようになろうという内容を書いてみますね。



もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!