言葉の空中戦には限界がある
ちゃんと会話をすることはコミュニケーションにおいて欠かすことはできません。そこを面倒にとらえていては、ボタンのかけ違いは大きくなるばかりです。議論ともなるとそれは余計にそうです。
議論を避けることは簡単ですが、避けることで思わぬことになっていくこともしばしばです。挙げ句の果てには、勝手に諦めてしまう・・みたいなことも。まぁ諦めた先には誰かがその皺寄せをくらうといういい仕組みになっているのが世の中です。
たとえ議論をしたとしても、言葉のやり取りで解決することもあるでしょうが、それはあくまで前提が揃っているから言えることです。
前提が揃っていない議論での言葉のやりとりは、進んでいるようで停滞してることが多いのです。厄介なのは進んでいるように見えたり、感じたりすることです。
僕は情報設計(インフォーメーションアーキテクチャ)を自分の仕事としてやっているつもりですので、どこか俯瞰して議論を見ていることがあります。その際に、あれ?ズレてる・・と思うと、言葉で調整しようとするのですが、それがその・・・言葉では調整が効かないことも多々あるわけです。
言葉だけの空中戦には限界があるというのはそういうことです。
その時にどうするか・・・。もう書くしかないのです。いわば陸での戦いです。別に戦っているわけではないので、表現がよくないのですが、空中戦と比べるために陸での戦いとします。
陸に上がれば状況が見えるので、修正もしやすいわけです。つまり、書くことで状況がわかるのです。書くことでお互いが同じものをみて「前提」を揃えることができるわけです。
この書くことを逃げてはいけません。ホワイトボードがあればなおよしですが、紙でもいい。お互いが同じものをみるという前提を作ってしまうことが本当に建設的な議論としては必要です。
建設的な議論をするためには、正しく土台が必要です。
それは言葉の空中戦ではできないことです。
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